最安値=ベストではない
引っ越しピークシーズンは、電車に乗っていても、マンションの空き室が目立ちます。たまには今まさに引っ越しの片付け中という姿も!(カーテンがまだないのかな…?)
⇒3月の引越し見積もりで損をしない5つのポイント
なので今回は、先日引っ越した知人に聞いた、引っ越し業者決定までの道のりストーリー(笑)をご紹介します。
普通、一括見積をとったら、一番安い見積額を提示した業者に決めることが多いのではないかと思いますよね。その知人も、そのつもりで見積もりをとったらしいのですが、出てきた各社の見積もりをみて、早々に価格を基準に決めることはあきらめたそうです。
その理由は、各社のサービス内容や細かい分類があまりにも違いすぎるから。
たとえば、引っ越しの運搬作業代として書かれている金額は、スタッフ一人分なのか二人分なのか?トラック代金にはガソリン代は含まれるのか?段ボールは何枚まで無料か?などなど、すべての項目を細かくチェックしていくと、頭が痛くなりそうだったので、結局、最安値ではないものの自分のこだわりポイントを満たしてくれる引っ越し業者さんに決定したようです。
彼女のこだわりポイントは、引っ越しスタッフが女性であることと、使用済の段ボールを無料で回収してくれること。一人暮らしの女性としては、作業員さんが女性だと何かと安心ですし(重い物は心配ですが…)
⇒女性専用の引越しサービス
、新居のゴミ出し規定がよくわからなかったので、できるかぎり引っ越し業者がゴミを回収してくれると助かると考えたようです。
このように、価格だけを基準に決めるのではなく、自分にあったサービスとそれに見合った金額の両方をみて引っ越し業者を決めるのが賢い引っ越し方法だと思います。
引っ越し料金3万円は安い?
引っ越しのウェブ見積もりでたくさんの業者を比較できても、最終的に決めるのは自分です。いろんな会社を比べられるのはいいけど、選択肢がたくさんありすぎて迷いすぎてもうダメ…という声もちらほら。
そこで、私の周囲の引っ越し経験者の話から、「こういう業者はすぐに選択肢から消去してOK」な基準を伝授しようと思います。
その基準やっぱりお値段。
ずばり、引っ越しスタッフ一人頭1万円(台)を基準にしましょう。
(スタッフが一人、あるいは女性、ペットや楽器のプロという場合にはこの限りではありません)
たとえばスタッフが二人なのに3万円台の業者はちょっと高めなので選択肢から外してOKです。
逆に3人なのに2万円台のところはスタッフ以外のサービス(トラックが片道しか含まれていないなど)に注意。
1人1万円を基準にあてはまらないところをバサバサ切り捨てていくとだいぶ見積もりがスッキリしたのではないでしょうか。
あとはめぼしい業者に電話で直接値段交渉をするだけです。ウェブ見積もりはあくまで見積もりであり、交渉の余地はいくらでもありますよ。
そうして一番「ワガママ」を聞いてくれた業者にお願いすればムダなく引っ越しを済ませることができます。あまりひどいワガママは聞いてもらえないので注意してくださいね。