はじめに
- 名前つくし、年齢 36歳、職業 サービス業
- 整理整頓 不得意だったが、引越しを機に得意になりつつある
- 断捨離について 新居に引っ越す際に大型家具家電を大量に断捨離
子どもがいる場合 夫婦二人暮らし(現在第一子を妊娠中)
引越しは、人生の大きな節目になると思います。
今までの生活を一新し、新しい生活をより快適に迎えるためにも、引越しを機に何となく増えてしまったものたちを見直したいですよね。
私は、引越しがきっかけで断捨離に目覚め、人生の価値観が大きく変わった一人です。この記事では、一番思い切りが必要な大型家具家電の断捨離方法をご紹介いたします。
大型家具家電の影響力
高かったから、まだ使えるからもったいない、捨てるのにもお金がかかる、などなど…大型家具家電を断捨離するハードルはとても高いですよね。
しかし、せっかく新居に運んだのに、何だかいまいちテイストに合わない、古くなった大型家具が全体の調和を乱している、なんてことになりませんか?
大型の家具は部屋全体を占める割合が大きい分、部屋への影響力も偉大です。運んでから後悔しないためにも、運ぶ前に手放すか否かを慎重に見極めることが大切です。
実際に手放した大型家具・家電
実際に手放した大型家具・家電
ソファ
3人掛けソファ
10年前にデザイン家具のお店で10万円ほどで購入
若かった私にとっては、背伸びをして買った思い入れのあるソファでした。新居では広いリビングに脚を伸ばせる大きなソファを入れたいと考えていました。2階のフリースペースに置くという案も出ましたが、テイストが合わないと思い断捨離しました。もちろん、後悔はしていません。
電子レンジ
購入して3年ほど。まだまだ使用できましたが、使わない機能が多くデザインがあまりオシャレではなかったので知人に譲りました。新居には家を建てた際に得た住宅エコポイントを使用してデロンギのレンジを入れました。購入費は0円。スタイリッシュでとても気に入っています。
リビングテーブル
以前の家ではソファの前に大きめのリビングテーブルを設置していました。
引越し先に持っていくか検討した際に、本当に必要なものなのか?と疑問に思い、思い切って手放してみることにしました。ソファの前に広いスペースができたお陰で掃除が楽になったり、テレビを見ながらヨガをしたり、飼い猫たちと遊んだりと、良いことばかりでした。
テレビボード
以前の家には大きなテレビボードがありました。引き出しの中には「取りあえず入れておこう」といった書類やガラクタがごちゃごちゃと入っているだけなことに気付き、思い切って断捨離しました。新居ではテレビは壁掛けにして、見た目もスッキリ!郵便物はその日のうちに中身を確認し処理するといった習慣が身につきました。
大型家具家電を手放すメリット
引越し代が安くなる
引越しの費用は荷物の量と運搬距離に比例します。そのため、大きな家具を手放すことは引越しの費用が安く済みます。高かったからという理由だけで安易に手放さないのでは、その家具にかかるコストをますます増やしてしまうのと一緒です。必要でないものには最低限のコストしかかけないようにするべきです。
部屋が広くなる
使用頻度は高くないのに、何となくあると良いだろうという理由で捨てられない家具や家電はありませんか?ものがぎゅうぎゅうに詰まった息苦しい部屋よりも開放的で心地よい空間づくりをしたいものですよね。大きな家具や家電をひとつ削るだけで随分とスッキリするものです。
掃除が楽になる
あなたは掃除が好きですか?私は嫌いです。ですが、掃除されていない汚れた部屋はもっと嫌いです。ごちゃごちゃともので溢れた部屋は掃除するときにものを除ける手間や、隙間を縫って掃除しなくてはいけないストレスがかかります。逆に、ものが少ない部屋だと掃除がとてもシンプルで簡単になります。
お金が入る
まだまだ使えるからと使用頻度の低い家具を残し、無駄に痛ませてしまうよりは、値がつくうちに手放してしまう方が断然お得です。家具や家電の買取業者に買い取ってもらえば一時的にお金が入りますし、そのお金を本当に必要な家具の購入費用にまわすことができれば、不要だったはずの家具も有効的に使えたと思えるようになるでしょう。
大型家具家電を手放すデメリット
処分方法を調べる手間がかかる
普段捨てている日用品のゴミと違って、大型のゴミはその処分方法がわからないという方も多いのではないでしょうか。粗大ゴミの処理方法はその地域によって異なります。場合によっては遠くの処分場まで持っていかなくてないけないなど、調べるにもひと苦労、処分するにもひと苦労、と手間がかかる分、捨てるのが億劫になってしまいがちです。
処分代がかかる
知人に譲ったり買取業者に売ったりする場合以外には大型ゴミの処分には費用がかかるものです。不要なものにわざわざお金をかけるなんて何だか損した気分!と思ってしまうものです。
心が痛む
まだ使えるもの、長年使用した愛着があるものを捨てるのは心が痛むものです。特に物のサイズが大きくなるとその傾向が強くなっていきます。
このように、捨てることに労力を要する大型家電家具。それでも思い切って捨ててみるとメリットの方が大きく感じられることがほとんどです。
それでは、私が実践した大型家具家電の断捨離方法についてご紹介していきましょう。
大型家具家電の断捨離方法
新居に何を持っていきたいか、を基準に考える
断捨離は、「何を捨てるか」を考えると思っていませんか?実はそうではありません。
引越しするなら新居に「何を持っていきたいか」、部屋を片付けたいなら「何を残したいか」を考え既存の家具を取捨選択していくことが断捨離です。新しい家、新しい生活にこの家具は必要か、もっと言うと、この製品でなければダメなのかを考えてみましょう。
理想の暮らしはどのようなものかを考える
きっと誰もが不要なもので溢れた汚い部屋には住みたくないものです。最近ではSNS発信をきっかけにていねいな暮らしが見直されています。理想のインフルエンサーたちはどのような部屋に住んでいるでしょうか。写真や動画で自分の好きだと思う理想の部屋を探し、それに近づけるためには何が不要なのかを照らし合わせてみると良いでしょう。
まずは行動してみる
大型ゴミの処分は時間がかかるから面倒だ…。私もそう思っていた一人でした。ですが、それは事実でしょうか。まずは実践あるのみです。私の場合は大型家具を廃棄物処理場へ持ち込みました。目的地までは車で10分もかかりませんでした。そして担当者の方も慣れた手つきで颯爽と車から荷物を下ろしてくれ、手続きはたったの5分ほど。家に戻ってくるまでに何と30分も要さなかったのです。今度やろう、いつかやろうと考えていた時間はいったい何だったのでしょう。それこそが本当の意味で無駄でした。
譲る
どうしても捨てられないものは譲りましょう。
特に新生活がスタートする3月や4月は需要が高まるものです。学生さんや新社会人などお金に余裕のない方にとっては多少痛んでいてもとても重宝されるものです。親しい人にそういった人がいないか探してみるのも良いでしょう。
持たない生活を経験してみる
本当に必要なものかどうかは、無くなったときによくわかります。自分でも必要なのかわからないものは一旦手放し、無い状態で生活をしてみましょう。無ければ無いなりの生活が送れることがほとんどです。それでスッキリするのも良いですし、どうしても欲しくなったら、それは本当に必要なものだったのでしょう。今度はとびっきりお気に入りの製品を購入し直せば良いだけです。
まとめ
大型家具家電の断捨離は、断捨離の中で最も労力を要する仕事です。その分効果が最も出やすく、達成感も大きいでしょう。「捨てる」ではなく「必要なものを残す」発想で理想の生活を手に入れましょう。