入社式
今日は4月1日。入社式です。
3月に学生を卒業した方は、ついに新社会人としての人生が始まるわけです。
私は、ウン十年前に入社式を迎えました。
一応、一部上場の企業だったので、新入社員の数も100人以上いました。みんな新品のスーツを着て、ちょっと慣れていないネクタイの結び方でした。
確か、入社式は会社で行われたので、会社に初出社です。
社長のお話をはじめ、役員の方々など先輩の方々の話を聞きました。
その後は、会社の中を見学したりしながら、新入社員の研修が始まりました。
今では、新入社員研修をがっつりやる会社はそんなに多くないと思いますが、当時は新卒の研修をしっかりやるのが主流でした。
自己紹介をして、ディベートやプレゼンテーションの練習。電話応対や名刺の渡し方、お客さんとの接し方など社会人としてのマナーや習慣などを学んでいったと思います。
学生時代は遅刻の常習犯も、就職してからは遅刻をするわけにはいきません。フレックスタイム制を導入している会社も多いですが、新入社員研修の間は少なくとも使うわけにはいかないですからね。
研修期間
会社にいる間は、研修をして、夜はみんなで飲みに行く。研修期間はこんな感じでした。
しかも私は会社の寮に入っていたので、寮でも同僚と飲んでいました。
当時は学生時代の延長のような気がしましたが、今になって思うことは同期のつながりはとても大切です。
新入社員は研修が終わると、それぞれ別の職場に配属されます。最初のうちは先輩の見習いといった感じですが、徐々に仕事を任されて、5年、10年と働くうちに、責任ある仕事や管理職、リーダー的な仕事をするようになってきます。
そんなときに、他の部署と協力したり、助けを求めたり、気軽のできるのが同期のつながりです。今の時代はとても競争が厳しく、自分の部署だけで商品開発や営業をするだけでは生き残っていけません。
新入社員の時は、出身大学や大学院、配属先などが気になるかも知れませんが、10年経ってしまえばそんなことは関係ありません。今、自分が出来ることを一生懸命やって、将来の日本を支える存在になってくださいね!
社員寮
最後に、ちょっと引越しネタを入れておきます。
私が入ったのは会社の寮です。お風呂、炊事場、トイレなど全て共有で、自分のスペースは部屋(8畳くらい)だけでした。
部屋の中には、ベッド(下に収納つき)、クローゼット、デスク、本棚、エアコンがついていました。決して新しいものではなかったのですが、初めてひとり暮らしをする私にとってはとても助かりました。
荷物は、宅急便のような業者が引き取りに着てくれました。着替えや本など最低限の荷物だけを送りました。
食事は賄いがあったので、それを食べてもOKだったのですが、あまりにも味が美味しくなかったので、外で食べることも多かったです。
電話はついていましたが、契約が特殊で、毎月3000円くらいの手数料を払っていました。
車は試用期間は乗ってはいけないということで、自宅付近の今まで借りていた駐車場に停めたまま。領内の駐車場は満車だったので、飽きがでるまで待つことにしました。
私の場合、初めてのひとり暮らしが会社の寮だったこともあって、毛が生えたくらいの荷物を持っていけば大丈夫でしたが、マンションやアパートを借りてひとり暮らしを始める方は、今からでもしっかりと準備をしておきましょうね。