ベッドの引越しでも書いていますが、引越しの際、よっぽど特殊なベッドでない限り

分解→運搬→組立て

をすることができますが、残念ながらマットレスは分解できません。

シングルサイズマットレスなら自分でレンタカーを借りて、運搬できる場合もありますが、ダブルサイズなら、引っ越業者に依頼しましょう。

そうは言っても、自分で引越しできないか・・・

軽トラで引越し

そうは言っても、マットレスは柔らかいし、壊れるものでもないし・・・

自分で引越しをしようと思っている方で、マットレスがある場合には要注意です。
重さはそれほどじゃないけど、ひとりで運搬作業を行うのは結構難しい。友人に手伝ってもらって、やっと車まで運んだけれど、大きすぎて荷台に積み込めない。
(通常のタイプのマットレスでは、分解や組み立てはできないので)

ミニバンやレンタカーのトラックで、冷蔵庫や洗濯機などの大型家電や、ダイニングテーブルやクローゼットなどの大型家具と一緒に運ぼうと思っても、入らない場合があります。かと言って、エアコンの取り外しのように専門的な知識や工具は必要ないところが悩ましです。サイズを考慮したうえで、ピストン輸送するなどして、スケジュール調整と荷物量の見積もりをしておきましょう。

単身パックでは要注意!

引越単身パック(イメージ)

ヤマトホームコンビニエンスの単身引越サービスや、日通の単身パックのようにカートやボックスで搭載できる荷物量が決まっている場合、マットレスは追加料金になってしまう可能性があります。
一人暮らしの引越し見積もりでは、単身パックを選ぶな!

同様に赤帽の引越しサービスを利用する場合も、赤帽の軽トラックで運搬が可能であるか、訪問見積もりの際などに確認しておきましょう。

引越し業者を選ぶ

引っ越し会社を選ぶ

ベッドやマットレスがある場合、引越し業者選びは慎重に行いましょう。
ベッドの分解や組み立て、そしてマットレスの運搬の依頼ができて、納得できる料金であるかも大事です。

そして、料金だけでなく、安心して引っ越し依頼をできる業者に見積もり依頼を出しましょう。
訪問見積もりの際は、営業マンからその引っ越し業者がどんな会社なのか、注意深く観察しましょう。

いくつかの業者に見積もりをとる(あい見積もり)が一般的ですが、これを簡単にできるようにしたのが一括見積です。詳しくは以下を参考にしてください。

マットレスの引越し準備(梱包)

マットレスを折りたたんで引越しをする

まず、写真のように折り畳みができるタイプのマットレスの場合、分解や組立てといった作業は不要になりますので、布団と同じように、できるだけ小さく折り畳みます。
そして、布団袋などに梱包して、運搬・運送を引っ越し業者などに依頼します。

折りたたむことにより、寝室など部屋から搬出しやすくなります。廊下、玄関、通路、アパートの階段やマンションのエレベータなど、細くてベッドやマットレスのような大きな家具の移動が難しい場合でも、折りたたみ式のマットレスは作業がしやすくなる可能性大です!

このように折り畳みタイプのマットレスの場合、シングルサイズがメインになると思います。ダブルサイズでも折りたためるマットレスがあるかも知れませんが、寝心地が犠牲になってしまう場合もあるので、通販などで購入する際には注意しましょう。

マットレスを丸めて引越しをする

薄型タイプのマットレスの場合、写真のように丸めることができる場合もあります。上記と同じように、できるだけ小さく、コンパクトにまとめます。
(このタイプのマットレスでも、分解や組み立てといった作業は不要になりますが、上記と同じようにシングルサイズがメインとなるでしょう。)

キングサイズベッドとマットレス

それでは、ダブルベッド、キングサイズベッドなど大きいタイプのベッドの場合で、しかも厚みのあるマットレスで、折りたたむことができないタイプの場合には、どうしたらいいのでしょうか?

折りたためないタイプのマットレスでは?

折りたためないマットレス

折りたためないタイプのマットレスの場合はどうすればいいのか?
サイズが大きくなればなるほど、自分たちで運搬する難しくなります。

引っ越し業者に依頼する場合にも、料金相場や見積もり料金、運送料金(ベッドと合わせて、分解組立て料金)など、気になる点がありますね。

おまけ

ベッドとマットレスだけ引っ越し業者に任せる

ベッドとマットレスだけ引っ越し業者に依頼する

上記の続きとなりますが、自分で引越し作業をしようとする場合、ベッドやマットレスは大きな障害となり得ます。従って、この部分だけ家財宅急便など業者に任せる方法もあります。

ベッドはフレームやサイドフレームなど、分解作業を行って、引っ越し先に運搬します。そして、引越し先についたら組立て作業を行うことにより、通路や階段の移動がやりやすくなります。飛び出たベッドの脚を破損したり、壁紙やドアを傷つける心配も少なくなるでしょう。

ただし、いくら分解可能なベッドであっても、ダブルサイズ以上になるとかなり大変です。よっぽど体力とトラックの運転に自信がある人以外は、引っ越し業者に運搬してもらった方が料金的にも肉体的、精神的にもよいでしょう。

まずは、一括見積サイトを利用して、引越し業者に依頼した場合には最低限の料金を確認しておきましょう。そのうえで、自分でやるかどうか判断するのがおすすめです。

処分して新しく購入する

ベッドマットレス

引越し先が遠距離だったり、マットレスの買い替えのタイミングの場合には、思い切って処分する方法もあります。今使っているマットレスを廃棄処分して、新居で新しいマットレスを購入するのもいいでしょう。

アマゾンや楽天のような通信販売で購入する方法もありますし、ニトリの持ち帰り可能なマットレスを購入する方法もあります。

マットレス選びも大事!

パイプベッド、補助ベッドなど簡易ベッドを使っている方もいるかも知れませんが、そんなときこそマットレス選びは大事です。自分にあったマットレスを選んで、質の高い睡眠を確保しましょう。

マットレスではなく布団にする

マットレスは、引っ越しの際に移動などで苦労するから、いっそうのこと布団にしてしまおう!
このように考える人が多いかもしれませんが、あまりおすすめはしません。ベッドのフレームはマットレスを想定しており、通気性も考慮しています。

布団のように天日干しをする習慣のない欧米の生活スタイルでも快適さを保てる寝具です。

最近のアパートやマンション(特に単身者用)では、ベランダが狭く、布団を天日干しするスペースを確保することが難しくなっています。仕事やプライベートで、週末も外出する方は、ベッドの方が向いているかも知れません。心配な方は、ダイソンやレイコップのような布団掃除機活用するのも良いでしょう。