ゴールデンウィークもあっという間に終わってしまいましたね。

さて、これから引越しを考えていらっしゃる方にとっては、6月の引っ越しというなかなかのタイミングがやってきます。

引っ越し業界では、6月の引越しは格安になる確率が高い・・・と言われているのはご存知でしょうか?

理由は、、、そうです。梅雨時で雨が多いということですよね。
もちろん、雨が降ると引越し料金が安くなる、、、ということではなく、梅雨時は引越しを避ける人が多くなるということが理由なんです。

荷物を雨で塗らしたり、足場の悪い中、重たい荷物を出し入れしたりするのは、誰だってちょっと嫌なものですよね。

出来れば気候もよく、天気にも恵まれやすい時期に引越しをしたいと考える人の方が多いでしょう。

 

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そのため、2月から4月にかけての引越しシーズンを追え、また梅雨時を避けようとする人が増える6月あたりは、引越し業界はいわゆる閑散期に入ってしまうのです。

この時期は、引越し料金が安くなるだけでなく、自分の都合に合わせて引越し日を決めやすいというメリットもあります。

曜日はもちろんのこと、時間帯においても、引っ越しシーズンでは考えられないほど融通をきかせられるようになるでしょう。

物件自体は、引越しシーズンを終えて良い物件だけでなく物件数自体が全般的に少なくなっているとも言われていますが、やはり引越しのオフシーズンということで家賃交渉などが通りやすくなるとも言われているようですね。
こう考えると、6月の引越しっていいことばっかりなんじゃないの!?という気もしてきてしまうのですが(^^;)

けれども、やはり6月の引越しが避けられる理由はきちんと知っておくべきでしょう。
例えば、、、雨で塗れてしまった荷物などを部屋に運び込み、そのまま水分をふき取らずに家具などを設置したとします。

もしその部屋の換気状態が悪く、湿気のこもりやすい部屋であった場合には、そのままその家具の底の面などにカビが発生しやすい状況を作ってしまうことになるのです。

数ヶ月、そして数年と放置している間に、知らない間に家具にカビが発生してしまう危険性って考えただけでも怖いですよね。

もちろん、雨の日に運び込んだ家具に必ずカビが生えるというわけではありませんが、長期にわたって設置するものに関してはやはり水分などをしっかりとふき取っておくだけの慎重さが必要になってくるでしょう。
引越し業者のお兄さん達も、荷物が濡れないように様々な工夫をしてくれると思うのですが、やはり配置前の最終チェックは自分で行うのがよいでしょう。