先日、交通事故に会いました。渋滞中の追突追突です。
相手は4トントラックで、産業廃棄物処理の車でした。

ちなみに、国土交通省のホームページでは、交通事故にあった時にどうすれば良いか?
以下のように記載されています。

  1. 警察に届ける
  2. 相手を確認
  3. 目撃者を確保
  4. 自分でも記録
  5. 医師の診断

今回の記事では、上記の内容も踏まえ、

実際にどこまでできたのか?
できなかったのか?
困ったことはなかったか?

について、
私の体験をもとにシェアします。

いざと言うときに困らないように、私の経験を活かして頂ければ幸いです。

交通事故の概要


日時:平日の昼ごろ
場所:主要道路
状況:渋滞中に後部から4トントラックが追突
車の状況:ミニバンの後部が大破
     後部ガラスが粉々、後部ドア要交換、フレーム曲がり
     修理代60万円以上
加害者、被害者ともに運転者のみ乗車中の事故

交通事故の初期対応でやるべきこと/やってはいけないこと

ここで、交通事故の初期対応でやるべきことをまとめます。

交通事故の初期対応でやるべきこと/span>
  • けが人を救出・救護する
  •  ※必要なら、救急車を呼ぶ
     ※同乗者や周りの歩行者にもけが人がいないか、確認する

  • 警察に連絡する
  •  ・一番最初に連絡する
     特に、自分が加害者になってしまった場合には、この対応が最優先事項。
     池袋の自動車事故では、加害者が警察に連絡する前に、自分の息子に連絡をしてSNSの削除を依頼したという話もあり、避難を受けていたと思います。

  • 事故者を安全な場所に移動する
  •  ・交通の妨げにならないように

  • 目撃者を確保する
  •  ・当事者だけでなく、目撃者の証言は大事
     ・ドライブレコーダーの映像も確認しておく

  • 相手の情報を確認する
  •  ・警察は民事不介入。連絡先等の交換は当事者どうしで行う必要がある
     ・車のナンバー、名前、住所、連絡先、職場の連絡先
     ・自賠責保険加入の確認、任意保険会社の確認

  • 事故現場を記録する(写真や動画を撮る)
  •   ・相手のナンバー、車、運転手は必須!
     ・事故が起きた時間と場所。車や人などの位置関係やタイミングなど
     ・スマホ等で、事故現場の写真を撮る
     ・動画を撮りながら、事故現場をくまなく記録に残す

  • 仕事先など、直近のアポがある場合には、そちらに連絡
  •  ・仕事先、取引先など、車で向かう用事(アポ)がある場合には、事故の件を報告する

  • 医師の診断を受ける
  •  ・自分では大丈夫と思っていても、後から痛くなるケースも多い。
     ・当日中に病院に行って、体に異常がないか検査をしてもらう
     ・医師の診断書を事故対応をした警察署に提出(郵送)する

  • 自分の保険会社に連絡
  •  ・事故報告と必要なサポートを受ける
     ・自分の味方になってくれて、サポートしてくれる専門家
     ・ちょっとでも気になったことは何でも聞く
     

  • レッカー車の手配
  •  ・保険会社のレッカーサービスがあるか、
     ・なければ、JAF等に連絡
     ・レッカー費用も確認
     

  • 修理工場への連絡
  •  ・いつも整備をしてもらている工場など、修理を希望する工場があれば連絡する
      ※事故の状況にもよるが、ディーラーなど大きい工場の方が無難

  • 事故車を修理工場に届ける
  •  ・レッカー車等を使って、事故者を修理工場に届ける
     ・事故車を現場に放置するのではなく、早めに移動する
     ・車内の貴重品管理に注意

  • 携行品の確認する
  •  ・携行品・身のまわり品にも損害がないか確認する

  • 職場や家族などに連絡
  •  ・職場や家族など、身近な知人友人にも連絡して、サポートを受けられるようにしておく

病院での診断や、携行品の確認など、後回しにしてしまいそうになりますが、
事故との因果関係を明確にするためにも、当日中に診断や確認を行っておきましょう。

反対に初期対応でやってはいけないことは、以下のとおりです。

交通事故の初期対応でやってはいけないこと
  • 急いで事故現場を立ち去る
  •   ・軽微な事故だから、いま急いでいるから・・・といった理由で、すぐに現場を立ち去ろうとしない
      ・連絡先だけ聞いて、あとで処理をしようとすると、トラブルの原因にも

