手荷物の中には

海外への引越し準備で、身の周りのモノ・家財道具などを完璧にパッキングできたとしても、どうしても自分で運ばないといけないものがあります。

まさかパスポートやビザをパッキングしてしまう人はいないと思いますが、
日本国内の引越しでも、荷物の紛失事故が時たま見られますが、海外引越しでは、輸送手段の煩雑さや、現地スタッフとの意思疎通の難しさから、紛失・破損事故が起こり得ます。

また、何等かの手違いにより、荷物の到着が予定よりも遅れる場合があります。
(日本ほど、時間に正確な国は、ない。というのが、海外に行くと良くわかるでしょう)

ですから、絶対に紛失してはいけないものは、かならずスーツケースに入れて自分の手で運ぶようにしましょう。
(可能なら、一日二日は生活できるだけの日用雑貨も入れておきましょう)

海外での在住期限が限られている場合には、持ち物はできるだけ厳選し、現地で使用しないもの・無くても別に困らないもの(貴金属・アクセサリー類)は日本の実家や貸倉庫に保管するのもよいでしょう。

また、意外にかさ張るのが引越し手続き・渡航手続きに関する書類や証明書など。
これらは、念には念を入れてコピーをとっておくか、あるいはPDF化しておけば管理が簡単です。
フラッシュメモリ内に「引越しフォルダ」を作成してどんどん詰め込んでしまえばいいですからね。

スキャナはもうパッキングしちゃった!という場合には、セブンイレブンの万能コピー機のスキャン機能を利用するか、最悪の場合、力技ですがスマホのカメラで写真を撮ってしまいましょう。

上記以外にも

上記以外にも、スマホやPC、観光ガイドブックなどは手元においておき、時間のあるときに情報収集をしておきましょう。梱包、不用品処分、ハウスクリーニングなど、日本にいる間はとても忙しい時間を過ごしていたと思いますが、飛行機の待ち時間、飛行機内では、現地の情報収集や、これからの生活について計画をゆっくりと練れる時間でもあります。

海外旅行や海外出張に慣れている人であっても、日本とは全く違う文化や習慣の国で生活するわけですから、準備はきちんと行いましょう。