搬入 [はんにゅう]
引越しの荷物を新居(引越し先)等に、運び入れること。
通常は引越し業者がやってくれる。
搬出 [はんしゅつ]
引越しの荷物を今まで住んでいた住宅や場所等から、運び出すこと。
通常は引越し業者がやってくれる。
縦持ち [たてもち]
地上から2階・3階へと荷物を上げ下げする運搬作業のこと。
横持ち [よこもち]
建物を出てからトラックまでの運搬作業のこと。
養生 [ようじょう]
荷物の運搬の際、建物、エレベーター、階段、壁などが傷つかないように保護すること。
特に、新築住宅や新築マンションの場合には、養生をしっかりとやってくれる業者に依頼しましょう。
引越し料金が安すぎる(値切りすぎの場合も含めて)場合には、養生が十分でないことも考えられるので、訪問見積もりの際にしっかりと確認しておくことが大事です。
余談ですが、引越しの見積もり時にあまりにも値切りすぎてしまうと、養生がいい加減になってしまう場合もあるかも知れませんので、値切りも程々にするのと、当日は、大切な部分がしっかりと養生されているか、念のために確認しておくほうが安心でしょう。
撤去[てっきょ]
引越し作業が終わった後に、建物内外の壁や床の養生資材を外して片付けること。
新築マンションの一斉引越しの場合には、一定期間養生がされたままで、撤去されない場合も多い。
ダンシート [だんしーと]
ダンボールを平らにして巻いてある物で、主に大きいものを包む事に用いる。
ハンガーボックス [はんがーぼっくす]
衣類が皺にならないよう、洋服を直接つるすことができる専用の大型ダンボール。
ジェケットやコートなどたたんで梱包すると、シワになってしまう衣類なの場合に便利。
ダンボールで使い捨てのものから、何度も使用できるエコなものまである。
段ボール製のハンガーボックスは、アマゾンや楽天市場、ディスカウントストアなどで購入できる場合もあります。引越し業者に依頼せず、自分で引越しをする場合、早い時期から引越し準備をする場合、単身赴任などの際に簡易的にクローゼットとして利用する場合などに活用すると良いでしょう。
梱包 [こんぽう]
荷物をダンボール・紙・エアーキャップ・キルティングマットなどで包み、荷造りをすること。
引越し料金を安くしたい場合には、梱包を自分でやる方法(エコノミーコースなどと呼ばれる)がある。
荷物の量にもよるが、梱包は予想以上に時間がかかることも多いので、2、3週間前から梱包作業を開始しておくのが懸命です。
引越し準備で一番大変なのが梱包! と言う方が多いです。引越しが決まったらできるだけ早めに梱包作業を始めると共に、不用品の処分も進めて、梱包する荷物を少なくすることが引越しの梱包作業を楽にするポイントです。
あと、梱包用のダンボールは引越し業者が無料で提供してくれる場合もありますが、枚数が制限されていることも多いので、引越し見積もりの時にはしっかりと確認しておきましょう。
前梱包[ぜんこんぽう]
引越し当日以前に予め梱包作業を行うこと。
荷物が多い場合には、必要になることも多い。
当梱包[とうこんぽう]
引越し当日に梱包作業を行うこと。
搬出作業は、梱包作業の後に行われる。
荷造り[にづくり]
比較的小さな家財を段ボール箱当等に詰め込む作業のこと。
ダンボール箱には、何が入っているか記載しておくと、引越し先でも開梱作業が効率化できる。
開梱 [かいこん]
梱包、荷造りした荷物をとくこと。
引越し費用を安くしたい場合には、開梱作業を引っ越し業者に頼まず、自分で依頼する方法がある。
この場合、午後便やフリー便を利用した場合には、作業が夜、または翌日までかかることがあるので、注意です。
開梱時に出た梱包用のダンボール等は引越し業者が引き取ってくれる場合もあるので、訪問見積もりなどのときに確認しておきましょう。
(地域によっては、ダンボール箱の処分が有料になるケースもあるので、引越し業者に引き取ってもらえるほうがメリットが大きいです)
緩衝材 [かんしょうざい]
ダンボールの中で荷物がぶつかり合うのを保護するための包装紙やエアーキャップ。
引越し業者によっては、無料で、ある程度の量を提供してくれる場合もあるので、訪問見積もりの際などに確認するといいでしょう。
食器類や機械物など振動に弱いものは、緩衝材を利用して、丁寧に梱包しましょう。
エアーシート[えあーしーと]
エアキャップ、エアクッションとも呼ばれるが、「プチプチ」と言ったほうが分かりやすいかも。
食器や精密機械など壊れやすいものを包む気泡緩衝材のこと。
引越しの時は、エアシートや緩衝材が大量に必要になりますが、引越し会社が提供してくれるエコ楽ボックスやを使ったり、タオルやTシャツなどを上手に活用して、壊れやすい食器類などを保護すると良いでしょう。
資材[しざい]
荷造りや梱包に必要な材料のこと。
ダンボール箱、ガムテープ、緩衝材などで、引越し業者から無料で提供される場合もあるが、この当たりは引越し業者に確認しましょう。
底抜け [そこぬけ]
中身が重過ぎたり、テープがしっかり止まっていなかったりしてダンボールの底が抜けること。
本や書籍などをダンボールに詰めすぎると、底抜けが起こりやすくなるので、注意です。
目安として、半分は書籍残りは軽いものを梱包すると良いでしょう。
転送[てんそう]
引越し先の建物以外の場所に、家財等の荷物を運搬すること。