出国と帰国で同じ引越し業者を使う

引越し業者

仕事での海外赴任(転勤)や留学などで海外に住居を移す場合、必ず考えなければならないのが、「帰国時の引っ越し」です。
国際結婚などをして、永住するのでもないかぎり、ほとんどの人はいつか日本に帰りますよね。

しかも今度は現地で引越し準備をしなければいけないのです。言葉・お金・公的機関の手続きなどなど、不安要素は山積み。

さらに海外では、ある意味「お客さん」気分で多少の失敗も気軽に受け止められたかもしれませんが、自分の「ホーム」に帰れば、お客さん気分は捨てなければいけません。
住居、保険、子供の教育などなど、出国時よりも「一刻を争う」事項が多いのがわかります。
そのため、単純な「荷物を運ぶ」という作業はできるかぎり業者に依頼し、負担を減らすことが重要だと思います。

手間ひまかけてようやく新住居に落ち着いたのに、数年後また同じ苦労をすることなんて考えたくな人が多いとは思いますが…

さて、もし日本から海外への引っ越しの際に、引っ越し業者を使用していたなら、帰国時の引っ越しにも同じ業者を使用するのがおすすめです。
同じ業者であれば帰国時の引っ越しの流れも、日本から海外への引っ越しとだいたい同じです。

たいていの場合、まず見積もり打ち合わせ、その後、必要書類を確認して、荷物を梱包引っ越し代金支払いが済めば、あとは荷物を送り、自分たちも日本に帰国、という流れです。

このとき、別の業者を使用すると、順序が入れ替わったり、オプション料金設定も異なり、「来た時と違う…」と戸惑ってしまうことにもなりねません。

帰国するまでの間に現地法人が撤退しちゃった!なんてことがない限りは、海外引っ越し、帰国引っ越しともに、同じ引っ越し業者を使ったほうが賢明と言えそうです。

出国と帰国で引越し業者が変わる場合

家族が増えた

ただし、海外在住中にお子さんが生まれたとか、新たにペットを飼いはじめた、など、海外引っ越し時と事情が大幅に変わることがあれば、それぞれの事情に一番合った引っ越し業者を再度探す必要がありますが…。

私の会社の先輩も旦那さんの仕事の転勤でアメリカに引っ越し、現地で赤ちゃんを授かりました。

来年の春に帰国されるようですが、夫婦だけで引っ越すのと幼児連れで引っ越すのとでは労力が全然違いますよね。
現地には頼りになるおじいちゃん、おばあちゃんもいませんからなおさらです。

これから海外引っ越しをされる方は、差し当っては目先の梱包や渡航作業で手一杯かもしれませんが、頭の片隅にでも帰国時のことも考えておくといいかもしれません。

まとめ

まとめ

いかがでしたか?海外への引越しは日本国内と違って、荷物の梱包など実質的な引越し作業のほかに、出国に関する様々な手続きがあります。しかも、もし忘れ物や、やり残しがあっても、気軽に帰ってきてやり直すことができるわけではありません。

さらに、言語や文化も違います。いくらその国で生活をしていたといっても、長年育った日本と全く同じということはないので、ちょっと気を抜くと間違えたり、忘れてしまうこともあるかも知れません。

私は大丈夫!なんて人もいるかも知れませんが、できるだけ単純化できるものは単純化して、作業を効率化して、間違いを防止しましょう。

あと、現地でお世話になった方や、友人・知人への挨拶も忘れずに。
そうは言っても、まだ日本来k内で引越し準備をしている段階かも知れませんが・・・