マンションに引越しをする方、特に中古マンションに引越しをする方が一度は考えるのがマンションのリフォームではないでしょうか。

一戸建てと比較して、マンションの方が耐久年数が長いため、中古マンションを購入して、リフォームする方法は、比較的安く、理想の住宅をえやすい手段といえるでしょう。

リフォーム業者に見積もり依頼を出す前に、リフォームの現状について確認してみましょう。

水周りのリフォーム

中古マンションに限らず、中古住宅を購入した場合に、どうしても気になるのが水周りです。

 キッチン
 トイレ
 浴室

この3台水場は生活していれば毎日使用するため、建築年数に見合った汚れ方や劣化がしています。自分がそこに住んで、長年かかってついてしまった汚れならそんなに気にならないものですが、他人がつけた汚れは気になってしまうものです。

キッチンのリフォーム

キッチンのリフォーム

ファミリー層のリフォームの中で、リフォームの要望があるのがキッチンです。古いキッチン(というより台所)はそれなりに汚れている、というのもありますが、

最近のキッチンは白を基調としてオープンキッチンで広々としていたり、作業スペース、収納、などどれをとっても新しいキッチンの魅力は大きいですね。

マンションだと太陽光発電をあとからつけることは出来ませんが、IHクッキングヒーターなどオール電化で流行った家電を希望する方も多いです。

トイレのリフォーム

水回りのリフォーム

今の時代はトイレはただ単に用を足すだけの「便所」としての役割ではなく、「リラックススペース」として活用したい! と考える方が増えてきているようです。

これに伴って、トイレ自体を広くしたい! といった希望もあるようですが、通常、間取りを変更して、スペースを拡大することは難しいので、タンクレストイレを使って、スペースを確保する方法が人気です。

バスルームのリフォーム

日本人はお風呂が好き! というのは、日本全国の温泉旅館の数を見れば一目瞭然だと思いますが、自宅の浴室でも体を伸ばしてゆっくりとバスタイムを楽しみたい♪ と言う方も増えているようです。(噂によると、入浴剤も売れているようです)

バスルームもトイレ同様にスペースを拡大することは難しいのですが、同じスペースであっても最新式のシステムバスを入れると、バスタブをサイズアップできる可能性もあるようです。

リビングルームのリフォーム

マンションのリフォーム

次にリフォームしたくなるのはリビングルームだとい思います。リビングルームは家族が集まってくつろぐ家族のためのスペースです。

それだけに、自分たちの理想のリビングルームにしたい! とリフォームを希望する方が増えています。

リビングルーム改造のポイントは、「明るさ」「清潔さ」「広さ」といった基本要素に加え、床(フォローリング)の色や素材、壁紙の色や種類、照明(蛍光灯からLED、間接照明など)といった自分のイメージする雰囲気を作り出したいという希望を中心にリフォーム内容が決定されます。

最近では、収納家具、吊戸棚、壁面収納といった収納スペースを重視する方も多く、センスの良いリフォーム業者を選ぶことが大切な要素となっています。

思い切ってスケルトンリフォーム

リビングルームのリフォームなどをする時、広さを確保するために壁や間仕切りを撤去したい! といったリクエストを積み重ねていくと、最終的にはスケルトンリフォームにたどり着きます。

スケルトンリフォームとは、マンションの構造体以外の部分を全部取っ払ってリフォームする方法です。最大のメリットは、間取りを自由に変更できるので、自分の理想に合わせて間取りを位置から組み立てることができます。

外壁は古い中古のマンションでも玄関を一歩入るとそこは別世界! といったマンションはスケルトンリフォームをやっていることが多いです。

マンションのリフォームはどこまで出来るの?

スケルトンリフォームの話しが出ると、マンションのリフォームでは何でも出来てしまいそうですが、実は、「区分所有法」というい法律があります。そして、各マンションでは「管理規約」「使用細則」が作成されていて、様々なことが決められています。

マンションを購入する際、個人リフォームできるのは各戸の専有部分に限定されます。専有部分とは、壁、床、天井、サッシの内側部分です。玄関ドア、サッシ、ベランダ、パイプスペースは共有部分なので勝手にリフォームすることは出来ません。

リフォームは規約や構造によって制限される内容があるため、しっかりと調査をしておく必要があります。また、管理組合への申請が必要な場合もありますので、このあたりもしっかりと確認しておきましょう。

業者の選定は?

もし、大掛かりなリフォームをするなら、そこに引越しをする前にやっておく必要があります。大掛かりなリフォームには、それなりに費用や期間がかかりますが、これから自分が住む場所のリフォームですから、できるだけ自分の希望は盛り込めるようにするといいですね。

大切なのは業者の選定ですが、ここが一番大変です。
以下で確認しておきましょう!

リフォーム業者選びのポイント!