プロフィール
こんにちは!神奈川県横浜市から地方移住して半年のSHOJIと申します。
新型コロナウイルスの影響でテレワークでの仕事がメインになり、地方都市(栃木県宇都宮市近郊)に引越しをしました。
今回は、夫婦二人での田舎暮らし体験談をシェアいたします。
- プロフィール:40代 男性(会社員)
- 家族構成:2人家族で子供なし。妻(専業主婦)、小型犬1匹
- 職業:ホテル、レストラン関係(現場というより本部に近いポジション)
- 引越しの動機:新型コロナウィルスの影響により、テレワークになったことと、将来に備えて支出を減らしたかったので
- 引越し時期:9月上旬
- 引越し元 引越し先:神奈川県横浜市 栃木県宇都宮市近郊(約150㎞)
- 間取り:3LDK分譲マンション 2LDKアパート
- 引越し業者名と選んだ理由:アート引越センター(会社の契約で個人負担少なかったから)
- 引越し料金は?:約15万円(個人負担3万円、残りは会社負担)
- 一括見積もりサイトを利用した?:NO
アート引越しセンターが会社の契約先になっていたので、こちらを利用し、格安料金で引越しができました。引越し費用が安く抑えられたことで、地方移住へのハードルがぐっと下がりました。
父が転勤族だったので、引越しには慣れていましたが、引越し当日の寝床の確保には苦労しました。
引越し先への到着が遅くなてしまったり、ベッドや布団の開封に手間取ってしまったり、そもそも部屋が掃除されていなくて、すぐに生活できる状態でなかったり・・・といろいろなことがありました。
せっかく新居に引っ越しをしたのに、なぜはホテルに宿泊した経験も、何度かありました。ホテル代は会社が出してくれる訳ではないので、両親は自己負担していたと思います。
(結果的に、このようなホテル代も引越し費用として考えないといけなくなってしまいます)
私にとって引越し費用を安く抑える優先順位は極めて高く、幼い頃のこのような経験から、引越し当日の寝床の確保は必須事項でした。
これを実現するために、荷積みについて引越し業者にリクエストしておきました。
例えば大型ベッドを引越し先に持って行って、新居での組み立てを自分でやる節約プランを選択した場合、一番最初に部屋に運んでもらった方がいいと思います。
日曜大工に慣れている方いいかも知れませんが、ベッドを自分で組み立てるのは、予想以上に時間がかかることがありますので。
田舎に引越し(地方移住)する理由は?
テレワークが認められた
私の職業は、サービス業(ホテル、レストラン関係)なので基本的には接客という現場ありきの仕事がメインでした。
しかし、配属されている部署はマーケティングや宣伝といった、現場で直接作業をしなければいけない職種ではありませんでした。新型コロナウイルスで、会社の業績は打撃を受けましたが、私個人の業務としては、テレワークに移行できることになりました。
ちなみに、コロナ前は週5日、出勤していましたが、2020年4月~5月の2ケ月は1度も通勤していません。その後も、多くても週2日の通勤でした。こんな状況ですので、通勤圏内に住宅を構える必要性が薄れていきました。
社内でのテレワーク事情
幸いなことに、私の場合はテレワークを認められましたが、同じ社内でもテレワークできない部署があり、両者では大きな隔たりがあります。
お客様相手のサービス業(レストラン業など)である以上、直接現場に出向いて、接客する必要があります。もちろん、テレワークなんてできません。社内での不公平感は高まり、不平不満を持つ社員も多いですが、会社としてはコロナ対策は必須です。「テレワークが可能な社員はテレワークにする」社会的、世間的にみても、会社はこれを認める必要がありました。
私自身も現場の部署に異動する可能性が全くゼロではありませんし、その場合は地方移住はあきらめなければいけません。しかしながら、今の部署(間接部門)で10年間勤務していること、年齢的にも現場復帰の可能性は低いと考え、地方移住を決断しました。
ひょっとしたら、部長や役員クラスになって、マネージメントするようになった場合には、現場に顔を出す必要があるかも知れません。しかし、その場合には収入の上昇も期待できるので、何とかなると思っています。
コロナ感染リスクを心配して
2020年5月頃のニュースでは高齢者のコロナによる重症化が報じられていました。私の職場では不特定多数の老若男女と関わるケースが多く、常に感染のリスクは伴います。
もし感染してしまった場合、会社に迷惑をかけるため退職に追い込まれるかも知れない・・・といった不安もありました。
著名人がコロナに感染して亡くなるというニュースを見るたびに、都会の生活での心配事は雪だるま式に増えていきました。
この記事を書いている2021年2月では、コロナウイルスのワクチン研究開発や対策が進んでいるので、上記ほど不安にならなかったかも知れません。しかしながら、当時は情報を少なく、都会に住み続ける勇気は持てませんでした。
節約!生活費削減!
