大規模修繕工事
大規模な分譲マンションなどでは、住人が転勤ややむを得ない引越しなどの理由で、
期限付き、もしくは半永久的に部屋を賃貸物件としている場合もよくあります。
私が住んでいるマンションでも常に10件近い部屋が賃貸になっていますし、
近所のもっと大規模なマンションでは全個数に対して5%くらいの割合で賃貸物件が存在しています。
分譲マンションを賃貸する場合、意外と見落とされがちなのが「大規模修繕工事」です。
マンションに住んだ経験のない方にとってはあまり馴染みのないものかとは思いますが、
マンションでは資産価値を維持するためにも、10年に1度くらいの割合で大規模な修繕工事が行われます。
外壁や共有部分の内装、ベランダの張り替えなど、数ヶ月にもおよぶ長期にわたって
毎日工事や修繕が行われます。
この工事によってマンション住民に与える生活に対する制限が、実は相当なものなのです。
■バルコニーが使えなくなるため、洗濯物を干すことが出来ない。
■エアコンの使用可能時期に制限がかかる。
■網戸を取り外したり、ベランダの植木鉢やアンテナなどの完全撤去、、、など。
実際に修繕工事が始まってからは、塗料のにおいや、日照不足、
さらにはベランダやマンション外側に組まれた足場に、工事の人が始終行き来することなどが、大きな負担となる人もいらっしゃるようです。
元々、分譲で購入している住人とは違って賃貸で住んでいる人にとっては、
「こんなストレスがたまるところに住み続ける必要はない」と感じるのも当然ですよね。。。
どこか別のところへの引っ越しを考える方も少なくないのではないでしょうか。
最初から大規模修繕工事の件を承知で契約した場合は除き、
契約時に貸主があらかじめ分かっていたのに、あえて借主に周知しなかった場合には、
違反として追求することもできるのだとか。
このようなトラブルを回避するためにも、契約時には貸主、および管理会社などに、
あらかじめ大規模修繕工事の予定についての確認をしておくことをおすすめします。
引越したいほどのストレスだと聞いていた マンションの修繕工事が始まりました
マンションの大規模修繕工事が始まってから1ヵ月・・・
とうとう、うちのベランダの前にも足場が組まれ、ネットが張られてしまいました(涙)
工事開始寸前で、ネットを白→黒に変更したとのこと。
「黒だと視界がさらに暗くなるじゃない!」と思っていましたが、今のネットって内側からはほとんど視界を遮らないようにできているんですね~。
うちのマンションを今通りかかった人達は、「あんな真っ黒いネットで覆われて、さぞかし中の部屋は暗いことでしょう・・・」って同情されちゃいそうなくらいですけど。
かすかにうっすらと黒っぽくはなりますが、外側から見たときほど真っ黒じゃないんです。
先日うちに遊びに来た母なんて、ネットがかかっていることに気付かなかったくらいで(^^;)
ですが何もなかった頃に比べれば、ベランダからの視界はかなり変わったのも正直なところ。。。
組まれた足場や、ネットの結び目、また落下防止?のために貼られている受けネットなどなど、なんとなく視界がごちゃごちゃとしています。
以前、マンションの大規模修繕工事を終えたママ友が「足場が外れた途端、うちってこんなに明るかったんだー!って感激するよ」と言っていましたが、本当にそうだと思います。
うちはベランダから見える景観が、9割近く空 という状態だったので、今の環境は引越し以来はじめて味わう感覚です。。。
空の色や雲の様子、いわゆる空模様が分かりづらいために、なんだか天候に関して興味がなくなってきちゃうんですよね、、、
マンションの外に出たら「あ、雨だった・・・」みたいな(汗)
賃貸で住まれている方などは、長期にわたる大規模修繕工事によるストレスを避けるために引っ越していく人もいるなんていう話を聞いたことがありますが、始まって1ヶ月、いまところそこまでのストレスはまだ感じていません。
残すところまだ半年以上、、、
さてこれからどうなるかなあ?