2月は終わるのがほんとに早いですね!気づけばもう最終週です。
とはいえ、まだまだ寒いのに、どうしてこんなに元気なんだろう?と疑問に思うのは、「猫草」。
猫を飼っている人なら、一度は栽培に挑戦してみたことがあるのではないでしょうか?
気温がどんなに低くても、開封して水をかければぐんぐん育つ、室内飼い猫の必需品です。
一般的には「猫草」で通じますが、正式には燕麦という植物。
この草の繊維が、飲み込んでしまった毛玉などを吐き出させてくれるので、大抵の猫はこの草が大好き。
まれに猫草に興味を示さず口にしてくれない猫もいるようですが、我が家の猫達は教えてもいないのに、猫草が大好きです。
野良猫は地面に生えている燕麦やエノコログサを自由に食べることができますが、自由に外出できない室内外の猫はそうもいきません。
ですから、猫が毛玉を飲み込んで体調を崩さないように、飼い主が気をつけてあげないといけません。
といっても、それほど難しいことではなく、先ほど書いたように、ペットショップで燕麦の種を買ってきて土に植えれば勝手に生えてくれます。
ということでたくさん植えてあげたいのですが、一人暮らしのアパートは、いかんせん、ベランダは狭いうえ、猫達が自由に出入りできる状態にしておくとかなり不用心。
なので、ペットショップなどで売られている、簡単栽培キットの猫草を愛用しています。
まるでお菓子のような紙箱に入っていて、水をかけるだけでほぼ100%発芽・成長するので園芸なんてしたことがないという人でも簡単に栽培することができます。
庭やベランダに十分なスペースがない場合はこういう栽培キットが本当に便利です。
問題は、(当たり前ですが)部屋のあちこちで猫が毛玉を吐いてしまうこと。そして、猫草が好きすぎて、まだ芽が1cmにもならないうちからムシャムシャ食べられてしまうことです。
紙のケースに申し訳程度の土が入っているだけなので、重量もなく、結局きれいに草が生え揃う前に食べ散らかされてしまい、飼い主としては複雑な心境…。
ちなみに、どうしても猫草が育てられない場合には、「毛玉ケア」と表示のあるフードを与えることで、猫が飲み込んでしまった毛玉を排泄させることができるようです。
また、飲み込んでしまう毛の量を減らすにはこまめなブラッシングも重要。特に長毛の猫は飼い主がブラッシングをしてあげないと、自分でのグルーミング(ぺろぺろ)が追いつかないことがあります。
室内飼いの猫は、飼い主が気をつけてあげないと草を食べたりできませんから、もし毛玉ケアをしていない人は猫草栽培にトライしてみてください^^