2019年10月末に交通事故にあいました。4トントラックが追突してきて、私の車(ミニバン)の後部はめちゃくちゃになり、修理費用は60万円を超えました。
詳細は、以下をご覧ください。
交通事故の初期対応で困らないために

今回は交通事故による むちうち症(むち打ち症、鞭打ち症)について、私の経験談を元に紹介します。

ちなみに、日本整形外科学会では、以下のようじ記載されています。

いわゆる“むち打ち症”は、追突や衝突などの交通事故によってヘッドレストが整備されていない時代に首がむちのようにしなったために起こった頚部外傷の局所症状の総称です。
(中略)
外傷性頚部症候群(頚椎捻挫・頚部挫傷)、神経根症(頚椎椎間板ヘルニア・頚椎症性神経根症)、脊髄損傷など医師の専門的診断を受けることが必要です。  したがって、交通事故後にいわゆる“むち打ち症”が疑われる場合は神経学的所見を含む診察所見および病状によってレントゲン撮影やMRIなどの精査が可能であることから、整形外科医の診察を受けることをお勧めします。

事故当日に病院(整形外科)に行く

事故当日は、とても忙しいです。車の状態を確認したり、警察や保険会社に連絡したり、修理工場やレッカー車を手配したり・・・ちょっとした興奮状態です。
「お怪我はありませんか?」
と聞かれても、血が出ているなど外傷がないと、大丈夫です。と言ってしまいそうでが、

ちょっと待ってください!

自分では大丈夫と思っても、必ず病院に行きましょう。

私の場合、地域で一番大きな病院の救急災害医療センターに行きました。
ただ、救急科の先生のみで、整形外科のドクターはいらっしゃらないとのことで、家の近くの整形外科に行きました。

警察の方に言われたのは、必ず、当日中に病院に行ってください。
そうしないと、事故との因果関係の証明が難しくなってしまう場合があるので。

自分的には大丈夫!と思っても、念のため、病院に行く。

なぜ整形外科?

近くに整骨院(接骨院)があるから、そちらでも大丈夫ですか?

結論から言うと、NGです。

まずは、病院に行きましょう。
病院(この場合は整形外科)では、医師免許を持つ医師が検査や投薬等の治療を行ってくれます。

そして、物損事故ではなく、人身事故であるエビデンス(証拠、証明)として、医師の診断書が必要になります。

私の場合、当日中に整形外科に行って、CR(レントゲン)を撮ってもらい、診断書をもらいました。

診断書は、そのまま事故の現場検証を行ってくれた警察署に郵送しました。

診断後の治療やリハビリ等は、整骨院や接骨院に行くことがありますが、この場合も医師に治療に必要だと判断されることが大事です。

渋滞中、停車中は要注意!

走行中であれば、シートのヘッドレストに頭をくっつけて運転している人も多いでしょう。

しかし、渋滞中や停車中も、常に、車のシートやヘッドレストに密着させていたら、疲れてしまいますよね。
飲み物をとったり、助手席の方をおしゃべりをすることもあります。

渋滞のノロノロ運転中だから、停車中の追突だから、と言って油断しない方がいいです。

多分大丈夫、と思っても、念のためでいいので、病院にいきましょう。

保険会社への連絡も大事

整形外科に行ったら、交通事故にあったことを伝えます。
先方の保険会社名も伝えます。

あとは、先方の保険会社に連絡して、「○○整形外科」に行きます。連絡先は××です。といった感じで連絡をします。
処方箋に対応してくれる薬局名も連絡しておきます。

私の場合、保険会社が整形外科と薬局に連絡をしてくれたので、治療費を立て替える必要はありませんでした。

交通事故の治療の場合、健康保険や国民健康保険ではなく、基本的には自費となるので、注意が必要です。

整形外科でやってもらうこと

整形外科の診察では、交通事故にあったことを伝えます。
可能なら、写真等を使って、事故の規模も分かるようにしたほうがいいと思います。

あとは、痛い箇所、何か違和感がある部分も合わせて伝えます。

私の場合、首、腰、肩、頭が痛かったので、伝えました。
まずは、レントゲンで、首、腰、肩のレントゲンを撮りました。

診断名は、左肩鎖関節捻挫(さけんさかんせつねんざ)、頸椎捻挫、腰椎捻挫、頭部外傷です。

ここでは、頸椎捻挫、腰椎捻挫がむちうちにあたります。
左肩鎖関節捻挫は状況によって、左肩鎖関節脱臼とも言われるそうです。
簡単い言うと、肩の部分の靭帯が伸びたような感じだそうです。

