ペットと一緒の引越しも大変ですが、お子さんのいる引越しはもっと大変ですよね。
犬や猫のようにカゴに閉じ込めておくワケにもいきませんし、だからといって引越し作業を手伝ってもらおうと思っても、大人の思惑通りには作業をしてくれなかったりします(当たり前ですが…)
また、引越し当日に携帯する荷物も多くなるので、フットワークも鈍りがち。
たとえば、乳幼児がいる場合はミルク、オムツ、着替え、タオル、などなど、大人だけの引越しとは勝手がまったく異なることは容易に想像がつきます。
また、家電や家具の移動中に子どもがウロチョロしていたら非常に危険ですし、必ず大人の目の届くところにいさせなければいけません。
引越しの準備も、数日間かかることが多いです。掃除や整理整頓、そしてダンボール箱への箱詰めなどやることはたくさんあります。
両親や知人に預かってもらう
子供の年齢にもよりますが、幼稚園、保育園、小学校に通学・通園している間に引越し準備を進めておきましょう。未就学児の場合には、実家の両輪に預かってもらう方法が一番安心ですし、間接的に親孝行にもなります。
それが難しい方は、一時保育や、お昼寝の時間などを上手に活用して、少しずつ進めるのがいいでしょう。
問題は、引越し当日ですが、おじいちゃんやおばあちゃんに預かってもらえれば一番いいですが、それが無理な場合は、一緒にいましょう。
しっかりと準備を進めておけば、引越し当日は、家具の置き場所など引越し業者に指示をだすだけでOKなはずですので。
時には、思いっきり遊ぶ
子供にとって、親がすぐそばにいるのに、全く構ってくれない状況は、とてもつらいものです。
だから、本能的に大声を出したり、親を困らせたりして、注意を自分の方に向けようとします。大げさな言い方をすると、自分が愛されていないと思ってしまうのかも知れません。
引越しが数日後に迫っていて、部屋の中の書籍や食器、雑貨などダンボール箱に梱包しなくちゃいけない!
これは大人の都合で、小さな子供には、まったく理解できません。
ですから、ときには、思いっきり遊んであげましょう!
そして、今は引越し準備をしなくちゃいけないから、協力してくれる!?
って感じで話しかけてみましょう。もし可能なら、自分のおもちゃは、自分でダンボール箱につめてもらいましょう。
一緒に作業をしていることによって、子供もおとなしくなってくれる場合があります。しかしながら、思い通りにいかないのが子供だということは念頭に入れておきましょう。
楽々パックを利用する
お金はかかってしまいますが、梱包も開封も全て行ってくれる「引越し楽々パック」のようなものを利用する方法もあります。
<引越し元>
・荷物(ダンボールなど)の梱包
・荷物の運びだし(搬出)
・エアコンの取り外し(オプション)
・不用品処分(オプション)
<引越し先>
・荷物の搬入
・荷物(ダンボールなど)の開封
・家具の配置
・エアコンの取り付け(オプション)
エコノミープランなど通常の引越しサービスと楽々パックの決定的な違いは、ダンボールの梱包と開封をやってくれる点です。ダンボール箱への梱包や荷解きは、力仕事ではないので普通の人でもできるのですが
、とにかく時間がかかって大変です。
心配なのは引越し見積もり費用がどのくらい高くなるかですが、これは一括見積もりサイトを使うことにより、少しでも安くできるでしょう。
上記のように、作業依頼(オプション)にて、荷物の梱包と荷ほどきにチェックを入れましょう!
(家具の梱包と家具の配置は、通常のプランで入っていますが、念のためこちらのチェックも入れておきましょう。)
転校(転入と転出)手続
保育園、幼稚園、小学校、中学校など子供の学校がある場合には、転校手続きも忘れずに行っておきましょう。小学校や中学校は書類をそろえれば転校手続きは可能ですが、保育園に関しては空き状況もあるので、そのあたりも合わせて確認しておきましょう。