部屋の整理整頓の合間にネットニュースをチェックしていたら、タイミングよく引っ越し関連の話題が。でもあまり明るいネタではありません。
引っ越し大手のアリさんマークの引越社が元社員から訴えられたという話。
(余談ですが、企業名が「引越社」なんですね。シンプル…。)
引っ越し作業中に落としたりぶつけたりして壊してしまった顧客の荷物を、何と引っ越し作業員の給料天引きで弁償していたというびっくりなニュースです。
そんなことありえるんでしょうか…。
コンビニの数十円のレジ間違いですら自腹補填なんてさせたらアルバイトから本社に通報される時代なのに…。そもそも違法ですし訴えられてもしょうがありません。
でも、こういう実態を知らないまま引っ越し時の家具破損をアルバイトに弁償させていたりする可能性もあるのかも。
大手でもこういうことがあるのですから、小さい引っ越し業者でもいろいろありそう。そういう違法操業で引っ越し料金が安くなっているんだとしたらちょっと考えものです。
しかもこれ、破損の弁償代を社員やアルバイトに押し付けているだけではなく、もともと社員が入るべき保険料をケチってるってことですからなおさら性質が悪い…。
引っ越しの見積もりをもらうときにも保険料がちゃんと入っているかどうかをチェックして、記載がない場合には問い合わせてみるのも大事です。
アリさんに関してはほかにも無給の長時間労働などいろいろブラックなことをしていたようなので、少なくとも、私が引っ越しするときはアリさんマークは避けたいところ。
お見積りで安くても、ちょっと遠慮したいです。
あと、こちらができるとこといえば作業員さんが残業しなくていいように段取りよく荷物の準備をしておくことなどでしょうか。当日になっても全然準備できてない!って人、たまにいるけどあまり笑えないです^^;
引っ越す家主の準備が全然整ってないと、作業員さんももたついてしまい、結果的に予定の時間を大幅に延長することにもなりかねません。
そういえば大学時代に引っ越しアルバイトをしていた友人はこのニュースについて、「保険に入ってないなんてありえない!」と言っていました。細心の注意を払っても、やはり重くて大きいものを運ぶ際にはどこかしら当てたりこすったりしてしまうのはしょうがないことだそうです。
それをアルバイトのせいにされて弁償代を給料から天引きしているようだと、アルバイトも集まらないかもね…と話していました。
大手の引越し業者でもこういうことがあるのですから、引越し業者選びは慎重に行いたいものだと思いました。