引っ越しを終え、いざ、新居の整理をしはじめたとき、まず困るのが大型家電の配置。
引っ越し前にちょっとひと手間かけるだけで、この作業が楽になるので、ご紹介します。

それは、パソコン、テレビ、ステレオの配線は、必ず写真に残しておくということ。

引っ越し準備を進めるにあたり、家電類もパッキングをしたりコードをまとめたりと、持ち運びやすい状態にしておかなければいけません。
しかし、準備を急いて、テレビやパソコンまでいきなりパッキングをしてしまうのは得策とはいえません。

理由は、それらの配線が複雑な場合があるからです。

冷蔵庫や電子レンジは、コンセントとの位置関係にのみ気をつけていればあとは設置して電源コードを差し込むだけで使用可能ですが、デスクトップPCやHDD、レコーダー外付けのテレビの場合は、新居に到着した後、もとのとおりに配線をしなおさなければ、以前と同じパフォーマンスを発揮してくれません。

そこで、忙しい引っ越し準備の途中でも簡単にできるのが、とにかくすべて写真に残しておくことです。パッキングのためにコード類を引っこ抜く前に、どのコードのどの端子が何に接続されているか、わかりやすいアングルで写真に収めておけば、引っ越し後も比較的スムーズに再設置ができるはずです。

男性は、理系というか、電気関係のことや日曜大工的なことに強い人が多く、こういった電気やオーディオのケールや配線について、面倒だとは思っても、分からないということは少ないでしょう。

ところが、女性はこういうことが本当に苦手で、時間をかければ何とかなる!というものではありません。

友人や知人、親兄弟などで、こういった配線の復元を頼める人がいればいいですが、そうでなければ、今ある状態をスマホなどで写真にとって、引越し先で復元できるようにしておきましょう。

ちなみに、引っ越しではありませんが、私の実家では毎年「御盆のときの仏壇」を写真に収め、翌年もお供え物が正しく並べられるようにしています(笑)

それから、引越しの直前って、今住んでいる家を写真撮影する最後のチャンスです。新居を購入したときは、引越しはがきに使うことも多く、写真を撮りまくる人がいますが、今までお世話になった家もしっかりと撮影しておきましょう。後で見て、結構懐かしいなあ、と思ったりします。