今のところ、給料やボーナスはある程度、貰えていますが、残業が減ったことで年収は大幅にダウンしました。また、コロナによる会社の業績悪化もあり、今後はボーナスも減る可能性が高く、どうにかして生活費を削らねば、と強く感じました。
当時、横浜市にマンションを購入していた私は毎月約12万円の住宅ローンを支払っていました。その費用をどう減らすかが最大の問題でしたが、マンションをローン費用よりも高く賃貸に出せる目途がついたとき、一気に地方移住が現実的になりました。
元々、物件が人気エリアにあり、常に借り手がいるマンションだったので、有利な条件で賃貸に出すことができました。
おかげで、ローンを賃貸料で賄い、自分たちは地方の安い賃貸物件を借りる、という理想的な生活スタイルを実行することができたのです。
夫婦二人で身軽
私たちには子どもがいないので、学校や習い事といった子どもの問題を一切気にすることなく移住先を選ぶことができました。
学校は近くにあるのか?習い事は徒歩圏内にあるのか?車で送り迎えが必要なのか?講師のレベルは十分なのか?将来大学に進学するときどうするのか?一人暮らしを始めるなら仕送りの費用は賄えるのか?安心できる治安なのか?
などなど数え上げれば、きりがありません。
子供に限らず、家族の人数が増えれば、話し合いをして折り合いをつけなければいけないことが多くなってきますが、夫婦二人なので、比較的楽に決めることができました。
地方移住後の変化は?
- 場所:神奈川県横浜市栃木県宇都宮市
- 住居:分譲タイプマンション賃貸アパート
- 部屋の広さ:70平米65平米
- 駐車場:1台15000円2台無料
- 車:1台2台(一人一台で、1台は軽自動車)
田舎に住むと広い家に住める!
土地も広い!
生活コストが激減!
私は地方での生活経験があったので、そんなに迷うことはありませんでしたが、田舎暮らしに関して、
多くの方はこのような幻想を持っているのかも知れません。
確かに思いっきり田舎に暮らして、自給自足のような生活をすれば、このような生活になる場合もあるかも知れませんが、都会暮らしに馴染んでいた方には、ハードルが高すぎると思います。
まずは、私のように都会と田舎の中間、地方都市・トカイナカ辺りがおすすめです。
分譲マンション➡木造アパートへ転落!?
私が地方移住した大きな目的は生活費の削減です。それはつまり家賃を低く抑えるということを意味していました。
確かに地方は土地も安く、大きな一戸建てがたくさんあます。大きな家に住む魅力にも惹かれますが、コロナ禍ではそうした出費はかなり勇気のいる行為だったので、私は迷わず木造のアパートを選びました。
40代の夫婦2人きりの生活です。子供をつくる予定もありません。木造アパートでも何の問題もありません。あせる必要がないので、長い目でみて、この土地が気に入ったら、その時に一戸建ての計画をゆっくりと練るのもいいかな、と思っております。
1人1台 自動車必須!
地方生活では車が必需品です。1人1台必要です。
まず、通勤用に1台確保する必要があります。
テレワークをしていても、通勤が全くないわけではありません。地方移住では車通勤はデフォルトです。電車通勤であっても、駅まで車で行く場合も多いです。
通勤に車を使っている間、家族が買い物などで書ける場合には、車で出かけます。
通勤で車を使う時間が8時から18時として、その前後に車を使うのは、かなり不便です。夕食の時間いも間に合いません。現実的な選択肢として、週末にまとめて買い物等を済ませる方法もありますが、すぐに使える車が手元にあった方が絶対便利です。
もし子供がいたら、車で送り迎えすることも考慮します。幼稚園、保育園、習い事など、車で送り迎えをするのは、地方では常識です。通勤の次いでに送り迎えも、できないことはないですが、かなり大変だと思います。
都会では、レンタカーやかカーシェアリングが普及していますが、田舎では、あっても駅前にポツンとあるくらいです。
引っ越しの初期費用として、車の購入資金を計上しておくくらいでちょうどいいかも知れません。
その移住先を選んだ理由は?
