不動産屋さんで物件を決定した後でも、ほんの少し粘ると、家賃や諸経費が安くなる可能性があること、ご存知ですか?

日本に住んでいると、日常生活でなかなか「値切る」という習慣がないのですが、不動産ではよくあることのようです。

しかし、この値切り方にもコツがあり、ただやみくもに「とにかくなんでもいいから安くして!」というのではダメ。

時期がポイント!

6月の雨
狙い目は、6月や11月などの引っ越しのオフシーズン。
この時期は、不動産屋さん・大家さんは「多少値引きをしてでも店子を入れたい!」と思っているので、「値切り」もとってもしやすくなります。
参考⇒6月に引越し

まず、最も値切りやすく、かつ安くなって一番うれしいのは、毎月の固定出費となる「家賃+管理費」。
月に1000円でも安くなれば、年間で1万円以上安くなります。

また、仕事での赴任や留学の予定があり、住む期間
が短くなるのがあらかじめわかっている場合には初期費用を値切るのも一つの手。
礼金半額ぐらいであれば大抵は意外なほどアッサリ応じてくれますよ。

金額以外の交渉も

子猫を飼う
また、金額以外の交渉もできる場合があります。
例えば、「敷金は返ってこなくていいから猫を飼わせて!」とか「家賃の振込先は○○銀行にしたい(手数料がかからないから)」とか…。

私の実体験としては、10月に引越した場合で、まったく同じ間取りのお隣さんにくらべて4000円も家賃が安いみたいです。

3月・4月などの引っ越し繁忙期の値切りはなかなか難しいかもしれませんが、時間に余裕のあるときは、ぜひ試してみてください^^
参考⇒3月の引越し見積もりで損をしない5つのポイント
  ⇒4月に引越し

体験談

値引き交渉

物件情報は複数の不動産で共有されているようです。一人暮らしを始めるとき、横浜線の矢部駅でマンションタイプの物件探しをしました。駅から15分くらい歩いてもいいので、二部屋(2DK)あると良いなあ、と思っていました。訪れた不動産屋さんは、3件でした。1件目の不動産屋さんは、ベテランで年配の方で、何を聞いても詳しく答えてくれますが、なんとなく・・・2件目は若い営業マンでエネルギッシュにあふれていました。3件目は、女性の方で面倒見の良さそうな方。この中で、1番最初の不動産屋さんで紹介してもらった物件で、気になったのがあったので、3件目の不動産屋さんにアドバイスをもらいました。
話を進めていく中で、この不動産屋さんで契約した方が安心だなぁ、と思ったのですが、その時の口実として、家賃をディスカウントしてもらえないかお願いしてみました。大家さんに確認するため、数日必要だったのですが、2000円安くしてくれました。家賃交渉なんて、無理!って思っていたけど、やってみると意外にOKなんですね。