
【結論】冷蔵庫の引越しは「7日前から逆算」すれば失敗しない
冷蔵庫の引越しで一番重要なのは「タイミングと準備」です。
冷蔵庫は大型で精密機器。霜取り・電源OFF・中身整理を怠ると、
運搬中の水漏れ、故障、再起動時の不具合が起こる可能性があります。
以下のスケジュールで進めると失敗しません。
- ✅ 7日前:冷蔵・冷凍品の買い足しを控え、残りを消費開始
- ✅ 3日前:霜取り準備・不要な食材や調味料の処分
- ✅ 前日夜:電源OFF・霜取り・庫内掃除
- ✅ 当日朝:最終水拭き・搬出準備
- ✅ 新居設置後:2〜3時間後に電源ON
このスケジュールで引越し準備を行うことで、水漏れトラブルや故障のリスクを最小化できます。
【ステップ1】冷蔵庫の中身は事前に使い切る・処分する
冷蔵庫引越しで「中身を入れたまま運べないの?」と質問を受けますが、
基本的に運送業者は中身入り冷蔵庫の運搬を断ります。
以下の方法で計画的に整理しましょう。
【処分・消費するもの】
- 冷凍食品・アイス・肉・魚・生鮮野菜・牛乳・ヨーグルト
- 要冷蔵のデザート・飲料
【クーラーボックスで運べるもの】
- 調味料(ソース・ケチャップ・マヨネーズなど)
- バター・チーズ・梅干し・薬・目薬・ペットフード
冷蔵庫内の掃除も引越し前に必ず行いましょう。
庫内の汁漏れ、においは意外に溜まっています。
【ステップ2】電源OFFは「引越し前日夜」がベスト
引越し前日の夜10時頃(午前搬出の場合)、または当日朝8時頃(午後搬出の場合)に電源を切るのが最適。
なぜ前日に電源OFFするのか?
- 霜取り・水抜きの時間を確保するため
- 運搬中の水漏れ防止
- ガス(冷媒)を安定させるため
電源を切ったら冷蔵庫内を拭き掃除し、霜が溶け出して水が出るため、
タオルや新聞紙を下に敷いておくのがおすすめです。
【ステップ3】引越し当日のポイント
引越し元での対応
- 庫内が空・乾いていることを最終確認
- 扉が開かないようにテープで軽く固定(業者が行う場合も多い)
- 運搬前に冷蔵庫裏の埃を掃除(可能な範囲で)
引越し先での対応
- 設置場所の掃除・位置の微調整
- 扉の開閉方向・使いやすさをシミュレーション
- 搬入経路が確保できるか事前確認
冷蔵庫の設置位置は数センチの差で使いやすさが大きく変わるので、妥協せず調整しましょう。
【ステップ4】引越し後すぐに電源を入れてはいけない理由
冷蔵庫は運搬中の振動でコンプレッサーオイルや冷媒が不安定になります。
設置後2〜3時間は待ってから電源ONしましょう。
すぐ電源ONするとどうなる?
- 冷却効率低下
- 故障・異音発生のリスク
- メーカー保証対象外になる可能性
引越し直後はすぐに使いたくなりますが、
長期的な故障リスクを避けるため必ず待機時間を確保しましょう。
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【まとめ】冷蔵庫引越しは準備がすべて
冷蔵庫引越しのポイントは以下の通りです。
- ✅ 7日前から計画的に中身を消費・処分
- ✅ 前日夜に電源OFF・霜取り・掃除を完了
- ✅ 当日は水分残り・扉固定・設置位置を確認
- ✅ 設置後2〜3時間後に電源ON
この流れを守るだけで、冷蔵庫引越しのトラブルを防ぎ、安心して新生活をスタートできます。
📌 編集後記(投稿者より)
私も引越しの際、冷蔵庫の電源を切るのを忘れて当日の朝に霜取りをしようとしたところ、
床が水浸しになり大変な思いをしました…。
この記事を読んでくださったあなたには、同じ失敗をしてほしくありません。
引越し準備は大変ですが、冷蔵庫は特に計画がすべて。
引越し成功の第一歩として役立てていただけたら嬉しいです!