パソコン内部

引越し時のパソコンの扱いについて、考えてみると、

引越し業者は、荷物の運搬のプロではありますが、パソコンなどの精密機器の扱いに関してはプロではあるかは疑問です。

それならば、自分でパソコンを梱包、運搬すれば良いのですが、

小型のノートパソコンならできるかも知れませんが、普通のディスクトップ型のパソコンを運ぶのは意外と大変です。

そこで、パソコンのパーツの中で、一番振動に弱い部品は何か?

それは、HDD(ハードディスク)です。

取り外したHDD(ハードディスク)

パソコンのデータはメモリとハードディスクに記録されますが、メモリは一時的な記憶装置であるため、大事なデータは全てハードディスクに記録されます。

そして、このハードディスクは、昔のレコードプレーヤーをイメージしていただければ分かりやすいのですが、そんな感じでディスク(円盤)に記録と読み出しを行っています。

厳密には、ヘッド(レコードでは針に相当)とディスク(円盤)の間には隙間があるのですが、これは煙草の煙ほどで、限りなく近い距離でわずかに離れているといった感じ。

こんな構造のHDD(ハードディスク)が振動に強いわけがありません。もちろん、引越し時は電源OFFの状態となりますが、機械部分が多いため振動に関しては十分な配慮が必要です。

もし、新品のHDD(ハードディスク)で何も記録されていなければ、新しいものと交換してもらえば、最悪の事態は免れますが、自分のデータを記録してあるHDD(ハードディスク)が壊れてしまっては、永遠にそのデータを見ることはできなくなってしまいます。

(実際には、上記のような場合でもHDDを復旧してくれるサービスはあるようですが、費用が何十万、何百万とかかるようで、とても個人のデータの復旧に使えるサービスではありません)

ですから、まずはHDD(ハードディスク)のバックアップをすることは当然なのですが、

その後に、ハードディスクを取り出して、自分で運ぶ方法もあります。

取り出したHDD(ハードディスク)は、静電気防止の袋に入れ、衝撃吸収の梱包をして、自分で運べは安心でしょう。

ただし、パソコンの分解や修復、BIOS等の設定に慣れた方のみにおすすめです。慣れていない方にはおすすめできません。あくまでも自己責任でやりましょう。