みなさんのお宅には、キャットタワーありますか?

猫を買い始めると最初はごはんやトイレ、おもちゃを買いそろえるのが楽しいのですが、消耗品が一通り揃うと、今度は大型のトイハウスやキャットタワーが欲しくなってくるんですよね。
私も、最初は2段になっている小型のキャットタワーを購入したのですが、猫が成長するにつれ、物足りなくなってきて、結局、壁に沿わせて床と天井でつっぱって固定するタイプの大型キャットタワーを購入してしまいました。
基本的に猫は高いところに上るのが好きですから、階段つきの一軒家でないかぎり、キャットタワーはどのおうちにもあると思います。

さて、このキャットタワー、普段は飼い主に代わって猫の気を引いてくれるのでよいのですが、引っ越しのときにはちょっとやっかいです。

キャットタワーの引越し

キャットタワー

ほとんどのキャットタワーは、組み立て式で購入後飼い主自身で組み立てるようにできていますが、一度組みたてたものはそう簡単には解体できません。
また、組み立ては一人でできても解体は2人以上でないとできない場合もあります。

引っ越し時に買い替えるような製品でもないですし、やはりみなさん「家具」の一つとして、(できるかぎり)解体→新居で再度組み立てて使用されている方が多いようです。

引越し業者には、どこまで頼める?

さて、キャットタワーが家具であるなら、移動は引っ越し業者さんに一任できるかというと、そうでもありません。

業者さんは、すでに運びだせる状態のものを運んでくれるだけで、その状態にするのは家人の役目。

もちろん、完全にお任せの引越プランであれば、その限りではありませんが、引越し費用をできるだけ安く抑えたい場合には、自分でできる荷造りは自分でしたほうがベターです。

キャットタワーを移動させるとき、まずしなければならないのは、完成した状態を写真撮影することと、タワー全体にくっついている猫の毛を取り除くこと。

特に布製、麻製の部分は、目を疑うほど毛がついていますので、コロコロやガムテープでしっかり取り除いておきましょう。

その後、購入時の状態まではいかずとも、できるだけ解体し、厚手のビニール袋&ガムテープで包みます。

木製のタワーであればその上からバブルラップで包んでもよいかもしれません。

その状態で
3~5パーツに分ければ、段ボールには収まらないものの、人間が手で運べる状態にはなります。

その際、組み立て時のことも考慮に入れて、包装の外側に、「上」・「中」・「下」などメモしておくことも忘れずに。

組み立て図や使用説明書をいらないクリアファイルに入れて、包装の上に張り付けておけばさらにスムーズに組み立てができるはずです。

まったく知らない場所に連れてこられた猫にとって、キャットタワーは数少ない「見知った場所」です。

引越し後はできるだけ早く再設置して、猫がくつろげるようにしてあげましょう。