航空便よりも船便を活用する

海外引越しの際、緊急性のない荷物は、船便で送るのが一般的。
航空便にくらべて時間はかかりますが、運搬料金は格安です。

しかし、船便でもさらにもう少し運搬料金を安くするために知っておいた方がいい豆知識をご紹介しますね。

それは、「船便は荷物の体積で料金が決まる」ということ。
重さでもなく、内容物の価値でもなく「体積」です。

船便で得するために


船便

上記のように、船便の料金は重さではなく、体積で決まります。コンテナで貨物船に積みますからね。
それでは、船便で得するためには、どうすれば良いのでしょうか?

同一サイズの段ボール箱をいかに少なく、きれいに積むか、が重要です。
ちょうど、ゲームのテトリスのように。

形を変えられない大型の家具は、仕方がないですが、炊飯器や、パソコン、掃除機など、比較的小さな家電・家具は、ほかの雑貨や梱包材と組み合わせて、四角い箱に納めることができます。

梱包材にしても、プチプチシートや発泡スチロールでは使用後はただのゴミになってしまいますが、シーズンオフの服やタオルで代用すれば、より効率の良いパッキングが可能。

布製品は最小限にするに越したことはないですが、梱包材の勤めも果たしてくれるのであれば大目に見てあげてもいいかもしれません。

もし余裕があれば、それぞれの段ボールが均等な重さになるようにすれば、運搬時に余計な気を使わずに済みますが、慌ただしい引越し準備のなかで、そこまで気を回すのは少し難しいかもしれませんね^^;

海外への引越しの際は、軽くて、すぐに使う荷物は航空便で、
重たい荷物で、すぐに使わないものは、船便で運ぶのがいいでしょう。

そして、船便ではダンボール箱の隙間を埋めるように、荷物を詰め込んでいきましょう。

荷物梱包のコツ

引越し準備

■組み立て式の家具は、可能な限りばらしておく
■新品の商品は、袋や箱から出す(新品だと、輸入手続きの際に関税がかかる可能性があるので)
■パソコンや家電製品は、購入時の箱があればそれを利用する(新品と間違えられないように)
■汁や水気のあるものは、袋など二重にしておく
■長期間の保存にも耐えられるように梱包しておく

まず、梱包のやり方は、引っ越し業者しっかりと確認しておきましょう。
その上で、業者指定のダンボール箱がある場合には、そちらを利用します。

梱包材は可能な限り衣類や、タオルなどを利用する。
そして、その国に持ち込みの際、トラブルになりそうなものがあれば、持ち込まない。

待ちに待った船便の荷物が関税で止められている・・・とならないために、情報収集はしっかりと行っておきましょう。