  • 即決示談に応じる
  •   ・素人が現場で即決するのは、大変危険です。
      ・落ち着いて判断できる状況になってから、しっかり確認した上で示談交渉等は検討します
     

  • 度を過ぎた謝罪
  •  ・事故を起こしてしまったこと、怪我をさせてしまったことなどの謝罪は必要ですが、
       過度な謝罪は、後々に相手から過剰請求される可能性もあります。

  • 自分に不利な情報を隠さない

時系列に確認

当日の流れを時系列で整理すると、以下のような感じです。

  1. 追突事故
  2.    ↓

  3. 車を降りて、何が起こったか確認
  4.    ↓

  5. 警察に連絡
  6.    ↓

  7. 警察を待つ間に、車を端に停車
  8.    ↓

  9. 仕事先に連絡
  10.    ↓

  11. 先方の会社の上司が到着
  12.   (法人(産業廃棄物の運搬会社)の仕事中の事故だったので)
       ↓

  13. 警察到着。現場検証
  14.    ↓

  15. 連絡先の交換
  16.    ↓

  17. 自分の保険会社に連絡
  18.    ↓

  19. 修理工場に連絡
  20.    ↓

  21. レッカー手配
  22.    ↓

  23. 車を修理工場に届ける
  24.    ↓

  25. 病院に行く
  26.    ↓

  27. 診断書を警察署に郵送
  28.    ↓

  29. 家に帰って、家族に報告
  30.    ↓

  31. 改めて、仕事先に連絡

それでは、私の場合、実際にはどうだったか詳細を書いていきます。

追突事故

後部からいきなりトラックが突っ込んできました。
本当に驚きました。

病院で診察を受けていた時、事故があった時、どんな姿勢でいたのか?
どんな体勢だったのか?など聞かれましたが、
全く、覚えていません。

突然のことで、ただ驚きとしか言えません。

リアガラスは粉々になって、後部席にはガラスが散乱しています。
ミニバンだったので、後ろの荷物はぐちゃぐちゃです。

車を降りて、何が起こったか確認

ようやく事故が起きたことを理解でき、車を降ります。
私の後ろには4トンの大きなトラックが止まっていました。
道路にもガラスが散乱しています。

警察に連絡

先方は車の中で電話をしている様子。
警察に電話をしているかと思って、確認をしたら、どこか別のところに電話をしていた様子。

すぐに警察に電話をしました。

110番をすると、最寄の警察ではなく、警察センターのようなところにつながるようです。

事故が起きた場所について、尋ねられます。

住所は分からなかったのですが、道路と信号機の標識は分かったので、それを報告しました。
すると、管轄の警察につないでくれます。

警察を待つ間に、車を端に停車

事故のことで頭がいっぱいになっていましたが、気が付けば道路も渋滞してしまっている。
自動車を端っこに寄せて、、できるだけ邪魔にならないようにしました。

仕事先に連絡

この日、私は仕事のアポがあって、現場に向かう途中でした。
カメラマンの仕事をしていて、撮影に向かう途中でしたが、すぐに応援を求めて、代わりのカメラマンに対応してもらうようにお願いしました。

先方の会社の上司が到着

先方は4トントラック。
法人(産業廃棄物の運搬会社)の仕事中の事故だったようで、職場の上司らしき人が駆けつけました。

警察到着。現場検証

しばらくすると、警察官が駆けつけてくれます。
(おそらくは、一番早く到着できる警察官の方)

