ウォシュレット(シャワートイレ)の引越しは、オプション(有料)になるケースが多いです。
まずは、引越し業者に、ウォシュレットの取り付け、取り外しの際の見積もりを依頼しましょう。
ウォシュレットの取り付け/取り外し
いつの間にか、ウォシュレット(シャワートイレ)の普及率が上がってきました。
自宅はもちろん、デパート、お店、レストランからスーパーマーケットやガソリンスタンドのトイレまで、ウォシュレットがついていないトイレは、駅や公園のトイレくらいとなってきました。
これだけウォシュレットの普及率が上がってくると、引越しの際にも
今使っているウォシュレットを引越し先にもって行くのが普通とってきました。
でも注意しなくちゃいけないのが、
■ウォシュレット(シャワートイレ)の引越し元での取り外し
■ウォシュレット(シャワートイレ)の引越し先での取り付け
は、エアコンの引越しのように、引越し業者のオプション(有料)になることが多く、
⇒エアコンの引越し~取り付け/取り外し費用を安くするコツ
相場としては、1万円~2万円くらいになる様です。
(一括見積もりサイトから、安く請け負ってくれる業者が探せます。)
TOTOやINAXなどのメーカーや、水道工事業者でも請け負ってくれるようですが、値段がそんなに変わらないようですので、引越し業者にまとめて依頼するのがいいでしょう。
(タダでさえ、引越しのときややることが多くて大変なので)
賃貸の住宅でも、外国性のトイレなど特殊なトイレでない限り、ウォシュレットの取り付けはできるようですが、引越しの際には現状復帰が条件となっているケースがほとんどなので、
備え付けの便座や蓋、止水栓などの部品は、必ずとっておきましょう。
(現状復帰のときに必要になります)
また、ウォシュレットを使用するには、電源のコンセントも必要となるので、念のため確認しておきましょう。
ウォシュレット工事は、自分でできるの?
引越し費用等に制限がある場合、ウォシュレットを自分で取外したい!
なんて場合もあるかも知れませんが、水道工事等について、よっぽどの知識と経験(工事業者で仕事をしていていた職人さんなど)でない限り、止めておいたほうがいいです。
というのも、ウォシュレットには
■水道のパイプ(高圧)
■電源コンセント(100V)
■トイレが陶器でできている
という3つの壁があるからです。
ウォシュレットにつながる水道管は高圧なので、取り外し(取り付け時も)には、きちんと栓をして、しっかり水漏れ対策をしておかないと、思わぬトラブルを引き起こしかねません。
そして、ウォシュレットには、100V電源がコンセントから供給されています。水と電気がある場所では感電する危険があり、素人がこれをいじるのは大変危険です。
トイレは陶器でできています。そう簡単に壊れるものではないですが、もし破損してしまった場合には、工事費を含めて、かなりの損害賠償をしなければいけなくなります。
あと、シャワートイレは、便座と一体型になっているケースが多いですが、シャワートイレ取り付け前の便座は用意してありますか?賃貸では現状復帰が基本となりますので、これがないと最悪弁償しなくてならなくなります。
以上、これらのリスクをとってでも、ウォシュレットを取外したい方は別ですが、そうでない方は、上記の一括見積もりで安い業者を探すことをおすすめします。
ウォシュレットは置いていってOK!?
引越し先には、既にウォシュレットがついていて、引越し元には自分で取り付けたウォシュレットが据え付けてある場合、
もう、そのウォシュレットは必要ないですよね?
この場合、大家さんとの交渉は必要ですが、ウォシュレットをそのまま残していけるケースがあります。
現状復帰が基本となるので、原則としては、自分で取り付けたウォシュレットは外す(元の状態に戻す)ことが必要になるのですが、大家さんにとってはウォシュレットがタダでもらえるというメリットがあります。
故障していたり、よっぽど古かったり、汚かったりすれば別ですが、OKしてくれるケースもあるので、念のため、大家さんか担当の不動産屋さんに確認してみましょう。
豆知識的な情報になりますが、不動産屋さんの新人事務員の方が電話対応された場合には、「現状復帰が必要となります」といった定型的な回答しか得られない場合がありますので、できるだけベテランの方にお話しするほうが得策だと思います。
まとめ
いかがでしたか?引越しの際、基本的には、ウォシュレットの工事も必要になります。
ただでさえ忙しい引越し準備。まずは、引っ越しの一括見積もりサイトにて、ウォシュレット工事も含めた引越し費用を 確認するところから始めましょう。