友達が、「猫を飼い始めました!」とFacebookで報告していたのですが、写真はどうみても成猫。

「どうしたの?」と聞いたところ、「江ノ島で運命の出会いをしたの!」と。

なんと、週末に江ノ島旅行に出かけた際、やたらと人懐っこい猫をみかけて、その場で連れ帰ってきちゃったんだそうです…。
首輪もしておらずどう見ても野良猫だったようですが、「捨て猫」ではないので、これは、なんて言ったらいいんでしょうね?

それに気になるのが、旅行先で出会った猫をどうやって東京まで連れ帰ってきたのかです。普通、ペット連れで旅行する際や引越し時にはゲージなどをきちんと用意するのが普通です。

もし自分で持っていなくても、引越し会社からレンタルするなど、少しでも安全・安心な移動手段を考えてあげるのが飼い主の義務というものです。

犬であれば、少なくとも首輪とリードは最低限のマナーです。
でも、ただの日帰り旅行でなんの装備もなく猫を連れて帰ろうなんて、一体どんな出会いをしたんだか…。

ちなみに彼女は実家ではたくさん猫を飼っていたので、お世話については特に心配はしていませんが、とにかくどうやって連れて帰ったかを聞きたかったんです。

その答えは…、江ノ島まではレンタカーで行ったから、抱っこしてそのまま連れて帰ったということらしいです。自由だなぁ。
現在、彼女のうちでのんびりまったり暮らしているようです。
突然、環境が変わったことになんの疑問も抱かなかったのか、その猫は(笑)

ふとドアを開けたときに脱走などの危険がないほど、人懐っこくて穏やかな猫だったらいいのですが、万一パーキングエリアで脱走でもしたら困るので、あまりマネはしないほうがいいですね。

もともと野良猫とはいえ、気がついたらまったく見知らぬ土地にいたとなると、ナワバリの問題もあるし、エサ場もわからないしで、猫にとってもいいことありません。

捨て猫や野良猫を保護するのは、個人的には賛成なのですが、保護するときはきちんと責任をもって、最後まで面倒をみることを肝に銘じておきましょう。

また、捨て猫・野良猫は感染症をもっていたり、ノミ・ダニの心配もあるので、ただ保護してエサをやるだけでなく。きちんと動物病院に連れて行くようにしてくださいね。その際は、どんな経緯で飼うことになったのか、獣医さんに伝えることも忘れずに!

ところで、全然関係なく常々気になっているのですが、野良猫と野生の猫の違いってなんなのでしょう? 野生の猫なんて日本にいるのかわかりませんが、カラスやタヌキは「野生」なのに、どうして猫だけ「野良」というのがいつも疑問に思っています…。