最近、一人暮らしの友人Facebookに見慣れない猫の写真が!
でも背景はどう見てもその友人のアパートです。
よくよくコメントを読んでみると、知人の旅行期間中、一時的に預かっているとのこと。
1週間程度のこととはいえ、普段動物を飼育していない人がペットを預かるのって、意外と大変です。
猫ならばご飯と水、トイレさえあれば、あとはあまり世話を焼かない方がいい場合もありますが、犬の場合は散歩が必要ですし、動物種によらず万一の緊急事態には獣医さんに連れていく必要もあります。
どこまで責任をもって面倒を見るかというのは、飼い主同士の人間関係が大な部分もあるのですが、今回は一時的にペットを他人に預かってもらう場合の準備についてまとめてみたいと思います。
まず、旅行や急な仕事、入院などでペットを預かってもらうのは、気心の知れた友人や家族が一番です。
飼い主との人間関係が良好なら、ペットをかわいがってくれる確率だって上がります。
反対に、それほど親しくない相手、つまりご近所さんや職場の同僚などにやむを得ずお願いする場合は、きちんとお礼をし、場合によっては簡単な「念書」のようなものもあったほうがいいでしょう。
(万一の場合も、預かり先は責任を負いません、というような覚え書き)
さて、具体的な準備ですが、どんなにペットが大事でもまずは預かってもらう相手に迷惑をかけないことを第一に考えないといけません。
ご飯、お水、トイレ、体調の指示書は詳細に書いて、必要な物品をひとまとめにしておきましょう。
また、意外に準備をし忘れがちなのが、ペットの寝場所。
ゲージやサークルとまではいかずとも、使いなれたブランケットなど、ペットが落ち着いて休むことができる場所を確保することが重要です。
ペットにとっても見知らぬ家で飼い主と分かれて過ごすのは不安で、ストレスの溜まる出来事です。
預かり先に無理を言わない範囲で、毎日電話で声を聞かせると、多少は落ち着いて過ごせるようになるようです。
ちなみに、「何かあったらメールしてね!」というのは、本当に緊急事態の最終手段として、想定できる範囲のお世話内容はきっちり文面にまとめておきましょう。
さて、ここまで書いて思ったのは、やっぱり人の家に預けるよりも、人に来てもらったほうが圧倒的にラクかも…ということ。
ペットを残して外出する際には、預けるのか、来てもらうのか、それぞれのペットに合った方法を考える必要がありそうです。