引越し先の挨拶。海外では?

挨拶

海外に引越しをした時、日本の「引越しそば」のように、隣近所に何かを配ったり、手土産を持ってあいさつ回りをするような文化ってあるのでしょうか?

もちろん移住先にもよりますが、基本的にはあいさつ回りをしたほうがよいです。
参考⇒引越しの挨拶

引越しおそばを持って、「つまらないものですが…」という必要はまったくありませんが、万人受けする手土産を持って、「隣に引っ越してきた○○です。どうぞよろしくお願いします。」というご挨拶はしたほうがいいでしょう。
(相応の語学力は当然必要になりますが…)

というのも、海外では日本にくらべ頼れる相手が圧倒的に少ないですし、何かあった時でもお隣さんと顔見知りであれば「助け合い」ができる場合もあります。

反対に隣近所にとっても、挨拶がなければ、一体どこの誰さんが引越し的なのかわからなければ不安ですし、訝しがられて距離をおかれないよう、やはり挨拶は必須ですね。

もちろん、助けてもらうばかりではなく、こちらからちょっとした隣人同士の助け合いを申し出るのも忘れてはいけません。

アメリカでの体験談

日本のお土産に喜ぶ隣人

ちなみに、これは実際にアメリカに引越した友人の体験談。
隣近所のご挨拶用に何か日本っぽいお菓子を持っていこう!と思いついたはいいものの、引越しの荷物だけでも十分多いのに、さらに日持ちのしないお菓子なんて持っていくのはナンセンス…。

そこで、桜の形のクッキー型と缶の抹茶だけ持っていき、材料は現地調達でクッキーを手作り。
それに折り鶴を添えてご挨拶したところ非常に評判がよかったとのことです。
(新居がまさかの「ダッチオーブン」で相当苦労したようですが…笑)

というわけで、荷物が多かったり、言葉が不自由だったりしても、引越し後の隣近所への挨拶は万国共通ですので、忘れないようにしましょう。

話さないと分からない

コミュニケーション

日本全国どこに引越しをしても、日本語が通じますし、基本的に日本人という同じ民族です。
多少の方言はありますが、まったく通じないことはありません。小学校中学校で習うことも、そんなに変わりません。

しかし、海外に出ると、言語も、民族も、学校教育、習慣、食べ物・・・
何もかも違います。

ですから、日本にいたときのように話さなくてわかるでしょ!?
とった慣習は通用しません。挨拶やマナーも違います。

だからこそ、海外に引越しした際には近所に挨拶をして、積極的にコミュニケーションをとりましょう。
ただし、日本のように安全とは限らないので、危機管理にも注意を払っておきましょう。