引越しの際、隣近所に挨拶は必要でしょうか?
結論から言うと、挨拶をしておいた方がいいでしょう。
なぜ挨拶するの?
引越し作業は、朝8時くらいから開始され、引越業者のスタッフが何人も入ってくることもあって、結構大きな物音が出ます。
マンションやアパートでは、お隣さんだけでなく、下の階の方にも騒音などで迷惑をかけてしまうことになるでしょう。
加えて、エレベータ、階段、廊下などの通路を占領してしまうことがあったり、エントランス前は駐車場の入り口付近に引越業者のトラックが駐車したりして、普段どおりの生活を行っている方には迷惑がかかることがあります。
ですから、家族の引越しなど近所付き合いが深い場合には、両隣、上下階、管理人さんへの挨拶は必要でしょう。
一人暮らしの引越しでも挨拶は必要?
ファミリー層のマンション等では、引越しの挨拶は必須だと考えたほうがいいですが、一人暮らしの場合はどうでしょうか?
一人暮らし用のワンルームマンションなどでは、仕事内容などによっては、深夜に仕事をして、昼間寝ていたり、家を留守にすることが多かったりして、なかなか挨拶の機会がもてない場合もあります。
ですから、可能な限り挨拶をしておくのが良いでしょうが、無理なようでしたら、手紙を添えておくなど、ちょっとした気遣いがあった方が望ましいかも知れません。
引越し先でも挨拶を!
昔は「大家といえば親も同然」という言葉もあったくらいで、大家さんとは深い付き合いがあったそうです。ところが、最近では必要以上に他人に干渉しないことも大切なようです。
私個人の意見としては、隣近所の方とは挨拶とちょっとした手土産(タオルなどで十分)を渡すのが良いかと思いますが、そのマンションの雰囲気などを管理人さんなどに確認してみましょう。
どちらにしても、引越し先で、色々なことを相談できる友人を見つけることはとても大切です。
病院、役所、スーパーの特売日、美味しいレストラン、近所の話題など地元の情報はそこで生活する人にとってはとても大切なことです。
一人暮らしだと、ついその辺りのことを忘れてしまいがちでは在りますが、基本的に近所付き合いはとても大切だということは頭に入れておきましょう。
ご近所トラブルを避けるためにも
ご近所トラブルとしては、騒音問題、駐車場、駐輪場、ゴミだし、通路に私物を置くなど色々あるようですが、人間関係がきちんとできていれば、解決できる問題も多いものです。
まずは、しっかりと挨拶をして、ご近所付き合いを始めてみましょう。
ただし、女性の一人暮らしの場合には、セキュリティーの問題もありますので、まずは女性同士の友人を作るところから初めてみましょう。
都会では田舎に比べて人間関係が希薄であると言われることもありますが、きちんとコミュニケーションをとっているところも増えてきています。
そして、そのようなマンションやアパートでは、きちんと挨拶がされているようです。