引越しのハイシーズン
引っ越しの人気シーズンは、卒業から新生活スタートの時期、つまり3月～4月にかけてです。
また、転校や転勤などを考えなくてよい場合は、3月、4月のピークシーズンを避け、ゴールデンウィークに引っ越しをする人も多いようです。
⇒3月の引越し見積もりで損をしない５つのポイント
⇒4月に引越し
⇒ゴールデンウィーク(GW)の引越しは、引越し料金と渋滞に注意！
ライフスタイルに合わせたシーズン、あるいはお天気のよい時期に引っ越しが多いのは納得できます。
ですから、引越し料金を安く収めたい場合には、オフシーズンの平日を選んだりしますよね。
でも、空いていると思って決めた引越し日なのに、あんまり安くならない、という場合があります。
ウッカリ見落としがちですが、実は、引っ越しでも「六曜」が重視される場合があるのです。
平日でも大安、先勝(午前)、先負(午後)だったりすると、予約がとれなかったり、割高だったりするので要注意。
そして、当然のことながら、仏滅の日が最も引っ越し人気は低く、よって引っ越し料金も割安ではありますが、縁起を重視する場合(結婚に伴う引っ越し)には避けたほうがよいかもしれません。
ところで、友引の場合はどうなのでしょうね？
お祝い事は吉、忌事は凶の日ですが、引越しはどちらのイベントになるのでしょうか？
時間帯的には朝夕が吉、正午が凶とのことなので、引越し屋さんはちょっと混雑かな？
「友を引き連れてる＝引っ越しする人が増える」という意味では引っ越し業者にとっては縁起の良い日かもしれませんね。
現代では、引越し自体は縁起物でもない
昔、引越しは結婚式や新装開店のように縁起物でした。ですから、大安を選び、友引を避ける傾向がありました。
引越しに関して、お心づけ（チップ）を渡す習慣もここから来ています。
⇒引越し単身パックでも、お心づけ（チップ）やお茶は必要なの？
入学や就職、或いは出世に伴う転勤などでしたら、縁起物かも知れませんが、
（引っ越し時期は、いつがいいの？卒業式の後は、大学卒業→卒業旅行→新入社員と、忙しい！）
職場の近く引越しをする
急行が停車する主要駅近くのマンションに引越しをする
１DKから２LDKと間取りを変更する
単に、契約更新月だから、引越しをする
といった理由の場合、特に縁起物ではありませんよね。
ですから、六曜もチェックして、平日の仏滅でも本人が全く気にしないのであれば問題はないでしょう。
反対に、大安とか仏滅とかを気にする人は、少しでも縁起がいい日を選んで、気持ちよく引越しができるようにしましょう。
要は、自分で納得できる方法で、できるだけ安く、気持ちよく新生活が遅れればOKですからね。
