引越しに必要な手続きをまとめました。

引越しが決まったけど、何をしたら良いか分からない方
どこから手をつけてよいか分からない方

など、是非ご利用ください。

1ヶ月前までに必要な手続き

新居探し

まずは、引越し1ヶ月前までに必要な手続きです。引越し手続きの中には時間がかかるものも多く、引越し前の住所で手続きを行う必要のものもあります。

早めに手続きをすると共に、引越し業者の選別など、困ったときに相談できるプロを見つけておくことも大切です。

1ヶ月前までに必要な手続き
種類 届け先 必要なもの・注意など
賃貸契約の
解約手続き
現在の不動産屋 契約書にもよりますが、通達から1ヶ月分の家賃を支払う必要があります(要確認)
新居の下見 新居の不動産屋 引越しのための新居の下見です。
トラックはどこまで入れるか、家具の配置、処分/新規購入する家具・家電などの確認。
新居の間取図を作成。
引越し会社の決定、見積もり 一括見積もり 自分で引越しをするか?引越し業者に依頼するか、決定するため、一括見積もりをとります。
引越し業者が決まったら、梱包材を手配する。
転校手続き
(幼稚園、
保育園、小学校、中学校、高校)
担任の先生、
学校長の先生へ
引越し前の学校から必要書類をもらいます(公立小中学校の場合)。
その他は、各学校に早めに連絡
固定電話の移転手続き 管轄のNTT 116番へ電話
不用品の処分 リサイクル業者 不用品の処分は、早い段階から、リサイクル業者に依頼
粗大ごみ処分の手配 市町村役場へ連絡 リサイクル業者に受け取ってもらえないものも含めて、粗大ごみの処分を手配。
手続きは市区町村によって異なるので、まずは役所に確認。
粗大ごみの処分や有料で、引取り日が決まっている場合もあるので、早めの手続きを

不用品の処分などは、地方自治体によって収集日が異なっているので、早めに確認しておくことが大切です。

もし、時間的に余裕があれば、リサイクルショップに買い取ってもらうという選択肢もあり、臨時収入が得られるだけでなく、荷物が減ることにより引越し料金が安くなる可能性もあります。

早起きは三文の得ではないですが、引越しに関しては、早めに準備することで得することがたくさんあります。

1週間前までに必要な手続き

引越し手続き

引越し日が目前に迫ってきた1週間前からは、梱包作業等に忙しくなります。

まずは、上記の1ヶ月前までに必要な手続きが完了しているか確認して頂き、いよいよ本格化してくる引越し準備を効率よく片付けていきましょう。

引越し挨拶状もこの辺りから準備しておくと良いでしょう。

1週間前までに必要な手続き
種類 届け先 必要なもの・注意など
住民転出届 区役所 他の市区町村に引越しをする場合には、転出届を提出し、転出証明書を発行してもらう。
身分証明書と印鑑が必要
国民健康保険 身分を証明できるもの。
印鑑。国民健康保険証や年金手帳等が必要
国民年金
福祉関係
子ども手当
(児童手当)
印鑑登録
原付自転車 小型バイク(50cc~125cc)を持っている人で、他の市町村へ引越しをする場合には、廃車証明書をする。
印鑑、車両番号交付証明書、ナンバープレートが必要
挨拶 近所の方、大家さん 大家さんや近所の方(両隣、マンションやアパートでは下の階の方を忘れずに)への挨拶

役所関係の手続きでは、必要書類と持ち物(印鑑や証明書)などに忘れ物がないか今一度確認しておきましょう。必要かどうか不安な場合には念のため持参しておくことをおすすめします。

また、詳細情報や最新情報は各都道府県や市町村によって異なってきますので、確認しておきましょう。

引越し当日までに必要な手続き

ライフラインの清算を忘れずに

引越しの準備は進んでいますか?

