ベッドは「分解すれば車に乗る」と思われがちです。
ただ、引越し当日に動き始めると、
マットレスが入らない/視界をふさぐ/安全面で無理が出る、
という場面が起きやすいのも事実です。
この記事では、
「引越しでベッドが車に乗らない」ときに、どこで判断を切り替えるか。
そして、難しい場合の現実的な選択肢を、順番に整理します。
- ベッドはフレームよりも「マットレス」で詰まりやすい
- 入るかどうかだけでなく「運べる状態か」で判断する
- 難しい場合は、別送や見積もりで選択肢を確保できる
ベッドが車に乗らない理由(仕組みの話)

ベッドは、フレームなら分解できることが多い一方で、
マットレスは折れない・曲がらないタイプが多いです。
そのため、「フレームは入ったのに、マットレスが車に入らない」という形で、
途中で詰まることがあります。
車側の制限も、荷室の大きさだけではありません。
- 荷室サイズ(奥行き・幅・高さ)
- 開口部(積み込み口の幅、角度)
- 視界・安全(ミラーが見えない、急ブレーキでずれる等)
「乗りそう」と「運べる状態」は別ものです。
ここは誰かを責める話ではなく、
構造上そうなりやすいと考えると整理しやすいです。
自力で運べるケース/難しいケースの目安

自力で運べるかどうかは、車種や距離、建物条件で前後します。
私の場合は、このサイズ感を見た時点で
一人で運ぶのは現実的ではないと判断しました。
それでも、迷いが減るように「目安」を表にしておきます。
(断定ではなく、判断材料として見てください)
| 状況 | 自力の可能性 | 判断のポイント |
|---|---|---|
| フレームのみ(分解できる) | 比較的あり | 養生と固定ができるなら現実的 |
| 軽量・三つ折りマットレス | 条件次第 | 視界をふさがない積み方ができるか |
| 厚手マットレス(曲がらない) | 難しくなりやすい | 入っても固定・雨対策が悩みやすい |
| セダン/軽自動車 | 難しくなりやすい | 開口部が狭く、角度で詰まりやすい |
| 視界が完全に塞がる積み方 | おすすめしにくい | 運べても移動がきつくなりやすい |
「ベッド 車に入らない」と感じたときは、
入るかどうかだけでなく、運べる状態かまで含めて判断すると落ち着きます。
自力で難しそうな場合は、条件を伝えたうえで別の方法も確認しておく
無理に運ぼうとしたときに起きやすいこと
自力にこだわるほど、当日になって初めて分かることがあります。
- 積み直しで時間が伸びる
- 予定がずれて、ほかの作業が押す
- 人手が足りず、いったん作業が止まる
追加で増えやすい負担も、だいたい同じ方向です。
- 移動よりも、部屋→車まで運ぶ工程で体力が削られる
- 養生・固定に思った以上に時間がかかる
- 雨や段差で、汚れやすい・扱いづらい
ここは強い言い方をする必要はなく、
「起きやすいこととして知っておく」くらいで十分だと思います。
車に乗らないと分かったときの考え方
内見やサイズ確認の時点で、
「このベッドは車に乗らない」と分かった場合、
選択肢は大きく3つに整理できます。
どれが正解という話ではなく、
何を優先したいかで向き・不向きが変わります。
-
ベッドだけを別で運ぶ(家財便・引越し業者)
ベッドは動かさず、
運ぶ部分だけを任せる考え方です。・解体や積み込みを考えたくない
・体力的な負担を減らしたい私の場合は、一人で持つイメージが湧かないと感じた時点で、
この選択肢が現実的に見えてきました。 -
単身向けの引越しプランに含める
ほかにも荷物がある場合は、
まとめて依頼したほうが楽なケースもあります。・荷物量がそれほど多くない
・日程を一度で済ませたいベッド単体で考えるより、
「引越し全体」として見たほうが判断しやすくなることもあります。 -
通常の引越しとしてまとめて依頼する
費用よりも、
当日の安心感や時間を優先したいときの選択肢です。・日程を調整する余裕がない
・体力や作業負担を残したくない私の場合は、作業時間と疲労を考えると、
結果的にこの考え方が一番しっくりきました。
どれを選ぶかは、
次のどれを重く見るかで自然に決まってきます。
- 費用をできるだけ抑えたい
- 手間を減らしたい
- 当日の安心感を優先したい
先にここを整理しておくと、
見積もりを見たときに迷いにくくなります。
ベッドだけを業者に頼む場合の料金目安
ベッドだけの引越し料金は、
条件で上下しやすく、一律の正解が出にくい分野です。
- 距離(同市内か、県をまたぐか)
- サイズ(シングル/セミダブル以上、マットレス一体型など)
- 建物条件(階段、エレベーター、通路幅)
- 作業条件(分解の有無、搬出入の難しさ)
まず条件をそろえると、見積もりの差が出にくくなります。
見積もりを取るときは、備考欄にこの2点だけでも書いておくと判断しやすくなります。
- ベッドの種類(フレーム+マットレス、サイズ)
- 建物条件(階段の有無、エレベーター有無)
マットレスが車に乗らない場合は、
マットレスの厚みや、折りたたみ可否も書いておくと伝わりやすいです。
それでも自力で運ぶ場合の注意点
自力で運ぶ選択も否定しません。
ただ、現実として「ここまでやる」ラインを知っておくと、当日の迷いが減ります。
- 分解:ネジや部品は袋にまとめ、写真を撮っておく
- 養生:角・壁・ドア枠・車内を守る(毛布や段ボールでも代用可)
- 固定:走行中に動かないようベルト・ロープで抑える
また、入ったとしても視界が塞がる積み方になりそうなら、
別の運び方も含めて考えたほうが落ち着くことがあります。
運搬そのものより、
部屋から出して、車まで運ぶ工程で体力を使い切ることもあります。
まとめ
引越しで「ベッドが車に乗らない」は、珍しいことではありません。
方法を変えるだけで、解決することが多いです。
どれが正解かは、荷物量・時間・体力・予算で変わります。
自分の優先順位がはっきりすると、判断は静かになります。
条件を整理してから決めたい場合は、
複数の方法を比べてみるのも一つのやり方です。
編集後記
私の場合は、就職して会社の寮へ引越しをするとき、
「荷物は少ないし、乗用車で十分だろう」と思っていました。
(当時はトヨタのスターレットで、ベッドはなく布団でした)
それでも、実際に動き始めると家の中には想像以上に荷物があり、
車への積み込みだけでなく「車まで運ぶ」こと自体が大変でした。
頑張れば何とかなると思っていた分、現実とのギャップがありました。
今振り返ると、引越しはやることが多いので、
何でも自分で抱えなくてもよかったな、と感じています。
予算が許す範囲で業者に頼んで、新生活をスムーズに始める。
そういう考え方も、落ち着いた選択肢の一つでした。

