ベッドの選び方
実家では布団だった人も、
一人暮らしを始めたらベッドにしたい!
こんな方も多いのでは?
でも、フランスベッド、ニトリ、イケアなどに行くと、たくさんのベッドが並んでいますが、
いったいどれを選べばいいの?
予算で大まかに決まるけど、もっとちゃんと選びたい!
そんな方のために、ベッドを選ぶ方法についてシェアします。
参考までに、ベッドの引越しは以下をごらんください。
ベッドを選ぶ時のポイントは、以下の3つです。
1)ベッドのサイズを選ぶ
2)フレームのタイプを選ぶ
3)マットレスのタイプを選ぶ
それでは、順番にみていきましょう。
ベッドのサイズを選ぶ
まずは、ベッドのサイズ選びからです。
ひとりで寝るのか?
夫婦や恋人と寝るのか?
部屋の大きさは?
大きめのベッドで広々寝たいのか?
コンパクトなベッドで、部屋を狭くしたくないのか?
縦の長さは、2mくらいでほぼ同じですが、横幅が変わってきますので、上記を元にベッドを選んでみましょう。
■セミシングル(横幅80cm前後)
子供は細身の方向け
■シングルサイズ(横幅100cm前後)
一般的な一人用のサイズ
■セミダブル(横幅120cm前後)
ひとり用で、ゆったりしたサイズ
■ダブルサイズ(横幅140cm前後)
一般的な二人用のサイズ
■ワイドダブル(横幅150cm前後)
少しだけゆったりサイズの二人用
■クイーンズベッド(横幅160cm前後)
ゆったりした二人用
■キングサイズ(横幅180cm前後)
夫婦二人と子供の三人で川の字で寝られるサイズ
通常は、一人用ならシングルサイズやセミダブル、二人用ならダブル以上で部屋の大きさの許す限りといったところでしょう。
背の高い方の用のロングサイズ(+10cm)もあります。
誰もが憧れる大きめのベッドですが、ベッドを注文するときは、
■部屋に設置するスペースがあるか
■部屋まで搬入できるか
を確認しておきましょう。
部屋に設置できるかは部屋の大きさを測定しておけば大丈夫だと思いますが、
部屋まで運べるかも、要チェックです。
ピアノの引越しのようにクレーン車を使う方法もありますが、
引越し費用がぐっと上がってしまいますし、
どうせなら、その分、ベッドにお金をかけたいですよね。
玄関から廊下を通って(一番奥の部屋になることも多い)寝室までの通路や階段で直角の曲がり角があると、分解しても運べない場合もあります。
また、マンションの場合には、エレベータに入るか(特にマットレス)もチェックしておきましょう。
すでにベッドを購入済で引越しを計画している場合でも、
部屋から出せない!
玄関から出ない!
なんて場合には分解・解体するか、それがダメなら2階なら吊り下げを。3階以上ならクレーンが必要な場合もあります。大掛かりな引越しになるほど、引越し費用もかかってきます。
ベッドフレームを選ぶ
一口にベッドと言っても色々な種類があります。
用途や予算に応じて最適のものを選びましょう。
・ベーシックタイプのベッド
一番オーソドックスなベッドです。ヘッドボードに小物が置ける宮付きを購入すれば、目覚まし時計や書籍などを置くこともできます。マットレスの位置が低いフロアタイプ(ロータイプ)もあります。
・収納付きベッド
ベッドの下に荷物が収納できるタイプで、家具の展示場などに行くと、跳ね上げ式の床板が持ち上がっているベッドも見かけます。他にも引き出し式や、箪笥と一体化したチェストベッドもあります。
初めての一人暮らしだと、1LDKなど比較的コンパクトな間取りの部屋に引越しをするケースが多いと思います。
こんな時には、部屋のスペースを有効活用できますので、おすすめです。
・スノコベッド
床板がスノコ(メッシュ)状になっているため、通気性に優れています。マットレスは布団のように干すことが出来ませんが、スノコベッドのような通気性の良いベッドを使うことにより、湿気がこもり難い特徴があります。
ただし、きしみ音が出やすいので、木造のアパートなどで使うときは要注意です。ウッドスプリングベッドもあります。
最悪、布団をここに敷くこともできますが、あまりおすすめはしません。
少なくとも、定期的に上げ下ろしをするか、天日干しをするなど、湿気がこもらないように注意しましょう。
