海外から日本への引越し(帰国)

日本から海外への引っ越しは、情報も得やすく、また言葉の壁もないため、比較的スムーズと言われています。
何より、新生活への期待などもあり、多少準備に手間がかかっても前向きに引っ越し準備を進められるという点も。

でも海外から日本への引っ越しの場合は?

海外から日本へ、多くの場合は「帰国」するための引っ越しになります。
在住国の事情によっても引っ越し方法は異なります。

国内の引っ越しの場合には、大手引っ越し会社以外にも地域の中小引っ越し業者など、たくさんの選択肢がありますが、海外からの引っ越しに限っては、海外引っ越しの経験豊富で現地法人なども持っている大手の引っ越し会社にお任せしたほうが、安心と言わざるをえません。

多少料金はかかってしまうかもしれませんが、税関手続き航空機の手配など、家族だけで済ませるよりも、専門家を交えて作業を進めたほうがスムーズに引っ越しできます。

まず最初にやることは?

引越し会社の現地法人

いざ日本への帰国が決まったとき、まず始めにいったい何をすればいいのかわからない!という人も多いのではないでしょうか。

そこで前述の「現地法人」の出番です。

彼らは、引っ越し作業だけではなく、どのような手順で引っ越しをすればよいのか?どんな日程がおすすめか?など、専門家の視線でアドバイスをくれますし、たいていの場合、打ち合わせのみであれば無料で行ってくれます。

その後、見積もりをとってから実際の引っ越しとなりますから、まずは無料の相談窓口を探してみることをおすすめします。

最後に、帰国の際の引っ越しの見積書には、航空券現地での家具処分など、自分でできそうな作業も含まれている場合があります。

上記で述べたように、日本から海外への引越しよりも、海外から日本への引越し(帰国)の方が費用が高くなる可能性が大きいので、航空券や不要品処分、ハウスクリーニングなど、引越し作業以外の部分で業者に依頼しなくてもできそうなものは、自分たちでやってみるのもいいかも知れません。

日本国内の引越しと同様ですが、自分でできる部分は、少しでも自分でやる方が引越し全体の費用を抑えられるのか!?を吟味した上で、お金(少しでも安くする)をとるのか?時間をとる(引越し業者に任せて自分は楽をする)のか判断していくといいかも知れません。

まずは、家族だけでできる作業と、エージェントを介したほうがよい作業をリスト分けするところから始めてみましょう。