引越し先を決めるとき、マンションにしますか?アパートにしますか?

マンションやアパートの定義は曖昧で、個人個人でイメージするものが違ってくると困りますので、ここでは

2階建てまでの木造、あるいは軽量鉄骨の集合住宅をアパートといい
3階建て以上の鉄筋コンクリート造りの集合住宅をマンションと呼ぶことにします。

不動産屋さんや大家さんによっては、2階建てでもマンションと呼ぶことがりますが、ここでは2階建てなのでアパート属します。

余談ですが、アメリカでマンションといったら、セレブが住んでいるような大豪邸を指しますので、ご注意を。「apartment(アパートメント)」と言えば通じます。

アパートのメリット、デメリット

木造アパート

学生さんの初めての引越しの場合、木造のアパートに住むことが多いのではないでしょうか。特に男子学生の場合は、アパート率はかなり高いと思います。

アパートの最大のメリットは、家賃が安い! ことにつきます。

住居費を安く抑えようと思ったら、アパートは外せません。

アパートのイメージと言ったら、古臭くて、お風呂やトイレ、キッチンなどの水周りが古くて、和室では畳に日焼けの跡がある。

といったようなちょっとネガティブなことをイメージする方も多いかも知れませんが、外観は古くても中身は新築同様にリフォームしてある場合もありますので、アパートだからと言って諦めずに物件探しをしてみるとよいでしょう。

ただし、防音効果はマンションと比べて低いので、静かで快適な生活ができるかどうかは、周りの環境はご近所の方々にかかってくる場合が多いので注意しましょう。

逆に考えると、近所づきあいが好きな方はアパートに住むといいかも知れませんね。

マンションのメリット、デメリット

マンション

同じひとり暮らしでも、女性の場合はマンションに住むケースが多いです。

特に女性のひとり暮らしの場合、セキュリティーを気にしますので、2階以上に住むのが普通となっています。

最近では、成人男性がその気になれば、2階くらいなら登れてしまうと考え、3階以上に引越してくるケースも多いようです。

マンションでは、玄関やエントランスにオートロックやビデオモニターがつくなど、セキュリティーに気をつけている場合が多いです。

他にマンションのメリットとしては、エレベータがついていたり、ゴミ捨て場が確保されていたり、宅配ボックスがあったりなどありますが、これらはマンションのグレードにもよってきますので、予算と相談して決めましょう。

マンションはアパートに比べて、床や壁が厚く、多少の防音効果がありますので、深夜帰宅が多くなる方などは、マンションの方がいいかも知れませんね。

マンションでは、アパートに比べて階数が増えることなどから戸数が多くなる傾向があり、特に賃貸のワンルームマンションでは隣近所との挨拶はあまりせず、どんな方が住んでいるかも知らない場合があるようです。

近所づきあいをするか、しないかは最終的には個人の判断になりますが、あまり近所づきあいをしたくない方はマンションの方がいいかも知れませんね。ただしファミリータイプの場合、アパートやマンションに関係なく、子供の学校つながりなどから近所づきあいをするのが普通になっているようです。

マンションとアパート、どちらがいいのか?

新居の候補

それでは、マンションとアパートのどちらが良いのでしょうか?

最終的には個人の優先順位で決めることになりますが、多くのケースとして家賃を安く抑えたければアパートで、多少家賃が高くても快適性を選びたかったらマンションに住むケースが多いようです。

ただ、条件は物件ごとに全て異なってきますので、あくまでも参考程度にとどめておいてくださいね。