・ロフトベッド
ベッドの位置を高くして、下のスペースを机などに活用できるようにしているのが特徴で、子供用のベッド&学習机で多く見られます。
子供用としては、喜ばれますが、大人用としては、圧迫感もあります。
ベッドの位置を高くしても限界があるので、背の高い大人は頭をぶつけないように注意しましょう。
・畳ベッド
マットレスの部分が畳になっていて、敷布団が使えます。
下の部分が引き出し式などの収納になっている場合もあります。洋室のフローリングだけど、和室の雰囲気(い草の香り)などを出したいときにはおすすめのベッドです。
・折り畳みベッド
折り畳んで収納できるベッドです。普段は収納しておいて、お客さんが来たときに使用するなどの使い方が出来ます。
種類も多様で、キャスター付き、スノコタイプ、マット付き、リクライニング式などがあります。
・電動ベッド
病院や介護用として使われることが多いです。
ベッド内に組み込まれたモーターによって背もたれや膝の部分が動かせます。可動範囲はモーターの数によりますので、予算と相談して選択しましょう。
・二段ベッド
子供部屋の定番といえば二段ベッドです。
狭いスペースを有効活用できるメリットもありますが、子供用の場合は重さに耐えられなくなる場合もあるので、成長の過程で買い換える必要があるかも知れません。
大人用の2段ベッドや、兄弟が多い場合の3段ベッドもあります。2台のベッドとしても使用可能な親子ベッド(1台がメイン、1台がサブ)もあります。
・ソファベッド
普段はリビングルームなどのソファとして活躍し、お客さんが多いときなどにはベッドとして使うことが出来るのがソファベッドです。
背もたれの部分を倒してもなかなか平らにならないなど、寝心地はあまり良くないものが多いので、あくまでも非常用のベッドと考えたほうが良さそうです。
マットレスを選ぶ
最後はマットレスです。これは眠りの質に直結してくるため、満足度の高いものを選びましょう!
大きさ、予算、メンテナンス性を考えて、バランスの良ぶのがポイントです。
・ボンネルコイル
一般的なマットレスのスタイルで、中にスプリングがたくさん入っています。
・ポケットコイル
個々のコイルスプリングが独立して動くマットレスです。体のラインに沿って点で支えるので、体への普段が軽くなります。
・低反発マットレス、高反発マットレス
低反発マットレスは体が沈んだら、その状態をキープして体を支えてくれます。
一方、高反発マットレスは体が沈んだあとに押し上げる力で体をサポートします。
・ウォーターベッド
海水浴などに行ったとき、水の上にボートやマットを浮かべて昼寝をしたことがある方なら、水の上で寝る気持ち良さは知っていますよね!?
ウォーターベッドは、水の上に浮力で浮いているような感覚で寝られるベッドです。
ただし、ウォーターバッグと言って実際に液体が入っていますので、かなりの重量になります。
設置場所の確認はもちろんですが、引越しの時は業者にも対応可能か確認をしておきましょう。
・ダブルクッション
マットレスを上下に重ねたタイプで、高級ホテルにあるようなフカフカのベッドです。耐久性と寝心地の向上はもちろん、通気性もいいのが特徴です。
・脚付きマットレス
マットレスにそのまま脚がついたタイプで、フレームが不要です。
ボンネコイル、ポケットコイル、ウレタンマットレスなど種類も多く、比較的低予算で好みのベッドが選べます。
ベッドの値段は、上記の組み合わせによって変わってきます。
Q&A
マットレスは、布団のように干さないの?
マットレスは布団と違って、大きくて厚さもあるので、布団のように干すことは出来ません。
でも、風通しの良いときい立てかけて、通気性を良くすると、湿気が取れて長持ちします。
普段はベッドバッドをこまめに干して、メンテナンスします。
マットレスを長持ちさせる方法は?
お尻や腰の部分など、どうしても重さが集中してしまう部分があり、マットレスも傷みやすくなってしまいます。
上下(頭と脚)や、裏表をひっくり返すなど、使う面をローテーションすることで長持ちさせましょう。
ただし、片面仕様の場合は、表面と裏面はひっくり返せませんのでご注意を。