シニアの引越し

親戚関係で、老人ホームに引越しをするおばあちゃんがいるのですが、これが結構大変なようです。

とは言っても、引越し業者の見積もりをとって、引越しをして。。。。といった普通の引越しとは違うのですが。

彼女は、認知症とパーキンソン病を患っていて、自宅にヘルパーさんに来てもらって、生活をしていたのですが、病気の進行と共に、自宅から、施設に移ることになりました。

最初は、自分のことは自分でできる人向けで、食事や掃除などはやってくれるシェアハウスみたいなところにいたのですが、今では病院施設が併設されているところに移っています。

有料老人ホームのような施設に入れれば良かったのですが、見積もりをとってもらったところ、とてもじゃないけど払える料金ではなかったので、年金の範囲内の費用で入居できるシェアハウスに入ることになりました。

病気の進行が初期の頃は、時々自宅に帰ったり、そこで時間をすごしたりできたのですが、今では老人ホームに入ったきりです。

そのお婆ちゃんには持ち家があったのですが、老人ホームに引越しをするとき、何も片付けをしていきませんでした。ちょっと出かける状態のまま。

冷蔵庫の中身も、インスタントラーメン等のちょっとた食べ物も、ひょっとしたら洗濯物も途中で、お風呂もお湯がはったままだったのかも知れません。

老人ホームに入るときって、自分の身の回りを整理整頓してから行けないのものなのかもしれませんね。せっかく自分の家があるのに、老人の一人暮らしでは生活できないから施設に入る。

そして、そのままの状態で残された家族は後片付けた大変な状態になる。

賃貸の物件だと、家賃がもったいないので、部屋の明け渡しができるように完全に引越しをしてしまうのですが、持ち家だと、本人が納得しない限り、部屋の中のものを勝手に処分するわけにもいかないし、かといって、老人ホームの個室に全て持ち込めるわけではないしで困ったものです。

今考えれば、思い切って処分してしまって、最低限の荷物だけ残してもらうように、引越し業者の方か、ハウスクリーニングの方に見積もりをとってもらえば良かったのですが、今となっては、手付かずのままになってしまいました。

昔は、アニメのサザエさんのように3世代の家族が同居していて、お互い助け合いながら生活をしていたと思うのですが、今の住宅事情を考えても、三世代が同居できるようなマンションやアパートって、ほとんどないですからね。

祖父、祖母が広い土地を持っていて、息子夫婦がそこに二世帯住宅を建てるというのなら、この経済状況での住宅ローンはかなり大変ではありますが、まだ実現性はあるかも知れません。

ところが、会社に通える範囲で、広い土地を購入して、二世帯住宅を建てるというのは、ほとんど不可能でしょうね。家賃や住宅ローンだけで見積もっても、かなり厳しい状態だと思います。

パナソニック、ソニー、シャープといった日本を代表するような大企業が大規模なリストラを進める中、住宅や家族に対する考え方が変わってくるでしょうね。

政権交代になっても、景気回復するまでには時間がかかるでしょうから、自分たちでもライフスタイルを見直していく必要がるでしょうね。

話は元に戻しますが、自分の親が老人ホームに引越しをして、家だけが残ってしまう場合の引越しは大変だなあ、と思いました。リサイクルショップに売ったり、不用品を処分したりといった物理的な作業もありますが、老人ホームの部屋に入りきれない荷物を処分してよいかどうか本人が割り切れるかというのもありますからね。

まだ、持ち家ならいいかも知れませんが、賃貸の場合、老人ホームの管理費や食費などに加えて、今まで住んでいたアパートの家賃も払い続けていける人はそんなにいないでしょうからね。

これからの時代は、世代間のギャップやこのような問題が発生してくるかも知れませんが、自分の住宅やライフスタイルは可能な限り自分の理想状態に近くできるように工夫していく必要があるでしょうね。