はじめに

冷蔵庫の準備は、少し手が止まりやすい作業です。
重たい家電ですが、やること自体は多くありません。
この記事では「順番」だけを静かに整理します。
やることは多いですが、順番が見えると落ち着いて進められます。
この記事では「いつ・何を・どこまで」を静かに整理します。
結論を急がず、判断材料として使っていただければ十分です。
全体像:やり方は3パターン
冷蔵庫の電源オフ目安(タイムライン)
前日夕方〜夜:電源オフ・中身整理開始
当日搬出前:庫内の水分確認
設置後:2〜3時間ほど置いてから電源オン
※搬出時刻や機種により変わるため、あくまで目安です。
まずは全体像から。
冷蔵庫の引越しは、大きく3つの考え方に分かれます。
やり方に正解はひとつではありません。
大きく分けると、次の3つの考え方に分かれます。
| パターン | 向いているケース | 静かな注意点 |
|---|---|---|
| ① 準備だけ自分で行う | 通常の引越しを利用する/前日に時間が取れる | 電源オフと中身整理の段取りが必要 |
| ② 準備〜設置まで確認重視 | 設置後の安定が気になる/動線がタイト | 事前共有(型番・設置条件)が効く |
| ③ 処分や買い替えも含めて整理 | 生活を見直したい/新居サイズに合わせたい | 日程調整が増える(回収・納品など) |
パターン①:準備だけ自分で整える
・引越し業者に運搬は依頼する予定
・冷蔵庫はそのまま運ぶ(買い替え予定がない)
・前日に、電源オフ〜拭き取りまでの時間を取れる
- 電源オフの目安は「前日夕方〜夜」あたり(搬出時刻によって調整)
- 霜取り・水受け確認は、機種や季節で所要時間が変わる
- 中身整理は、数日前から少しずつ減らすと気持ちが散らかりにくい
パターン②:準備と設置確認を丁寧に行う
・階段や曲がり角が多い/通路が狭め
・大型の冷蔵庫を使っている(背が高い・幅がある)
・設置後の安定(音・傾き)が気になる
- 設置直後は、少し時間を置いてから電源を入れる考え方が一般的
- 床のわずかな傾きで、音や振動の印象が変わることがある
- メーカー名・型番が分かると当日の会話が早い(分からなければ無理に探さなくてOK)
パターン③:処分や買い替えも含めて整理する
・遠距離の引越しで、運ぶ手間を見直したい
・使用年数が長く、タイミングとして区切りがよい
・新居の動線や寸法に合わせてサイズを整えたい
- 処分は家電リサイクルの段取り(自治体・販売店・回収方法など)が絡む
- 買い替えは、納品日と引越し日を合わせると落ち着きやすい
- 先に「期限(いつまでに決めたいか)」だけ置くと迷いが減る
業者はどこまでやってくれる?(オプション差)
冷蔵庫の運搬は、多くの場合「標準作業」に含まれます。
ただし、どこまでが標準かは会社やプランで少しずつ違うことがあります。
- 標準になりやすい:搬出/搬入(運ぶ作業)
- 確認しておくと安心:設置位置の微調整、床保護の扱い
- 別枠になりやすい:吊り上げ・窓から搬入など特殊搬入
「冷蔵庫だけを別で頼みたい」という場合は、こちらで別記事として整理しています。
冷蔵庫だけ運ぶ(単品で依頼する場合の考え方)
見積もり時に伝える3つ(ここが判断の分かれ目)
見積もりのときに伝える内容は、難しい話ではありません。
「名札を付ける」くらいの感覚で、必要な情報だけ揃えておくと落ち着きます。
- サイズ:容量(L)/幅・高さ/ドアの開き方向
- メーカー・型番:分かる範囲で(写真でも可)
- 希望作業:運搬のみ/設置位置まで確認したい、など
ここまで整理できていれば、当日の流れは落ち着きます。
まだ業者を決めていない場合は、作業内容を先に共有しておくと話が早くなります。
準備が整っていると、当日の流れは静かになります。
作業内容は当日に追加できる場合もありますが、車両や人員の都合で難しいこともあるようです。
先に条件だけ整理しておくと、判断が急ぎになりにくいです。
迷ったときのチェックリスト
ここまで読んでも決めきれないときは、
「自分の状況で、落ち着いて進められそうか」を短く確認してみてください。
- 前日に電源を切る時間が取れそう
- 水受けトレイ(または庫内の水分)を確認できそう
- 冷蔵・冷凍の食材を数日前から減らせそう
- 新居の設置スペース寸法が把握できている
YESが揃えば、そのまま進められる可能性があります。
足りない項目があっても、情報を補うだけで十分なことも多いです。
よくある質問(短く)
Q. 引越し 冷蔵庫 電源 いつ切る?
A. 前日夕方〜夜あたりが目安として語られることが多いです。
搬出時刻や機種で変わるので、業者の案内も確認すると落ち着きます。
Q. 水抜き(霜取り)を忘れていたら?
A. 当日に対応できる場合もあります。
水分が残る可能性があるので、分かった時点で共有しておくと話が早いです。
Q. 設置後、すぐに使えますか?
A. 少し時間を置いてから電源を入れる、という考え方が一般的です。
具体の待ち時間は機種や運搬状況で変わるため、取扱説明書や案内も合わせて見ると安心です。
Q. 中身はどうしますか?
A. 数日前から減らすと無理がありません。
調味料などは常温で持つものもありますが、距離や季節で判断が変わります。
まとめ
冷蔵庫は、重たい家電であると同時に、毎日の食卓を支える存在です。
準備の順番が見えると、慌てる場面は減っていきます。
- 全体像を3パターンで見てから、自分の状況に寄せる
- 電源オフ・中身整理・設置の話は、先に「名札」を付けておく
- 選択肢は複数あるので、急がず条件から整える
無理をせず、情報だけを先に整えておく。
それだけでも、引越し当日の静けさは増えます。
必要になったら(選べるリンク)
-
冷蔵庫だけ運ぶ(単品依頼)
-
冷蔵庫の引越し当日:やることの整理
-
冷蔵庫の処分:手続きと選択肢
-
単身パックと冷蔵庫:整理の考え方
-
冷蔵庫の準備を7日前から進める
-
ベッドの引越し(分解・組立の考え方)
-
3月の引越し相場(時期の目安)
編集後記
私の場合は、引越ししたら冷蔵庫が冷えなくなった…という話を聞いていたこともあり、準備に気合を入れました。
ただ、計画通りにはいきませんでした(当時は、そういうものだなとも感じました)。
以前、小さめの冷蔵庫を乗用車で横にして運んだところ、冷えなくなってしまったことがあります。
それ以来、「運ぶ工程は無理をしない」前提で考えるようになりました。
あと、冷蔵庫の中には、忘れていたけれど大切に取っておいたものが思いがけず出てきました。
引越しを機に中身を整理できたのは、個人的にはよかった点です。
この記事が、そのための静かな整理材料になればと思います。


