引越しをするとき、
業者が原因でトラブル
になった話を聞きませんか?
また、引越しトラブルが怖いために、大手の引越し業者に依頼したけれども、
引っ越し料金があまりにも高すぎて、びっくりした経験がある方も。
引越しトラブルは防げないのでしょうか?
引越しトラブルを防ぐには、高い引越し業者に依頼するしかないのでしょうか?
引越しにおいて、料金と安心は同時にとれないのでしょうか?
このような疑問にお答えします。
引越し業者に関するトラブルは多いのか?
独立行政法人国民生活センターに寄せられた相談件数の推移を見てみると
年度 | 相談件数 |
2007 | 2,256 |
2008 | 2,133 |
2009 | 2,186 |
2010 | 2,421 |
2011 | 2,545 |
2012 | 2,487 |
2013 | 2,727 |
2014 | 2,694 |
2015 | 2,525 |
2016 | 2,358 |
2017 | 2,241 |
2018 | 2,344 |
平均 | 2,410 |
参考 国民生活センター
平均すると、年間で2,410件、1ヶ月では201件、1日あたり6.7件発生してることになります。
単純に考えて、毎日、日本全国のどこかで引越し業者に関するトラブルが発生して、国民生活センターに相談を持ち込むのが、7件。相談に持ち込まず、泣き寝入りする件数を含めると、引越し業者に関するトラブルが他人事にはできないと感じて頂けると思います。
トラブル事例(見積もり・料金について)
まずは、引越し業者との見積もり、引越し料金、契約に関するトラブルから。
■見積もりミス、不十分
■見積もりと違った値段(追加料金など)が請求された
■電話だけの見積もりだったが、追加料金が請求された
■解約(キャンセル)に応じてくれない
■見積もり後に、しつこい営業電話
■内金が返ってこない
■引越し会社が倒産
■割引サービスをしてくれない
■無料ダンボールが無料がじゃなかった
まず目に付くのが、見積もりの仕方が十分でなかったために発生したトラブルでしょう。引越し見積もりは通常、「訪問見積もり」と呼ばれる引越し業者が実際に家に来て、荷物の種類や量、付近の道路を調査して実際にトラックが入ってこれるかなどを確認して、必要なトラックの大きさと作業員の人数を決定します。
しかし、面倒だからとか、訪問して欲しくないなどの理由で訪問見積もりを行わなかったために発生したトラブルが多いと考えられます。また、訪問見積もりがあっても、適切な診断を行わなかったり(単純ミスも含めて)、申告すべき荷物を申告しなかったりした場合でも同様のトラブルに発展する可能性があります。
次に考えられるのが、引越し業者との関係性です。私たち消費者は暗黙のうちに引越し業者を、そして引越し業者の言うことを信頼してしまう傾向がありますが、実際のところ、それで大丈夫でしょうか。
確かに、引越し業者はプロで、お客さんである私たちは素人なので、知識や経験値ではかなうはずがありません。
このような不安から、テレビコマーシャルをしている大手の引越し会社に依頼するケースがありますが、引っ越し料金とのバランスを考えると、必ずしもベストな選択とは限りません。
では、どうするのか?