梱包作業や、ゴミ処理などで忙しくなってくる時期ではありますが、忘れてはいけない手続きもあります。今一度確認しておきましょう。

引越し当日までに必要な手続き
種類 届け先 必要なもの・注意など
ガス料金の精算 管轄の各営業所
(東京ガスなど)
電話で連絡し、各料金の精算を行います。指定日に係員が来て、ガスを止め、料金を精算します。
電気料金の精算 管轄の各営業所
(東京電力など)
電話で連絡し、各料金の精算を行います。指定日に係員が来て電気を止め、料金を精算します。
水道料金の精算 管轄の水道局 電話で連絡し、料金の精算を行います。
集合住宅の場合は、家主管理の場合もあります。
新聞購読料の清算 各販売店 電話で連絡。
当日までに日割り計算をして清算します。

引越し当日は、何かと忙しい一日となります。ですから、当日まで出来ることは出来るだけ前倒ししておき、引越し当日に行うことをメモしておくなど、必要な作業や手続きが滞りなく出来るように注意しましょう。

ただし、引越し準備はとても忙しいので、電気・ガス・水道の移転手続代行サービスを使う方法もあります。こちらは、引越しの一括見積もりの際に、同時に申込みができます。

そして、可能なら引越し前に掃除をしておくとともに、忘れ物がないか今一度チェックをして、現状復帰などでもめそうな部分は予め写真や動画に残しておくと良いでしょう。

引越し後に必要な手続き

役所での手続き

新居への荷物の運搬が終了すると、引越し業者の方の作業は完了し、

引越し自体も何となく終わった気がしますが、まだまだやるべきことはたくさんのこっています。

優先順位を考えながら、スムーズに新生活ができるように手続きをおこなっていきましょう。

引越し後に必要な手続き
種類 届け先 必要なもの・注意など
住民転入届 区役所 身分を証明できるもの、印鑑、旧住所の役所で受け取った転出証明書が必要
国民健康保険
国民年金 身分を証明できるもの、印鑑、旧住所の役所で受け取った転出証明書、年金手帳が必要
福祉関係届け 身分を証明できるもの、印鑑、旧住所の役所で受け取った転出証明書必要
印鑑登録 登録予定の印鑑(実印)、身分証明書が必要
電気 管轄の電力会社 「電気使用開始連絡ハガキ」(通常は新居に設置)に記入して、投函
ガス 管轄のガス会社 連絡して、担当者に開栓してガスを使えるようにしてもらう
水道 管轄の水道局 「水道使用開始はがき」または「水道使用開始申込書」(通常は新居に設置)に記入し、投函
転入届け 転入先の学校長 引越し前の学校から受け取った必要書類を、新住所の市町村の役所へ転出後、学校で手続き(公立小学校、中学校の場合)その他の場合は、各学校で早めに手続き。
運転免許証 警察署 免許証、住民票が必要。
他の都道府県に引越しの場合、写真も必要。
自動車 陸運局事務所 印鑑、車庫証明(自動車保管場所証明書)、車体検査証、住民票、自動車損害賠償責任保険証明書、自動車が必要
車庫証明 警察署 印鑑、貸し駐車場の場合は貸主の発行する自動車保管場所使用承諾証明書(賃貸借契約書のコピーで可)費用:手数料2,000円、ステッカー代500円
軽自動車 軽自動車検査協会 印鑑、車体検査証、住民票、ナンバープレート、軽自動車税申告書
原付自転車 区役所 印鑑、住民票、廃車証明書
中型バイク
(126~250cc)
陸運局事務所 軽自動車届出済証、印鑑、新しい住民票、自動車損害賠償責任保険
バイク
(251cc以上)
陸運局事務所 手数料納付書、自動車検査証、印鑑、新しい住民票、自動車損害賠償責任保険証明書、別の陸運支局官内へ引越した場合ナンバープレート
パスポート パスポートセンターなど都道府県の窓口 新しい戸籍謄本または戸籍謄本(新戸籍が間に合わない場合、新戸籍の届出受理証明書と旧戸籍抄本の2つ)、新住所が確認できる物(住民票など)、パスポート
犬の登録変更 区役所 犬を飼っている方は、飼い犬の登録変更をします。
印鑑、旧住所地で交付された飼い犬の艦札、狂犬病予防注射済証

如何でしたか?

引越しでは、やるべきことがたくさんあって、とても忙しいことは分かって頂けたと思います。

早めの準備も大切ですが、引越しを成功させる大事なポイントは、なんといっても業者選びです。

引越し業者が当たりだと、引越し作業も丁寧だし、必要なアドバイスもしてくれます。

しかし、間違った引越し業者を選んでしまうと、大切な荷物が破損したり、紛失してしまうなど引越しトラブルも起こっているようです。

引越し準備を行うに当たって、まず最初にやることは引越し業者の選定です。できるだけ多くの引越し業者から見積もりをもらって、その中から選んでいきましょう。

パソコンやスマホからインターネットを使って一括見積もり(無料)が取れる方法がありますので、こちらを利用すると良いでしょう。

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