引越しの際にやらなきゃいけないことは数多くありますが、最近は隣近所への挨拶を省略されるケースが増えているようです。
特に都会などで隣の部屋の住人でさえ顔を合わせるほぼ機会がなかったり、不規則な生活を送っていたり、学生や若者の一人暮らしの場合では挨拶って結構面倒に感じちゃうのも分かります・・・
ですが、特に新しく引っ越した先での挨拶は最初にきちんとしておいた方が絶対いいんです。
生活していく上で「うちは絶対に隣近所に迷惑をかけることはないから」と断言できるならともかく、生活音や友人を招いたときの騒音など少なくとも何かしらの影響は近所に与えることになります。
元から生活している人にとっては「なんかうるさい気がするけど、、、」となったときに、最初にきちんと挨拶に来てくれていたかそうでないかでは精神的に受ける印象がガラリと変わってきます。
よく言いますよね、上の階に住んでいる子供の足音がうるさかった時、その子がどんな子なのかを知っているのと、どんな子供なのか見たことも会ったこともないのでは音の感じ方が変わってくると(^^;)
人間って不思議な物で、多少迷惑をかけられても相手の事情をよく知っていたりこちらに謙虚にふるまってくれていれば「お互い様ですよね」と思ってくれるものなんですよね。
「挨拶したい気持ちはあるけれど、初対面の人と関わるのがどうも苦手で・・・」という理由で、引越し後の挨拶を躊躇される方もいらっしゃるでしょう。
そういう場合には、ポストや郵便受けなどにこっそりと挨拶代わりになる品物とお手紙を入れておけば大丈夫です!
以前私が住んでいたアパートから引っ越したとき、隣の部屋の人に「引っ越します。今までお世話になりました。」という思いで粗品を持っていったことがありました。
月に2、3回ほどしか顔をあわせない中年のご夫婦だったのですが、いつも感じよく挨拶してくれていたので黙って引っ越していくのには抵抗があったんです。
一度、お部屋のチャイムを鳴らしたのですがご不在だったために一度引き上げました。
また改めて、、、と思っていましたが、なんだかよく考えたらそこまで話したこともないのに挨拶に行くのもだんだん気が引けてきてしまって・・・(汗)
結局、郵便受けにメモと品物を残しておくことにしました。
こんなときこそ顔を見てちゃんとご挨拶をしなければいけないのは分かっているのですが、、、人によっては苦手なこともありますよね。
挨拶する気がないのならともかく、少しでもあるのであればこんな方法もおススメですよ。