猫

ペットを飼っている人にとって、海外への引っ越しは一大イベントです。

ペットを一緒に連れてゆくのか、あるいは実家や友人宅に預けていくのか…。

いずれにしても、一度飼った動物を人間の都合で遺棄するのは、絶対にしてはいけないことなので、どうにかして飼い主もペットも満足できる方法を考えなくてはいけません。

私はを飼っているので、おもに猫の話になってしまいますが、もし猫を連れて海外にいかなければいけなくなったら、どのような準備・手続きをしなければいけないのでしょうか?

おそらく一番心配なのは、検疫にかかる手続きと、フライト中の猫のストレスですよね。

手続きに関しては、獣医さんの診断書と、日本政府発行の証明書と、渡航先の法律に沿った書類が必要となります。

これに関しては、おそらく多くの先人たちが経験しているハズ。
それに、海外引越しを扱う引っ越し業者も、ペット連れでの海外引っ越しを想定したサービスをおこなっています。
何よりも、基本的には飼い主が奔走すればいいだけで、猫本人のストレスになることはほとんどありません。

でも、フライトとなると、長時間ペットキャリーの中から出られず、騒がしい人ごみの中を運ばれるのですから、ペットにとっては相当なストレスです。

特に臆病な性格の猫の場合は…少なくとも飼い主と一緒にキャビンに乗れる航空会社を選びましょう。

残念ながら、日本の航空会社ではペットをキャビンに連れ込むことはできません。
渡航先の国の航空会社か、あるいはトランジット便のある航空会社で、キャビン連れ込み可能な便を事前にしっかり調べておきましょう。

海外移住、ペットは連れて行く?置いていく?

ペット(犬)と一緒

海外移住が自分の望んだものにせよ、望まないもの(家族の転勤など)にせよ、もしそのときにペットを飼っていたら、ペットを現地に連れていくか、日本に残していくかは非常に頭を悩ませる問題だと思います。

もし実家や友人など、ペットの面倒を責任をもってみてくれる人が身近にいるならば、その人たちを頼るのも一手です。

ペットにとっては長時間、ゲージに押し込められての移動は相当なストレスを伴いますし、国や動物の種類によっては、検疫のチェックを通るのに数ヵ月かかる場合もあります。
また、飛行機での移動の場合、気圧の変化が生死にかかわる動物もいます。
(ブルドックなどの短頭犬種は搭乗を禁止されています)

ですから数年内に日本に帰国することが確実であれば、頼れる身内に預けていくのがベストの選択肢だと思います。

また、どうしても現地に連れて行きたいという場合にも注意すべき点があります。
日本でのかかりつけの獣医師に英文の健康状態を証明する書類をもらったり、現地でも獣医さんを探すのは当然ですが、そもそも、「国外に出してはいけない動物種」がいます。

私の同僚で、夫の転勤でアメリカに移住した人は日本でオカメインコを飼っており、現地にも連れて行く気だったのですが、よく調べてみると、「アメリカからのオカメインコの持ち出しは禁止」。
つまり、連れてはいけるけど、一緒に日本に帰ってこられないのです。

現地で一生飼ってもらえる人を探すのは相当難しいと思われたので、彼女は実家の両親にオカメインコを預けていきました。

こういった事例もあるので、海外移住時、ペットをどうするかは現地の法律なども含めてよく調べて判断をくだす必要があります。

いずれにせよ、ほぼ100%の確率で殺処分となる保健所に連れ込んだり、見込みのない里親ボランティアに出したり、あるいは帰国時に現地に放り出すなどの行為は、どんな事情があったとしても立派な動物虐待ですから、絶対にやめてくださいね。

ペットを飛行機の客室に乗せたい

キャリーに入った猫

ペットを飛行機で移送する間、たとえ人間と同じキャビンに乗せることができても、ペットをキャリーの外に出してあげることはできません。
海外へのフライトとなると、最低でも数時間、長ければ丸1日近くキャリーから出してあげられないことも考えられます。