新幹線通勤も可能なエリア
現在、テレワークで仕事をしていますが、全く通勤がないわけではありません。
こんなときには、東北新幹線を使って、宇都宮駅から東京駅で通勤します。
さすがに毎日新幹線通勤するのは辛いですが、週2日くらいなら問題ないという距離なのが魅力的でした。必ず座れるメリットも大きいです。
実際に、コロナ前のときでも宇都宮市からは多くの人が東京に通勤していることを知っていたので、その点では安心できました。
都会からの移住者が多い
今、40代という年齢からも、いきなり人生最後までここで生活するという考えにはなりませんでした。
やはり、ワンステップ踏んでからより本格的な田舎暮らしをしようと考えたときの丁度良いバランスというのが、地方都市である栃木県宇都宮市でした。
栃木県にはホンダ、ニッサン、スバルなど大企業の工場が多く、都会から転勤という形で地方移住している人が多くいます。
そうした人達は事情は違えど、都会から突然、田舎生活をすることになっているため、境遇が似ていることから自然と話もしやすくなります。また、地元の人たちも都会からの移住者、転勤者の受入に慣れているため、たまに噂で聞くようないじめの類は聞いたことはありません。
【地方都市】適度な都会感
私は田舎での生活経験がありましたが、妻は都会生まれの都会育ちで、田舎のことは全くと言っていいほど知りませんでした。
ですから、いきなりド田舎に引っ越しをして、農業をやったり、ペンションを経営するのは、あまりにもハードルが高すぎます。都会と田舎の中間地点に相当するのが、宇都宮のような地方都市だと思っています。
まずは、ここで地方の生活に慣れて、将来的にはさらにド田舎の集落に移り住んで、自然に囲まれた生活をするのもいいかも知れません。どうするかは、これから決めていくつもりです。
地方都市の魅力は、大きなショッピングモールがあること。しかも車で30分圏内に住宅を借りることも難しくありません。
栃木県宇都宮市は、都会での生活から、本当に田舎の生活に行っても大丈夫!?を実体験でお試しできいる途中のステップだと思います。
地方物件について
都会の住宅事情が通用しない!?
都会と田舎では、住宅事情が全く違います。
その一つが、アパートとマンションでイメージする物件のレベルというか、感覚です。
私は、40代で木造アパートに引っ越しをしましたが、そんな年になって生活レベルを下げて大丈夫なの!?と思われた人もいると思います。
私も、最初のうちは、「木造アパート??」と思いましたが、田舎での木造アパートは都会がイメージするような築50年で、歩くとカンカン音が鳴り響く階段で、洗濯機が屋外にあって、上の階の足音が鳴り響く経済的に苦しい学生とかが住む住居とは違うようです。
学生も利用していますが、家族持ちであっても上手に活用している一般的な住宅との認識です。
地方アパートの駐車場には高級車が多い!?
私が住んでいるアパートは、決して高級住宅でもないし、セレブでもありません。しかしながら、駐車場にはメルセデスベンツ、レクサス、ポルシェ、ランドクルーザー、アウディなど都会のアパートでは到底考えられない高級車がズラリと並んでいます。
住んでいる人の服装などから、ある程度高収入の方だと想像できますが、超がつくお金持ちとか、億万長者といった感じではありません。地方のアパートは都会でいうマンションにかなり近い位置付けなのです。
地方ではアパート≒マンション!?
田舎では、土地が安いこともあり、大半が一戸建て住宅を購入します。マンションの需要は都会に比べて低くなります。
マンションが多いのは、駅地下の物件か、駅から離れたエリアでの賃貸アパート(都会でのマンションレベル)です。
駅から離れた物件では、付加価値をつけるため、設備やセキュリティーの質が上がる傾向にあります。
一戸建てと遜色ないキッチンや水回り、壁の厚さ、さらには管理会社の細やかな対応など、不満はほとんどありません。
例えば、こんな感じす。
浴室乾燥機、カメラ付きインターフォン、デジタルオートロック、サンルーム、室内物干し、24時間換気、内階段、手摺付き階段、キッチンはシャワータイプになる蛇口、カウンタータイプキッチン
日当たりは、問題なし!
どの物件でも、日当たりは、おおむね良好です!
横浜市のマンションでは日当たりは正直かなり犠牲にしていましたが、宇都宮ではそんな心配は不要でした。
また、騒音がほとんど無いことにも驚きました。夜は驚くほど静かなのでぐっすり眠ることができます。
一戸建てとの違いは楽器が禁止なことくらいです。それも音の問題というよりは、一部の非常識な人を排除するための最低限のルールという意味合いが多いようです。
地方移住のメリット
家賃が安い!
