物件選びは不動屋選びから

無事に引越しも終え新生活にも慣れてきた頃、部屋のことやアパート、もしくはマンションのことなどについて気になるところが出てくることもあるかと思います。

部屋の不具合やアパートやマンションの設備のこと、はたまた近隣住人のことなど、自分ひとりではどうにもならないトラブルなどもありますよね。

そんなとき、大家さん または 管理会社が頼りになってきます。

直接、大家さんに連絡をとるようになっている場合もありますが、大体は管理会社に連絡をとるのではないでしょうか。
(賃貸物件の場合は、直接大家さんにではなく賃貸仲介業者(不動産屋)に連絡をとるように言われることもあるかと思います)

状況を説明し、早急に対応してくれるようなら問題ないのですが、なかなか動いてくれない、いつまでたっても返答がない・・・などでは、困ってしまいますよね。

男性

内覧の時に網戸が破れていて、不動産屋さんに言ったところ、「入居までに直しておきます」と言われましたが、入居のときには破れたまま。その後、そこに5年くらい住み続け、何度が言いましたが、修理に来ることはありませんでした。
多分忘れているんでしょうけど、家賃を払っている人間からすると、納得できるものではないですよね。

ですから、マンションなどの売買物件の場合、「管理会社のサポート体制が整っているところを選ぶ」ことがポイントです。
賃貸物件の場合は、理会社まで調べないかも知れませんンが、頼れそうな不動産屋経由で契約するのが良いでしょう。

散らかったゴミ置き場

管理会社の見分け方

大家さんや管理会社の手が行き届いていない物件を見分ける方法が、いくつかあります。

■マンション玄関の前などに自転車がたくさん放置されている
■住戸の玄関の前などに、私物がたくさん置かれている
■集合ポスト付近に、広告ちらしなどが散乱している
■ゴミ収集場所が汚れている(きちんと掃除されていない)
■エントランスや通路の照明が切れている などなど

要は、なんとなく風紀が乱れているような物件は、ある意味「野放し」状態である可能性が高くなりますので、実際に住み始めてからもそういった雰囲気の中で生活をすることになりますよね。

やはり誰かの監視する目というものが全くない環境では、住人の迷惑行為がまかり通ってしまうこともあるでしょう。

ちなみに、管理人さんが厳しく、各住人も細かいことにうるさくルールがいくつもある。などという少し窮屈なマンションなどもあったりします。
それはそれで、秩序は完璧に守られていそうですが(^^;)

どちらが良いかは、個人個人の優先順位によると思いますが、自分としてはどちらを優先するのか考えておきましょう。

大家さんや管理会社がきちんと機能していれば、住人同士が気持ちよく生活できる環境が自然と作られてくると思いますので、ぜひ物件選びの参考になさってみてください☆

マンションは管理会社で決まる?引越す前に知っておきたい管理会社の選び方

マンションの管理会社

マンションやアパートなどの集合住宅に引越すなら、管理会社がよいところが選ぶのがおススメです。

よい管理会社の選び方って?って感じですが、マンションに関する知識やマンション管理のノウハウがたくさんある管理会社がよりよい管理会社だとされています。

要は、マンション管理に関する実績が豊富なところ。。。 とも言えるでしょうか。

年間の施工数ナンバー1、とか、都内を占める物件数ナンバー1とか、いろいろと謳っている管理会社もありますが、少しわかりづらいですが、最近メキメキと頭角を現してきた管理会社が必ずしもよい管理会社だとは限らないのも事実なんですよね。

たとえば、引っ越した後で判明した近隣住人による迷惑行為。

ベランダでの喫煙やペットによるマナー違反、また騒音などなどいろいろありますが、本人に直接苦情を言いにいくよりは、まずは管理会社に苦情として入れる人が多いかと思います。

実績のある管理会社は、そういったマンション内でのトラブル事例もたくさん持っているので、とりあえず被害が広がらないようにするためのノウハウも知っているものです。
トラブル内容にもよりますが、迷惑行為をしている住人に対してやんわりと直接働きかけてくれる場合もありますし、住民全体に対しての周知として警告内容の書面を配布してくれる場合もあります。

ここのやり方がまずいと、住人の反感を買ってしまいよろしくない雰囲気になってしまう可能性もありますが、慣れている管理会社はこのあたりのやり方がうまいんです。

やっぱりそれって、持っている実績の違いですよね。

こういう場合に、これこれこういうことを言うと、余計にことが大きくなる・・・とか、

ヘタにこういうことを言ってしまうと、あとで「ああ言ってたじゃないか!」と厄介なことを言われる可能性がある、、、

などなど、事態を面倒にさせないための収拾具合には目を見張るものがあったりします。

自分ひとりで解決するには難しいトラブルも、そんなことには慣れっこの管理会社が代理でやってくれるのですから、これは大きな安心材料ですよね。

賃貸だろうが分譲だろうが、住民のルールには従おう

ゴミ置き場

管理会社も大切ですが、既にそこに住んでいる方のルールがあるかの確認です。

実際に、うちの両親の引越し直後に発覚した問題点。

それはゴミ置き場の問題でした。

もともとは分譲マンションで、そこを購入していた大家さんが賃貸物件として貸し出している物件。

マンション自体の管理体制はしっかりしており、掃除なども行き届いていて住人同士の秩序も比較的守られているように感じました。

24時間管理のゴミ置き場もあり、生ゴミから資源ごみまで一日中いつでも出せる という条件もよかったのですが。

引越し翌日、母が実際にゴミ置き場にごみを出そうとしたところ、住人のおばさんから

「ここはね、生ゴミの回収が週に2回だからその日の朝に出してね」とのこと。

要は、ゴミ置き場が狭いために住人全員が毎日のようにゴミを出すことで、ゴミ置き場が溢れかえってしまう という理由からのようです。

生ゴミに限らず、資源ごみやダンボール、粗大ごみに至るまで、出すのは当日の朝にしてほしい との話でした。

それはマンションの規約で決まっていることではなく、その住人のおばさんが個人的に徹底していることだそうで。。。

「いつでも勝手にゴミを出す人がいて、困るのよねー」と。

しょっぱなからそれを言われてしまった手前、無視するわけにもいかず。

結局、ゴミ置き場が近いということだけで、24時間管理のゴミ置き場として考えるのをやめたそうです。

引越しで出た大量のダンボールなどの資源ごみも、回収日まではそこに捨てることもできず家の中に保管するしかありませんでした。

24時間管理のゴミ置き場 というと聞こえはいいですが、実際には住人同士のルールなどによってそうでない場合がある可能性もあります。

物件契約時に仲介業者の方に聞いても分からないでしょうし、わざわざ住人に確認してもらえることでもないですよね。。。

管理人さんなどがいるときに、住人同士の暗黙のルールなどがあるかどうかを実際に自分で聞いてみるのが一番の方法かと思います(^^;)