猫を飼っていると、猫の毛がまん延していたシーツ&ベッドカバーを洗うのが、週末の一番の大仕事になりますよね。
しかもこれから雨の季節がくるのかと思うと少し憂鬱です。

ペットの毛がつきにくい布地ってないものでしょうか…。

(人間が)寝るときの心地よさを考えれば、コットンやシルクが一番肌触りがよいので譲れませんが、せめてクッションカバーやソファカバーなどは毛のつきにく素材にできないものかと思い、調べてみました。
その結果、デニムやポリエステル素材の布地や皮製品(合皮も)であれば、細かい毛が絡みつきにくいようです。

確かに普段の洋服でも、手触りがツルツルした製品のほうが、毛の被害が少ない印象。
フォーマルな格好や、エプロンなど衛生上、毛がついてはマズいものに関しては、あまり安っぽく見えない範囲でポリエステル素材をチョイスするとよいのかもしれません。

しかし、皮製品に関しては、こと猫を飼っている人にとっては「禁忌」とも言えますよ。
なぜなら、彼らは皮製品で爪をとぐのが大好きだから…。

やっぱり、動物製品ということで、狩猟本能が目覚めてしまうのでしょうか…。
皮製のソファーなどは真っ先に爪とぎ被害に遭いやすく、猫のいる部屋で気軽に使用できるものではありません。

結局、ペットの毛被害を最小限に抑えるには、原因(=ペット)のブラッシングを徹底することと、リネン製品に関してはこまめにガムテープやコロコロで毛を取り除くしかないのかもしれません。

また、意外に盲点ですが、洗濯機のドラム槽にもペットの毛が詰まっていたりするので、洗えば洗うほど洗濯物に毛がつく…という現象もたまに起こります。
一度、洗濯機の洗浄をおこなってみると、思わぬ部分に毛が入り込んでいてびっくりすると思います。

そりゃ、洗いものにあんなに毛がついているんだから、洗濯機に毛が入る込むのもしょうがないですよね。

あとは、苦肉の策として、毛が目立たない色の布製品を選ぶというのも一手です。
ペットの毛色にもよると思いますが、私の経験では黒い服は毛が非常に目立つので、猫を飼い始めてからは黒のリブニットなどが着られなくなりました。
反対に薄いグレー、ピンクなどはペットの毛がついていてもあまり目立たないので、さっとコロコロをかければ大丈夫です。

以上、引越しの話しとはちょっと異なりますが、この時期大変なペットの毛事情について思ったことを書いてみました。

ペットの毛って、ペットを飼っている本人には気にならなくても他人からすれば、「みっともない」「汚い」と思いかねないことですので、気づいた時に対応できるといいですよね。