物件探しをするときに、どうしてもネックになるのが家賃です。
これはいい!
と思う物件は、予算オーバーなんて経験をした方も多いはず。
ここでは、家賃を予算内で納めるコツについてまとめます。
予算を少なめに伝える
まず、不動産会社と話をするときには、予算よりも少なめに言っておきましょう。
たとえば、予算が7万円なら、
「家賃の予算は管理費込みで、6万5千円です」
といった具合に。
不動産屋さんも商売ですから、予算ギリギリか、ちょっとオーバーするくらいの物件を紹介してくることが多いです。
こちらとしては、そのオーバーする分を見越して、最初から割り引いた予算を伝えるとがコツです。
エリアを絞り過ぎない
引越し先を決めるとき、勤務先や入学した学校を起点にエリアを絞りこむと思いますが、最初から路線や駅を絞り込むのはやめましょう。
家賃の高い、安いは、ちょっとだけ路線や駅をずらすだけでもだいぶ替わってきます。
JRの駅より私鉄沿線の駅を選ぶ
一般的に中央線、山手線、東海道線などJR路線の駅は人気があり私鉄沿線の駅は若干休めの傾向があります。
ひとつの路線や駅にこだわらず、周辺の私鉄や地下鉄の駅も探して見ましょう。
外観は古くても(築年数が経っていても)リノベーションした物件を選ぶ
外観が綺麗でお洒落な物件は、誰もが憧れますが、部屋の中に入ってからは関係ありません。
古めの物件でも、リノベーションやリフォームをしていれば、部屋の中は新築に近い状態になっていることもあります。
マンションを購入するなら、建物時代の築年数も大事ですが、賃貸で数年住むだけなら、リノベーションして、内装が新築同然になっていれば十分ではないでしょうか。
時期をずらす
1年のうちで一番引越しが多いのが3月です。続いて、4月、9月、10月と続きます。
3月は卒業シーズンであり、田舎から上京する場合もあり、引越しは待ったなしの状態になります。9月、10月は会社では半期にあたり、転勤などで人事異動が発生する時期です。
これらの時期は、引越しをしなければならない時期でもあり、物件の家賃が下がり難い時期でもあります。
ここは割り切って、3月にどこか入居して、夏休み頃に気に入ったマンションなどに引越しをする方法もあります。
値段交渉をする
最終的には、不動産会社の方との値段交渉です。家賃の値段交渉には応じてくれない、と考えている方もいますが、意外と応じてくれる場合があります。
ただし、家賃とは大家さんにとっては毎月の収入になるため、そう簡単には下げくれない場合もありますが、不動産会社が決算前などで実績が欲しい場合には応じてくれる場合もあります。
家賃交渉が難しい場合には、障子や襖、壁紙など簡単なリフォームをリクエストする方法もあります。どちらにしても、まずは交渉することが大切です。
気に入った物件を見つけたのですが、家賃がちょっと高め。しかも紹介してくれた不動産屋さんはちょっと不親切な感じ。
一方、とても親切で、なんでも質問やリクエストに応じてくれる不動産屋さんがいたのですが、お気に入りの物件は紹介してくれませんでした。
新設な不動産屋さんにお気に入りの物件のことを正直に話しました。その際、最初に紹介してくれた不動産屋さんにも悪いと思ったので、「家賃をディスカウントしてくれたら、こちらで決めやすいのですが・・・」と言ったら、大家さんと交渉してくれて、家賃も安くしてくれました。
不動産情報は、その地域の不動産屋さんで共有している場合もあるので、新設で値段交渉に応じてくれそうな不動産屋さんで契約するのもありかと思いました。