その後、交通事故を現場検証等と行ってくれる警察官の方が来て、
事故調書の作成が始まります。

私(被害者)の意見と加害者(相手)の意見が食い違っていたので、
ドライブレコーダーで確認をしてもらいました。

先方は私の急ブレーキを指摘していましたが、渋滞中の減速や停止である旨、
ドライブレコーダーから明らかに。

事故調書の作成は、「私の過失はなし」となり、
過失割合は、0(私):100(相手)となりました。

ドライブレコーダーがあって、本当に良かったと思いました。

連絡先の交換

現場検証が一段落したら、相手の方、といっても相手の方は冷静ではなかったので、
上司の方らしき人を連絡先を交換しました。

この時、保険会社や自賠責の確認を忘れてしまいました。
後に、私の保険会社が確認してくれましたが、現場で確認しておいた方が良かったと思います。

相手の名前は確認しましたが、連絡先は職場のみでした。
相手の方の連絡先も確認しておくべきだったと思いました。

自分の保険会社に連絡

順番は前後しますが、事情聴取の待ち時間等で、保険会社に連絡をしました。

事故状況、対応してくれた警察署、相手の方の連絡先などを伝えます。

修理工場に連絡

私の場合、自宅からそんなに離れていない場所での事故でしたので、車検等、いつも整備をお願いしている修理工場に連絡しました。個人経営なので、レッカー車などはなかったです。

レッカー手配

現場検証が終わって、車を修理工場に届けるため、JAFにレッカー車の手配を依頼しました。
(私の保険では、ロードアシスタンスはカバーされていませんでしたので、別途レッカー車を手配することにしました)

電話がなかなかつながらず、5分くらい待った頃に、ようやくつながりました。

現場の住所と修理工場を伝えて、レッカー手配が可能か確認すると、
距離的には無料の範囲だが、レッカー車が来るまでに90分以上かかるとのこと。

この時点で、警察官も相手の方(加害者)も引き上げてしまい、
現場に残ったのは、被害者の私一人だけ。

本当に心細かった。
このまま1時間半も、ここで待つのかな。

と思い、再び修理工場に連絡した。

車の状況を伝え、故障個所をブルーシートとガムテープで念入りに補強して、
ゆっくりと修理工場に向かった。

幸い、10kmもなかった。

車を止めていた近所の駐車場から、道路に出るとき、
道を譲ってくれたのは、事故を起こしたトラックと同じ会社で
なんか複雑な気分だった。

車を修理工場に届ける

なんとか、無事に修理工場にたどり着いた。
状況を説明した。

まずは、保険会社の対応となるため、車を置かせてもらった。

カメラなど撮影機材を車から出して、自宅に運んだ。

病院に行く

警察官の方には、当日中に病院に行くように言われた。
できれば大病院の方がいいとのことだったので、地域で一番の病院に行った。

午後の時間帯で、診療も終了していたので、事情を話して救急科に行った。

事故があった旨を説明した。

ただ、整形外科の先生が不在なため、近所の整形外科を紹介され、そこに行った。

病院で、レントゲンを撮り、診察を受けた。

診断書の病名は、左肩鎖関節捻挫、頸椎捻挫、腰椎捻挫。頭部外傷だった。

左肩鎖関節捻挫は、肩の骨の軟骨が伸びて、靭帯をのばしたような状態になっているとのこと。
腫れがひくまで、しばらくの間は安静にするように言われ、

頸椎用サポーター(首サポーター)と腰のコルセット
痛みどめの薬(ロキソニン、チザニジン、ソロン)と湿布を頂いて帰った。

当日痛かったところは、首、腰、肩、頭だった。
頭については整形外科の専門外とのことで、後日脳神経外科に行くことにした。

診断書を警察署に郵送

作成してもらった診断書を警察署に郵送した。

家に帰って、家族に報告

家に帰って、家族に報告した。
首と腰をサポーターで固めていたので、とても驚かれた。
当日学校で、友達の親御さんに不幸があったらしく、子どもは大きなショックを受けていた。

改めて、仕事先に連絡

改めて、仕事先(取引先)に連絡した。
本日の事故状況を説明し、しばらくは撮影業務ができない旨、連絡した。

当日中にすべきこと

上記のように事故当日はとても忙しいのだけれど、
これだけは、必ず行いたい。

必ず病院に行って医師の診断書をもらう

後日だと、事故との因果性を疑われてしまう可能性もあるので。

その時、痛くなくても、事故状況を説明して、最低限レントゲンは撮ってもらった方がいいと思う。

車の修理工場

事故当日に車の修理工場まで頭が回る人はどのくらいいるだろうか?
恐らくは、保険会社のアドバイスに従って、指定工場を紹介されるだろう。

ただ、今回のような事故の場合は、ホンダのディーラーのようにできるだけ大きな修理工場に持って行くのが良いと思う。

私の場合、いつも車の整備をお願いしている個人経営の工場があって、こちらにお願いしたが、
ここでは、フレーム修正など大掛かりな修理を行うことはできなかった。

私たちのような素人が事故車を見て、どのような修理が必要か判断するのは不可能であろうから
どのようなケースでも対応可能な、できるだけ大きな修理工場に依頼するのが重要だと思った。