とにかく家賃が安くなりました!
一番期待していたことだったので、この点についてはとても満足しています。
神奈川県横浜市にいた頃はローンを毎月約12万円支払っていました。さらに駐車場が15000円で、もっと細かくいうと駅の自転車駐輪場が月極めで3000円かかっていたので、それらを合計すると約14万円固定費がかかっていました。
それが、6万円で駐車場2台付きなので、約8万円の節約になっています。給料で毎月8万円増やすことはかなり難しいので、これがいかに生活の余裕に繋がっているのかはご想像いただけると思います。
渋滞とおさらば!
上記で書いたように、田舎の交通手段が車移動がメインです。
このとき、本当に渋滞がなく、どこに行くにも、快適!早いです。
例えば都会では5㎞先に行くのに30分以上かかることはザラでしたが、地方では30分あれば20km程度は楽に移動できます。しかも高速道路は使わずにです。
つまり単純に行動範囲は4倍に広がるという事です。これで高速道路も使えば、さらにいろんな所に早く移動できるので、休みの日の遊びは都会以上に充実しています。
地方あるあるですが、大型連休中に都会に遊びに行ったときの帰りの高速道路では、リゾートエリアから都会に帰る人達の大渋滞を横目に、悠々と時速100km/hで地方に帰ることができるので、あの無駄な渋滞を見ただけでいかに時間を有効に使えているかを実感します。
夫婦二人の自由過ぎるライフスタイル
夫婦二人で地方移住!しかもテレワークメインだと、
好きな日に休んで、好きな時間に遊びに行けるて、本当にストレスがありません。
平日はどこも空いていて並んで何かをしたり、欲しいものが売り切れていたり、という経験は記憶にないです。
例えば、栃木県内の人気の観光地、日光や那須に遊びにいくときもGOTOトラベルが盛んに利用されていたときでさえ平日はとても快適でした。
海のない栃木県ですが、実は1時間ちょっとあれば太平洋の茨城県大洗海岸まで行くことができます。
都会生活時代、横浜市から湘南海岸に遊びにいくときは週末ともなれば大渋滞でしたので、帰りは1時間半では帰ってこれませんでした。
そして、子どもと休みを合わせる必要もないです。
ちょっと寒かったり、雨が降ったりした日は予定を変更して仕事をし、また別の日に遊びに行こうというように、とにかく自由に遊ぶ日を決められるのが最高です。
地方移住のデメリット
車の出費が激増!
車の出費が増えます!しかも2台分!
もし、都会生活の時点で車を1台も持っていないとすると、いきなり2台必要になるので、最初の出費はかなり大きくなります。そして自動車保険、ガソリン代、車検費用はもちろん、地方によってはスタッドレスタイヤなど思いのほか維持費もかかるので侮れません。
孤独感との戦い
生まれ育った地域を離れることに加え、仕事もテレワークが増えるということで、家族以外の人間関係がどんどん希薄になっていきます。
ただでさえ、コロナ禍で実家に帰省できないケースや地元の友人と交流できないケースが増えているので、新しい環境で積極的に人間関係を作るのはとても難しいです。
仮に子どもがいて学校などの交流があったとしても、学生時代からの友人のような気心知れた関係にまでなるのは難しいでしょうから、男性、女性ともにこの人間関係を一度リセットするという点については大きな覚悟が必要となります。
特に40代、50代など年齢が上になればなるほど、そうした人間関係が重要になってくるので、今後の地方移住のなかでも大きな課題になることでしょう。
田舎集落のしがらみ
私の住んでいる地域からさらに田舎に入っていくと、先祖代々その土地を守っている地元の人達が住んでいるエリアがあります。
そして、そうした集落のようなエリアは日本にもまだまだ多く存在しているので、そうした地域でのよくある話を紹介します。
農家を中心に生活している人達はかならずグループを作っていて地元の組合いのような集まりが存在します。
また、村の若手有志による消防団やお祭りのときに様々なサポートをする若手女性メンバーなど、暗黙の了解として住む以上は無視できない役割があることを事前に確認しておくことをおすすめします。
先輩、後輩という言い方をするなら、40代で地方移住をした場合、あなたは完全に若手の後輩という括りに入ります。そしてその土地に住み続ける限り、後輩の扱いを受ける可能性もあるので、見誤ると大変な事になりかねません。
地方移住を検討中の方に
奥さんの不安を抑える
一般的なケースとして夫が地方移住をしたがり、奥さんは渋々付いていくというイメージがありますが、もし、あなたがそのケースだとしたら奥さんが不安に思っている内容は事前に明確にしておきましょう。
理想は、お互いしっかりと話し合い、納得して、が覚悟を固めた状態で地方移住することです。
これはもちろん個々の性格によるので、一概には言えませんが私のように妻が都会生まれの都会育ちの場合は、田舎生活に馴染めない可能性も高いので最悪、ケンカから離婚に発展することもありえます。
そんな不幸なことにならないように楽しい夢の話ばかりでなく、あらかじめ想定できるお金や老後などの不安要素は確実に押さえておきましょう。
【プロパンガス】ガス代が3倍に!