その場合、まず大事なことは、フライト前に必ずキャリーケースに慣らしておくこと。
キャリーケースに入ってもらうだけではなく、自動車や電車などの近距離の移動にも慣れさせてあげるとよりよいでしょう。

つぎに気になるのはやはり、食事・水・トイレ

猫の場合は、極度の緊張状態ではトイレも我慢してしまいますし、ご飯にも口をつけないことがほとんどです。

でも、念のためペットボトルの水と、持ち運びやすいフード(パウチやドライフイードなど)を手荷物として機内に持ち込んでおきましょう。

最後に、普段と違った雰囲気のなか、狭いキャリーのなかに閉じ込められて、緊張しない猫はいません。
こればかりは猫の性格がおおいにに影響してしまいます。
こ本当にビビリの猫の場合は、獣医さんで精神安定剤をもらい、飲ませるという手もあるようですので、事前に獣医さんによく相談して、出来る限りストレスを少なく輸送してあげられるようにしましょう。

海外旅行時に便利なペットシッターサービス

ペットシッター

来月の台湾旅行に向けて3年ぶりくらいにパスポートを引っ張りだしてきました。10年用のパスポートをつくったときは、10年って長いなと思ったものですが、気づけば3年経っているのですから時間の流れって早いです…。

さて、海外とはいっても週末の2泊3日で台北に行くというお手軽旅行。ハッキリいって旅行の難易度は低めです。

それでもいろいろ準備するものはあるんですよね。特に留守中の猫たちのお世話は重要です。

私は普段、出張や帰省で家を留守にするときは、日本ペットシッターサービスというところを利用して、猫のお世話をプロのシッターさんにお願いしています。

そんなに友達がいないのか!と言われるかもしれませんが、友達だからこそ猫のお世話をお願いするのは申し訳ないという部分もあるし、いくら友達とはいえ猫のことに関しては素人なので(失礼ながら)心配というのもあります。

その点、ペットシッターさんはプロ中のプロなので、ごはんやトイレのお世話は心配無用。また万一、ペットの具合が悪そうなときでも事前に行きつけの獣医さんを伝えて、診察券やキャリーも準備しておけば連れて行ってくれたりもします。
(とはいえ、うちを担当しているシッターさんは、それほどの緊急事態には出くわしたことがないそうですが…)

長期の留守には向きませんが、1週間程度であれば便利なこのサービス。ペットがいるから海外に行けない、と思っている人には一度検討してみる価値です。

ジョニーデップの犬が国外退去のニュースに思うこと

犬

以前ニュースを見ていたら、ジョニー・デップがオーストラリアに入国する際、犬2匹の申告をしていなかったせいで、犬の退去通告を受けたという記事が出てました。

退去しなければ安楽死もあり得るということで、犬好きとしては気がかりではありますが、やはりペット連れで海外に行くのはかなり難しいというのがわかります。

たった犬2匹くらい、と思わなくもないけど、その2匹を許してしまったらほかの犬だって許さなければいけなくなりますし、万一申告せずに入国した犬が感染症を持っていたら…と考えるとオーストラリアの対応は別に不思議でもなんでもありません。

特にオーストラリアは畜産国でもあるので、家畜に感染する可能性のあるウィルスは断固入国させない姿勢なのだと思われます。

かといって、ペット連れではオーストラリアに入国できないのかと言えばそんなことはなく、きちんと予防接種をして、入管に正しく申請すれば許可が下りることのほうが多いはずです。

実際に、犬を連れてオーストラリアに引っ越したという人もいますし…。

ということはハリウッド俳優のように未申告で入国可能なルートを持っているのでもないかぎり、一般人には杞憂?

海外にペットを連れて行く手続きは確かに煩雑だと思いますが、ペットのことを考えても、そこの手間は惜しまず、きちんと申請、もしくは日本でのお留守番の手配をしないといけないなと考えさせられるニュースでした。