小学生の頃に、引越しをした友人の家に遊びに行ったことがありました。

小学生がバスに乗って友達に会いにいく

3月とか9月の転勤シーズンは、同時に転校シーズンでもあり、
お父さんが営業所などで働いているサラリーマンの場合には、昇進のためにも転勤は避けては通れません。

転勤の方は、引越し費用は会社もちの場合が多く、自分で引越し見積もりをする必要はないかも知れませんが、毎回毎回引越しの準備や片付けをするのは、結構大変ですよね。

でも、その一方で転勤族の子供もなれている感じで、転校をしている様にも見えました。

転校が決まっても、直前まで児童には知らされないため、「○○ちゃんは、3月末で転校することになりました。皆さんでお別れ会をしましょう!」なんていきなり言われることがあります。

そうすると、お楽しみ会のような感じで、劇やダンス、歌、手品などの出し物をしたり、ゲーム大会をやったりと、みんなで盛り上がります。

そうした催しが一段落した後に、みんなで寄せ書きした色紙を渡して、転校生が決まった友人の挨拶でお別れ会は閉会します。

その後は、芸能人並のサイン会って感じで、みんなノートとか、カードに新しい住所を書いてもらいます。その子はこの日のために、新住所の感じを練習してきているんでしょうね。

そして、その時の決まり文句が

「遊びに来てね!」

というのですが、特に転勤族の場合、日本全国に引越しをしてしまうので、小学生が遊びにいくには余りにも遠すぎました。

でも、その時の私の友人は、電車数駅とバスでたどり着くくらいの距離に引越しをしました。

「遊びに来てね!」
「遊びに行くよ!」

とは言ったものの、特に小学生の子供は切り替えも早いですからね(笑)

数日立つと、すっかりその子のことは忘れて、新しい遊びに夢中です。

でも、その時は遊びに行くことになりました。

その友達は、クラスの中でも頭がいい方で、どの電車の乗って、どの駅で降りて、どこ行きのバスに乗って、どこで降りたらよいのか? 全部教えてくれました。

しかも、バスの時刻表まで調べてくれたので、間違えやすいバスも間違わずに行けました。

私は、4、5人くらいの仲が良かった友人と一緒に行きました。当時の私は塾にも通っていなくて、電車に乗って出かける機会はほとんどなく、ましてやひとりで電車に乗ったことはありませんでした。

でも、友達の中には鉄道が大好きだった友達もいたので、まあ、大丈夫かな!? と思い切って行きました。

電車の時刻、バスの時刻、もちろん運賃もこれ以上ないくらいに調べておいたので、当日はスムーズに行きました。

今の時代だったら、小学生も携帯電話で確認しながら、友人の家を探すのでしょうが、当時は携帯電話もなく、一生懸命に調べて、迷わないようにしておきました。

今考えると、当時の経験はとても良かったなあ、と思います。自分の行動範囲が広がったことや、自身がついたこと。知らない町でも、こうやって調べて、たどり着くことが出来る。

多分、マイカーで行けば30分もしないでたどり着く距離だったとは思うのですが、当時小学生だった私としては大冒険でした。しかも、私が調べて、友達を連れて行くリーダー的な存在だったので、責任も重大でした。

今の時代だと、危なくてできないかも知れませんが、治安的にも安全で、いい時代だったのかも知れません。私としてもいい思い出でした。