引越し先で、スズメバチの被害に。。。

なんて事にならないように、

十分注意しましょう!

雨が少なく、猛暑が続くときは要注意です。

高温少雨のときは注意!

引越しのときはとても忙しく、しかも、慣れない土地での作業が多くなりますが、

時期によっては、スズメバチへの注意が必要です。

雨が少なく、記録的な猛暑のような気候だと

・女王蜂の生存率が高い
・スズメバチの巣がダメージを受けにくい
・餌が多く、見つけやすい(スズメバチは肉食系)
・巣の中の温度を冷やす必要あり
・暑いのでイライラしている
・涼しい場所に引越し(南西→北東)

春先から夏にかけて、女王蜂が活動を始めるのですが、例年は寒の戻りがあって、女王蜂の数が減っていくのですが、今年は寒の戻りがありませんでしたので、女王蜂の数は多いそうです。結果、スズメバチの数も多くなります。

しかも雨が少なかったため、屋外にあるスズメバチの巣がダメージを受けることなく、大きくなっていったとも言われています。

雨が少ないと餌となる昆虫が見つけやすく、働き蜂にとっては、働きやすい環境であったと言えます。

しかも、猛暑。連日30度以上の真夏日が続いていましたが、スズメバチは巣の中を32度にキープする必要があるようですが、温度が上がりすぎたときには、働き蜂が外に出て、水を運んできて冷やすそうです。

このように、スズメバチが外に出る動作が多くなると、必然的に人間に遭遇する可能性も高くなり、スズメバチの被害が多くなっている可能性もあります。

連日猛暑が続くと、人間もストレスが溜まってイライラしてしまいますが、スズメバチも同じです。ですから、夏の時期は特に注意が必要です。

そして、普段は南西に巣を作ることが多いのですが、今年はあまりに暑すぎて、涼しい北東に引越しをしたスズメバチもいたようです。その結果、予想外の場所にスズメバチが生息している可能性もあります。

その他にも、都会に緑が増えたり、なまごみを餌にできたりと、スズメバチにとって過ごしやすい環境になってしまったのも原因かも知れません。

引越しの時は、スズメバチに注意!

引越しの時は、スズメバチに特に注意です。

引越し元では、荷物の積み残しがない様に、家の隅々まで確認しますが、

このときに、スズメバチの巣を見つけるかも知れません。

引越し先では、少しの間でも空き家の状態が続くと、スズメバチが巣を作っている可能性も否定できません。

引越し業者のメニューの中に、スズメバチの巣があるか確認して、あったら駆除するというオプションがあったら、とりあえず見積もっておきたいところです。しかしながら、なかなかそんなオプションはないので、その地域のスズメバチ駆除の専門業者に依頼(場合によっては見積もりも)しましょう。

スズメバチの巣は、木の皮などを運んで唾液で固めるため、基本的にどこでも作ることができます。

軒下や屋根裏はもちろん、窓ガラス、換気扇、下駄箱の中、車のタイヤの部分などちょっとしたスペースがあれば十分です。

また、洗濯物を取り込むときに、バスタオルなどの裏や、カーテンを開けたときなどに、スズメバチに遭遇してしまう可能性もあります。

オオスズメバチ、キイロスズメバチ、コガタスズメバチ、クロスズメバチなど、スズメバチにも種類がありますが、

もしスズメバチに遭遇してしまったら、手で払ったりせず、刺激しないように、そっとその場を離れましょう。
もし、自分の周りを飛んでいたら、しゃがんで身を低くし、動かないほうが良いです。

スズメバチ対策は

・黒い服、濃い色の服は着ない
・大きい動作をしない
・香水はつけない(整髪料等も注意)

です。スズメバチは白黒でしか見えていませんが、黒など濃い色の服は着ないほうが良いです。

スズメバチの巣を発見したら、刺激しないようにして、市役所や専門業者などに相談してみましょう。

ちなみにスズメバチは10月いっぱいは注意が必要です。11月頃になって、気温が20度以下になるまで活動を続けるそうなので、まだまだ注意が必要ですね。

引越し見積もりなど、引越し準備で忙しい方もいるかも知れませんが、スズメバチのことも頭の片隅に入れておきましょう。