なぜ本の梱包は大変なのか?

一人暮らしの引越しで意外と大変なのが「本の梱包」。本は小さいのに非常に重く、かさばりやすく、気づかないうちに増えているものです。

「自分は本を読まないから大丈夫」と思っていても、雑誌・資料・マンガなどがいつの間にか増えてしまい、引越し当日に慌てて詰め込むケースも多く見られます。

梱包前の整理整頓のコツ

本の処分

不要な本はこのタイミングで処分するのが鉄則。引越し先で使わない本を運ぶのは手間と費用のムダです。

  • 雑誌・週刊誌・古いガイドブック → 最新情報を反映できないので処分
  • マンガ・趣味本 → 電子化や宅配買取で整理
  • 専門書・資料 → 今後使う可能性があるものだけ残す

売れる本はブックオフなどのリサイクルショップ宅配買取を活用。寄付できる場合は小学校や自治体の回収に出しましょう。

雑誌で「捨てたくないページだけある」という場合は切り抜くかスマホで撮影し、雑誌自体は処分するのがおすすめです。

本(書籍・雑誌)の梱包方法ステップ

本の梱包

1)小さめの段ボールを用意

大きな段ボールに詰めると重くなりすぎて運べなくなるため本の梱包は小さめの箱で分けるのが基本

引越し用の二重構造の丈夫な段ボールがベスト。ガムテープは布製が強度的におすすめです。

2)重い本は下、軽い本は上

重い本を下に詰め、軽い本や雑誌を上に置くとバランスが取りやすく運びやすくなります。

箱に詰めすぎず余裕を持たせ、持ち上げやすい重さ(10kg以内目安)で梱包してください。

3)緩衝材で隙間を埋める

段ボールの隙間はプチプチ・新聞紙・タオルなどで埋めて本が動かないように固定。

タオルや衣類を緩衝材代わりに使うと荷物量の節約にもなりますが、「タオル入り」とラベル記載を忘れずに。

古書やコレクションなど貴重な本は紙・布で包み傷を防止しましょう。

4)ラベルに「本」「運搬場所」を明記

箱を閉じると中身がわからなくなるため、引越し先で運び込む部屋(書斎・リビングなど)や内容(本・雑誌)を段ボールの外側に明記しておくと作業効率が上がります。

5)防水対策を忘れずに

梅雨や雨の日の引越しで本が濡れないようにビニール袋に入れてから段ボールへ詰めると安心です。

6)優先順位を分ける

引越し後すぐ使う本や資料は別の箱にし「すぐ使う」とラベルを貼っておくとスムーズに開封できます。

段ボール箱の選び方と確保方法

ダンボール箱の確保

書籍梱包に必須の段ボールは、コンビニ・スーパーでも無料で手に入りますが耐久性が不十分な場合もあります。

ディスカウントストアや通販で新品購入も可能ですが、数が多いとコストがかかるのがデメリット。

おすすめは引越し業者から無料でもらう方法です。

本の梱包が終わったら以下も準備しましょう。


📌 編集後記(投稿者より)

私自身、本が多くて引越し当日に苦労した経験があります。「また読むかも」と思って運んだ本の多くは結局読まず、後日処分しました。本の引越しは思い切って減らすことが大切です。この記事があなたの引越し準備の参考になればうれしいです。あなたはどの本を持って引越しますか?