私たち消費者と、引越し業者との間に信用できる第三者が入ればOKだと思いませんか?第三者が信頼できる引越し業者を選別し、私たち消費者に紹介する。
もしトラブルが生じたら、引越し業者と共に、紹介をしてくれた第三者にも通知して、厳重注意、場合によってはリストから削除してもらうことができます。
このような仕組みを提供しているのが、引越しの一括見積もりサービスです。ここでは、複数の業者にあい見積りができるため、引越料金を抑えることもできます。
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トラブル事例(作業員、スタッフについて)
次は引越しスタッフに関するトラブル事例です。引越し作業は人間が行う作業であるため、人的なトラブルは避けて通れないのかも知れませんが。。。
■態度・言葉遣いが悪かった
■技術不足、プロ意識に欠けていた
■汚かった(作業服や靴下など)
引越しの見積もりの時は営業担当の方が来るのですが、実際の作業はその会社のスタッフ及びアルバイトの方が来てくれます。
作業員の方は、営業と違って、職人であるため、ある程度は仕方がないかも知れませんが、最低限のマナーは守って気持ちよく作業をして欲しいと思いますね。
実際に引越し依頼した方のアンケートを見てみても、引越し会社のスタッフにすごく満足しているケースと、不満が多かったケースと極端に分かれているようです。
あとは、テレビCMに出てくる引越し業者をイメージしていたら、ちょっと乱暴な作業員の方がきて、がっかりしたケースもあるようです。この辺りは、見積もりに来た営業担当の方からその会社がどんなことに気をつけて、社員教育をしているのが探っていくしかないかも知れませんね。
トラブル事例(住宅・荷物の破損、紛失について)
引越しで最も多いのが、住宅(特に新居)や、荷物の破損は紛失に関するトラブルでしょう。
■新居(壁紙、床など)が傷、破損した
■荷物が破損、紛失した
■破損後の対応が悪かった
■養生が不十分だった
箪笥や棚、家電製品、新居の壁や床に傷がついた、破損といったケースは、重たい荷物を大量に運んでいる以上、多少は仕方のないものかも知れませんが、それでも、素人がびっくりするくらいの正確さと丁寧さで行ってくれるのプロの仕事であって欲しいものです。
これらのトラブルに関しては、引越し業者に事前に確認しておくことがまずは大切であると共に、壊れやすいものや、高価なものはその旨、しっかり伝えておくことが大切です。
それでも荷物の紛失や破損があったら、証拠写真を撮った上で、「事故証明書」を発行してもらいましょう。後日賠償請求をする際に、これが必要になりますので。
他に損傷や紛失があったケースとして
■組み立て式家具の部品(特にビスなどの細かい部品)が紛失
■パソコンのマウスやキーボードがなくなった
■食器が割れていた
■結婚式の引き出物の陶器が破損していた
■自転車がなくなった
■ピアノの足が折れてしまった
■障子や襖に穴が開いてしまった
■マイカー陸送で事故にあってしまった
■階段を運搬中に箪笥が落ちてしまった
■破損し、新品交換の予定だったが、いつの間にか、修理対応となった
などがあるようです。引越しをされる際には、上記を参考にトラブルを未然に防ぐよう心がけましょう。
トラブル事例(作業内容について)
引越し作業に関するトラブルです。
■作業員が遅刻した。来なかった。
■作業員、トラックが少ない 積み残し
■梱包材、養生がきたない ごきぶり
■オプション作業が行われない、又は不十分
■作業終了が深夜に
トラックの台数や作業員の人数が見積もり時と異なっていたり、オプション(場合によってはサービスに含まれていた)ハウスクリーニングやエアコンの脱着が作業内容に入っていなかったりといった作業トラブルは困りますよね。
引越しで行われる作業内容については、見積もりの際にしっかりと確認して、見積書に明記してもらいましょう。その上で、もし不備があった場合には、見積書を見せて、作業を行ってもらいましょう。
引越し業者によっては、朝、引越し作業を行う前に、作業内容を確認してくれる場合もありますので、まずはこのときにしっかりと確認することが大切です。
あとは、評判が良くて、信頼できる引越し業者に依頼することにより、防げるトラブルもあります。
しかしながら、午後便やフリータイム便で引越しを行う場合、前の方の引越し状況や交通渋滞によっては、引越しの開始時間が遅くなるケースもありますので、注意しましょう。
(ごくまれに、運搬中に交通事故にあうケースもあるようです)
あと、新築マンションの一斉引越しの場合、エントランスやエレベータの混雑により、引越しに時間がかかる場合もあるようです。
引越し業者のトラブルを回避するには?
引越し業者のトラブルについて、様々な事例を記載しましたが、実はこれらのトラブルの多くは防ぐことができます。
■信頼できる(評判の良い)引越し業者に見積もり依頼する
■訪問見積もりをしてもらい、しっかりと打ち合わせをする
■作業内容をしっかりと確認し、見積書に記載してもらう
確かにそのとおりだけど、信頼できる引越し業者ってどこ?
という方のためにおすすめしたいのが一括見積もりです。
私たち(顧客)と、引越し業者との間に入って、引越し業者を紹介してくれるシステムです。評判の悪い引越し業者はリストから外れていきますので、安心して依頼することができ、
あい見積りもとれるので、引越し料金を安く抑えられます。