この時期の引っ越しで気になるのはなんといっても、天気。特に西日本、日本海側では冬は天気な不安定なため、引っ越し日のお天気がどうなるかは運任せに近いところがあります。

雨の引っ越しであれば引っ越し業者もある程度のノウハウをもっているので、荷物濡れなどもほとんどないようですが、万一雪や大雨になってしまうと、荷物が傷む可能性も高くなりますし、何より運び込みに時間がかかり、予定していた引っ越し時間内に作業が完了しないことも起こりえます。

天気図

ですから、お天気のはっきりしない時期に引っ越しをする際は、引っ越し経験が豊富な大手の引っ越し業者を選んだり、午前中に引っ越しを行うのがオススメ。

大手の引っ越し業者は天候に合わせた荷物保護材をもっていますし、マニュアルもしっかりしているからです。

トラックのタイヤチェーン

また、午後以降の時間の引っ越しの場合、天気が悪いせいで前のお客さんの引っ越し作業が終わらず、引っ越し作業開始が夕方頃になってしまう危険性があるので、避けたほうがベター。

中小の引っ越し業者や、時間お任せの引っ越しの場合は、引っ越し料金が安くなるのが魅力的ですが、お天気などの状況によっては、料金が安くてもサービスがいまいち…ということになりかねないので注意しましょう。

もし、自分でレンタカーを借りて引越しをしようと思っている方は、冬の雪国での引越しややめておいた方がいいでしょう。寒くて手がかじかんでしまうというのもありますが、マンションやアパートのエントランスや階段は雪が降るととても滑りやすくなります。

足元が悪いなかで、素人が重たい荷物を運んでいたら、いつ転んでもおかしくありません。

また、雪道の運転に関しても、タイヤチェーンやスタッドレスタイヤがあれば十分というわけにはいきません。雪道の運転には、ある程度の慣れも必要です。しかも荷物をたくさん積んだトラックだと、カーブの時の膨らみ方や、急ブレーキを踏んだ時の制動距離もだいぶ変わってきます。

これらのリスク考慮してみて、自分で引越しをするメリットがあるのか、よーくシミュレーションした上で、それでも自分で引越しをするのか、業者に依頼するのか決定しましょう。