日本は、卒業・進学シーズンが引越しのピークシーズン。
特に2月~4月中旬までは、引越し業者の予約も満杯で引越し料金も相場以上にハネ上がります。
さて、では海外への引越しの場合にも、引越し料金と「季節」は関係あるのでしょうか。
3月の引越し見積もりで損をしない5つのポイント

海外にも当然引越しのシーズンのようなものはありますが、どちらかといえば、引っ越し先ではなく、引っ越し前の国(要するに日本です)の引越しシーズンのほうが、価格に影響するようです。
(海外旅行の航空券と同じですね)

特に大手引越し業者で、一般の引越しサービスと海外引越しサービスを同時に展開しているような場合には、日本国内の引越しがピークになれば、当然海外引越しサービスの方にもしわ寄せが来ます。

会社都合の単身赴任であれば、当然渡航時期を選ぶことは難しいですから、多少引越し料金が高くても、引越し時期をずらすことはできないと考えたほうがよいでしょう。

では、少しでも引越し料金を安くするにはどうしたらよいのでしょうか?

ポイントは、「航空便と船便の使い分け」と、「人間の渡航費用を安く抑える」です。

国際空港にて

船便は、当然ですが航空便にくらべ、届くまでに数ヵ月単位で時間がかかります。しかし、その分値段もやすくなるので、到着してすぐに必要なもの以外は、できるだけ船便で送るのがベスト。
(引越し業者はなんでもかんでも「航空便」で送るように手配してしまうことがあるので、まかせきりにせず、逐一チェックを忘れずに。)

そして人間の移動費用も、海外となるとピンからキリまでさまざまです。
もし家族で移住する場合、必ずしも家族全員が同じ便である必要はないんですよね。

例えば、お父さんは仕事の都合ですぐに赴任しなきゃいけないけど、お子さんは現地で学校がはじまるまでに渡航すればいい場合。
日本国内の移動であれば、飛行機を使ってもせいぜい数万円の違いですが、国際線の航空券では十万円以上の差額が生じる場合があります。

海外の場合は、安全面の心配もありますので、とにかく安ければよいというものではありませんが、人間の移動費は意外と盲点になりがちなので、再確認してみましょう。

あと、パッケージツアーで海外旅行していた方にとって、航空券の値段の高さに驚く人は多いでしょう。格安航空券のとりかた(時期や航空会社)について、色々と調べてみましょう。