あと、修理の仕上がりに納得できない場合に、いつもお世話になっている修理工場だと人間関係を壊してしまう可能性がある。

人間関係のない工場に持って行けば、不具合箇所についても正当な要求がしやすくなると思った。

仕事先への連絡も忘れずに

私はカメラマンで、当日は撮影の予定もったため、事故直後に先方に連絡した。
幸いなことに、代わりを手配してくれたが、迷惑をかけてしまったことのお詫びをした。

今回は、撮影業務のみ請けた仕事だったので、他のカメラマンを手配してくれた。

しかし、フリーランスで受けて、私しか撮影ができない案件だった場合を考えると、
事故のリスクの大きさを痛感した。

被害者でもやることはある

事故の被害者となると、警察官や周りの人がやってくれそうに思っていたが、
実際は、自分でやることが多かった。

肉体的にも、精神的にもダメージを受けている中で、なかなか辛いものがあるが、
保険会社等のサポートを受けられるものは、できるだけお願いして、治療に専念できる環境を作ろうと思った。

実際に困ったこと

救急車を呼んだら、車はどうなる?

事故直後、「怪我はありませんか?」と聞かれたが、
外傷は確認できなかったので、あとで病院に行きますと伝えた。

物損事故ではなく、人身事故として処理するためにも、
当日中に病院に行くことは大切。

また、事故直後は興奮状態となっていて、痛みを感じにくくなっているため、
自分では大丈夫と思っていても、病院で見てもらった方がいい。

これは色々な方から頂いたアドバイス。

事故発生の時間にもよるが、病院が空いている時間に行けない場合には、
救急車を呼んで、検査してもらう方が安心とも言われた。

「救急車を呼びますか?」
と言われたが、

「もし私が、救急車で行ったら、車はどうなるのですか?」

と警察に聞いたら

「・・・」

といった感じで回答は得られなかった。
事故責任で、何とかしなければいけない様子だった。

つまり、救急車を呼ぶためには、レッカー車で車を運んでもらい
貴重品を誰かに預かってもらう必要があるのだ。

私の場合、カメラマンということもあり、カメラや撮影機材が積んであった。
これらは私の命とも言える大事なもの。

これらを放置するわけにはいかず、救急車は断念しました。

これがもし、一刻を争うような大きな怪我だったらどうなるのだろうか。
事故のリスクの大きさを再度認識した。
(カメラ機材も大切だが、中のデータも重要)

レッカー車はすぐに来ない!?

私の勝手なイメージだと、電話をしたらレッカー車はすぐに駆けつけてくれるものだと思っていた。

ところが、実際には、JAFに電話で連絡をするにも10分以上
レッカー車が到着するまでには、90分以上かかるとのこと。

この間に現場検証も終わり、警察の方も相手の方も引き上げた。

被害者である私一人が取り残されて、90分待ち。
しかも、車の後部ガラスは全損。車をロックできない状況なので、車を離れられない。

この時は本当に辛かった。

再度、自動車工場に連絡してアドバイスをもらった。
車に積んであったブルーシートと、隣のコンビニで購入したガムテープを使って、
故障個所を応急処置した。

そして、修理工場まで移動。

引越し中だとすると

今回の交通事故は引越し中ではなかったが、もし引越しの最中だったら、もっと大変だったと思った。

相手、自分及び、引越しを手伝ってくれる友人知人に怪我がないか
引越し荷物をどうするか?
 荷物をピストン輸送する場合には、さらに深刻→引越し元に残っている荷物も何とかしないといけない
引越し先への連絡をどうするか?
 鍵の受け取り
 ガスの開栓 
など

引越しそのもの中止にせざるを得ない状況になってしまうかも知れない。

マイカーやレンタカーを使って引越しをされる方は、安全運転に注意をして、
もらい事故の可能性がありそうな怪しい車とはかかわらないのがいいと思います。