アメリカやカナダなど北米への引っ越しは、ほかの国・地域に比べればサービスも充実しており、難易度は低いといえます。
転勤など、会社の都合で赴任する場合には会社が引っ越し業者を指定する場合もありますが、
とくに指定のない場合でもウェブ見積もりが簡単にとれますのでお値段もかなり具体的にわかるはず。
とはいえ距離が距離ですから、なるべく荷物は最小限にしたいものです。
大型の家具や家電で、持って行くものと置いていくものを取捨選択する必要がある場合には、「いざ必要になったとき、現地で調達できるか?」を考えるのがオススメ。
たとえば「ベッド」や「電気ストーブ」は、どこの国・地域でも比較的簡単に調達できますが、「衣文掛け」や「こたつ」はアメリカで手に入れるのはかなり難しいでしょう。
同じように、「炊飯器」、「たこ焼き器」(笑)、「電気毛布」なども、ないと困るけど現地にはなかなかありませんね。
(電気毛布は意外とないんです・・・)
それらが必要不可欠かどうかは人それぞれですが、選択基準としてまずは頭に入れておくとよいと思います。
そして、家電を持っていく際に忘れてはいけないのが変圧器です。
アメリカはコンセントの差込口の形こそ日本と同じですが、電圧が違います。
日本は100Vですが、北米は110Vか120V。
短期間の旅行でちょっと携帯電話を充電するくらいならそれほど問題ありませんが(実体験による。保障はしません)、長期使用を前提にした場合は変圧器は必須です。
家電そのものがダメになるのはもちろん、発火→火災という危険性もあるので、徹底しましょう。
余談ですが、アメリカ旅行中、髪巻きゴテを変圧器ナシで直接使っていたら、日本で使うより妙に熱くて苦労した覚えがあります・・・苦笑。
最後に、英会話は大丈夫ですか?アメリカに移住するのですから、日常会話は問題ないと思いますが、問題は病院や、役所での手続きなど普段は使わない英語です。
こういったときに慌てないためにも、辞書と電子辞書は持っていきましょう。
あと、日本に興味がある人も多いので、日本のお土産を持っていくと、喜ばれること間違いなし!
最近だと、アニメキャラのグッズや、漢字が書かれたTシャツかな!?
でも、ちゃんとした日本の伝統工芸や日本酒なども貴重です。
肉じゃがや天婦羅などの日本料理もできるようになっておくと、ホームパーティなどのときに盛り上がりますよ!