会社の先輩の引っ越しのお話。
セキセイインコ2羽とオカメインコ4羽の6羽を連れて、ご実家から一人暮らしになるそうです。
シルバーウィークに引っ越し作業を行う予定だそうで、9月の週末は休む暇もなくパッケージングに勤しんでいるそうな…。
さて、鳥6羽とのお引っ越しは、とにかく部屋決めが大変だったことは、以前も書きました。
犬や猫よりも飼育条件が厳しく、6羽も飼育可能な賃貸物件は希少だったようです。
壁に傷をつけたり、散歩でマンションの廊下に出ることもないのに、一体なぜ??
先輩にもはっきりした理由はわからないようですが、おそらくは「鳴き声がウルサイ」というイメージのせい。
鶏や大型鳥類でもないかぎり、そんなにうるさくはないと思うんだけど…。
さて、そんな先輩と愛鳥たち、どうやってお引っ越しするかというと、結局、自家用車まで新居まで運ぶことにしたのだとか。
ペット専門の引っ越し業者などを使うんだったら根掘り葉掘り聞いたのに…(笑)
先輩曰く、ペット連れの引っ越しに特化した引っ越し業者も検討したけど安心・安全を考慮して自家用車で移動させることに決めたそうです。
(鳥以外の荷物や家具は別途、引っ越し業者を依頼済み)
では一体、引っ越し業者さんのどんなところが「不安」だったのでしょうか?
先輩がおっしゃるには、まずお値段。
やっぱり、ペットに関して専門知識が専門の輸送手段をもっている業者さんの場合は、一般の引っ越しよりもお値段が高くなります。
なにしろ、犬や猫1頭ならまだしも、インコ6羽ですから…。
(オカメインコは本体もカゴも意外と大きいです)
つぎに、インコの場合は鳥カゴごと運ぶため、犬猫のようにリードをつけたり車に乗せたりする手間がないこと。
当然、脱走対策もほとんどないので、業者の手を借りずとも、移動自体はラク。
ケージもドーム型ではなく、長方形なので自家用車のトランクに上手に積み込めるそうです。
と、ここまでは人間の都合ですが、インコ側にも事情があります。
インコも人見知りをしたり、突然知らない場所に連れてこられるとパニックを起こすことがあるのです。
そのため、それぞれのインコの性格を熟知した飼い主が直接移動させたほうが安全と判断したのだとか。
お金を奮発して、専門業者に依頼するか、多少手間はかかっても自分で移動させるか。
ちなみにその中間である、「一般荷物」として、普通の引っ越し業者さんに運んでもらう案は最初からなかったそうです。
鳥カゴを荷物のように、むやみに積み上げられてはたまったもんではありません。
さて、先輩の場合はご両親の自家用車を使用できますが、自家用車がない人はレンタカーなどを借りるのがオススメです。
ただしその場合、レンタカー会社によっては動物の運搬を許可していない会社もありますので注意しましょう。
ちなみに、ご実家にも家族それぞれのインコ(一人一羽という家庭だそうです)は残していくため、エサなどはすべて新居で新しく購入されるそうです。
引っ越し直後の数日分だけ持っていき、あとは新居に入居後にネット通販で購入。
これまで犬や猫の引っ越しについてばかり調べていましたが、鳥類の引っ越しも奥が深そうです。