都会から移住して最初に驚くのがガス代の高さです。
地方では基本的にはプロパンガスを使用しています。都会ではインフラの一部として自動で都市ガスが各家庭に送られてくるのに対して、地方では業者が大きなボンベを手作業で運搬してくるので、その費用が都市ガスの数倍に跳ね上がります。
私は都会で4,000円程度だったガス代が13,000円程度になりました。
特に冬が寒い地域では、エアコン、ストーブ、お風呂の湯沸かしなど暖房関連での費用に驚きます。そのため、引っ越す前にその地域が寒冷地エリアになっているかどうかの確認をおすすめします。住宅が寒冷地仕様になっていれば、部屋の暖房に関しては比較的安心です。
賃貸vs分譲?
どちらがいいとは一概には言えませんが、私はまずは賃貸をおすすめします。
なぜかと言うと、地方では一度一戸建てを購入してしまうと、それを売りに出すのも、賃貸に出すのも非常に難しいからです。
都会であれば、私のように賃貸に出すことも比較的容易です。多少条件を緩めれば売却することも難しくはありません。
しかし、地方では新築人気が高く、中古物件は不利と言われています。また、一戸建てを賃貸で借りる人はいずれ新築を購入するケースが多く、短期的になりがちです。そうなると何度も借り手が変わることになるので、家の痛みも早く価値が下がってしまいます。
つまり、一戸建てを購入する場合、失敗は許されないのです。
なので、まずは焦らずに賃貸からスタートすることをおすすめします。
最後に
やってみるまで、分からなかった
私は将来のことを考え、生活費の削減が地方移住の大きな目的でしたが、実はそこまで劇的に生活費が下がるという事はありませんでした。
確かに家賃は下がりましたが、車の二台持ちは予想以上にお金がかかります。ただ、会社が家賃の負担をしてくれたり、テレワークによる無駄な移動が減ったことでのメリットが思ったよりも多いです。さらに環境が静かになったことで、以前よりもしっかり寝れるようになったり、休みの日のリフレッシュの質が各段に上がったことで生活のリズムが良くなりました。
事前にたくさん調査はしたつもりでしたが、やっぱり実際に何か月か生活してみないと分からないことがたくさんあったので、あまり決めつけ過ぎないようにして、色々起こることも含めて地方移住と考えた方が楽しいと思います。
良かったのか悪かったのか、本当の結果は、もう少ししないと分かりませんが、今はとても満足しています。
管理人から
SHOJIさん、ありがとうございました。
私も田舎暮らしに興味があって、いつかは地方に住みたい!と思っていたのですが、心配な面もありました。それは、集落のことです。
私の祖父も祖母も、かなりの田舎に住んでいて、農家をやっていました。
夏休みなどに、おばあちゃんちに遊びに行くと、広い家、広い庭、すいか食べ放題!
という恵まれた環境に加えて、近所の方々もとても優しく、歓迎ムードでした。
もし、自分がどこかの田舎の集落に入って、そこで人間関係を構築することができるのだろうか?
田舎では、独特の習慣もあります。
お祭りの時は、全員総出で、夜明け前から始まって、深夜いつまでも飲んでいます。
お葬式のときも、朝2時とか3時に起きて、準備をして、終わるのは深夜です。
とにかく、行事が長くて、ハード
しかも強制参加
都会の生活に慣れていると、この辺りの感覚の違いに驚かされます。
その一方で、自然は大好き!田舎の雰囲気も大好き!
となったら、まずは、自然環境に近い地方都市がおすすめだと思いました。
ある程度、都会のメリットを享受しながら、ちょっと車を走らせれば自然が豊かな場所に行ける。
いいとこどりの環境ですね!
田舎暮らしを検討中の方は、こちらの記事を含めた地方移住の体験談が役に立つと思いますので、ぜひとも参考にしていただけると嬉しいです。