更新で賃料が安くなったケース
今年で今のアパートに住み始めて8年、そろそろかな、と思っていたらようやく更新通知が届きました。
例年どおりの内容だろうし、いつ不動産屋に行こうかな、とスケジュールを見た後、更新通知をふとみると、「○万円の値下げで、×万x千円」という文字が!
これは、もしかして賃貸料が値下げになるということでしょうか? 何でもかんでもひたすら値上げのこのご時世、まさか賃貸料が下がるなんて予想もしていなかったけど、確かに築年数はかなり経過しているし、設備も老築化しています。
調べてみると、賃貸料金の値下げはよくあることではないけれど、珍しくもないようで、特に古い建物の場合には賃料が下がったりするようです。もし出て行かれたら、次の入居者が見込めないくらいの古い建物とのことでした。
ちなみに、そこまで言われるほどボロアパートではないです、多分…。
固定費が下がるのって、正直、普段、おやつだの交通費だのを数十円単位で節約してるのがばからしくなるほどの値下げ幅です。
今回、本当にただのラッキー以外の何者でもなく、意図的に賃貸料金を下げる方法などもわかりません。でもせっかくだから、もうしばらく低家賃で趣味にお金を使う生活も悪くないなと思っています。
賃料が下がらなかったケース
もう一方は、賃料が下がらなかったケースです。
そのマンションには4年ほど住んでいて2回目の更新だったのですが、更新のタイミングで家賃交渉をしてみました。
私は1階に住んでいたのですが、入居募集が出ていたのは2階の部屋でしたが、私の家賃よりも1万円ほど安かったです。
入居当時は、1階と2階の家賃差は、1万円ほどで、2階の方が高かったです。
ですので、入居募集をかけている物件と同じ基準で考えると、2万円くらい家賃が安くなってもいいですよね!?
私は、このことを仲介になっている不動産屋さんに話しました。
担当営業の答えは、ダメです。
一度退去して、再び入居すれば安くできますが、その際は敷金礼金が再度かかるとのこと。
長年そこに住んでいる住人(お得意さん)よりも、新規のお客さんを大事にするなんて、ちょっと前の携帯電話会社のようですが、これでは、3月や9月などの引越しシーズンでの出入りが多いのもうなずけます。
大家さんとしては、そこに長く住んで、安定した権利収入が得られる方がずっといいと思うんですけどね。
もう10年近く前の話ですが、不動産業界って不思議だな!?と思ったのと、賃貸ではなく持家(分譲マンションか一戸建て)に住もう!と決断した瞬間でもありました。
物件選びは、大家さん選び、不動産屋選びが、一番最初に必要なことかも知れませんね。