首と腰のサポーター(コルセット)と薬を頂きました。
薬は、ロキソニン錠、チザニジン錠、ソロン錠でした。

左肩鎖関節捻挫もあって、肩の部分が腫れているので、当分は絶対安静
入浴も控えた方がいいと言われました。

頭痛は脳神経外科に

事故当日、頭痛の症状がありましたが、これについては整形外科では専門外ということで、
脳神経外科に行って、MRIを撮ってもらいました。

CTではなく、MRIだそうです。

理由を聞いたら、MRIの方が、より詳細な情報が撮れるから、とのこと。
だだし、MRIの検査は15分ほど要して、この間動いてはいけません。

私の場合、頭部だったので、頭を固定して、瞬きを避けるため、ずっと目をつぶっていました。

MRIは、工事現場のようなものすごく大きな音がして、しかも、検査装置という狭い空間に閉じ込められてしまうので、閉所恐怖症の方は医師に相談しましょう。
ヘッドホンを渡されて、これを付けると音楽が流れていて、MRIの音があまり気にならなくなるようにしていました。
ヘッドホンの音量がかなり大きかったので、小さくしてもらったのですが、そうするとMRIの検査音がかなり聞こえました。

CTでは鮮明な画像が撮れる反面、被ばくの心配がありますが、MRIではその心配はないですからね。
ちなみにMRIはTOSHIBA製でした。余談ですが、日本企業、頑張ってほしいですね。

後日に痺れが出た

医師に言われたとおり、首と腰をガードするために、サポーターをつけていたのですが、
2日後に、手の痺れを感じ、3日後に再度、整形外科に行きました。

その結果、頸椎(首)と腰椎(腰)のMRIを撮ることになりました。

MRI検査装置は、私が通っている整形外科にはないので、病院から紹介された外部の検査機関に行きました。
一日に一部位しか検査できないとのことで、2日連続でMRI検査です。

検査が終わったら、30分ほど待って、検査データのDVDを頂いて、帰りました。

次の診察に、MRI検査データが入ったDVDを持って行って、先生に見て頂きました。

ここで、検査結果がでるまで、1週間くらいかかるとのことで、待ち時間がありました。

仕事もキャンセルになって、病院にも行けない

この時期は、肉体的にも精神的にもかなりきつかったです。

通院しやすい整形外科を選ぶ

整形外科の選び方ですが、腕の良さとか評判も大切ですが、
私が選んだポイントはこちらです。

  • 家から近くて、通いやすい
  • リハビリ施設がある
  • 家族や友人の実績がる

ここで、一番大切にしたのが、家から近くて通いやすいことです。
家、もしくは職場からの近くを選んで、できるだけ通える環境を整えましょう。

電車やバスでの通院もいいですが、できれば徒歩で通える方がラクでいいです。
公共機関の交通費は、後で清算できますが、自分が立て替える必要がありますので。

リハビリ施設があることも大切です。
整形外科の先生は、1、2週間に一度、診察をして状況を確認して、薬を処方してくれますが、
実際の治療は、リハビリや運動療法になり、これが必要だと医師に判断してもらうことが大切です。

リハビリ施設のある整形外科なら、そのままスムーズにリハビリに入れます。

リハビリ施設のある整形外科

私の場合、リハビリを開始できたのは、左肩鎖関節捻挫の腫れが引いてきた12日後でした。

私が行っているリハビリは、干渉波とマイクロ派による物理療法と
理学療法士による運動療法です。

干渉派は、痛い部分(私の場合は、肩と腰)の周りにパッドを付けて、電気をながします。電気マッサージ器や筋肉のEMSトレーニングマシンのような感覚があります。
痛い部分の囲むようにつけてもらうのがポイントだそうです。
強すぎないように、心地よいくらいで調整してもらいます。
私の場合、肩も腰もかなり痛かったのっで、干渉派の治療はとてもありがたかったです。

マイクロ波は、赤外線のような光を当てます。
筋緊張の緩和(リラクゼーション)、疼痛の軽減、循環の改善の効果があるそうです。
3~5cmの深さまでの皮膚、死亡、筋肉の温熱治療に適しているとのこと。
こちらは、洋服の上からでも大丈夫ですが、湿布があると低温やけどの可能性あるため、外す必要があります。
あたたかいなあ、と感じるくらいで、自分で距離を微調整するのがポイントだそうです。
温泉に入っているような感覚で、筋肉が緩んでいくような感じがします。

運動療法は理学療法士の先生が行ってくれます。
お医者さんに相談し忘れたことなど、こちらで相談すると、可能な範囲で教えてくれます。
あとは、日常生活で、動かした方がいい部分や、動かさない方がいい部分と、それにあった運動(自宅でできるもの)も、教えてくれました。
神経の痛みが出ると、筋肉に懲りが出てしまうので、こちらもマッサージしてくれて、気持ちよかったです。

できるだけ通院する

リハビリが始まったら、できるだけ毎日通いましょう。

私が通っていたところでは、運動療法は予約が必要ですが、干渉派とマイクロ波は予約なしで受けられます。
病院があいている日は、可能な限り毎日通うようにしています。

慰謝料を計算する際に、実治療日数(通院数)が大切になる、

というのもあるのですが、

「痛い!」

というのが一番の理由です。

リハビリに通うと、体が軽くなって、目も良く見えるような気がします。

私の通っている病院では、昼間の時間はお年寄りが多く、病院が混雑しているため、
夕方の終了直前が比較的空いているようです。

混んでいる時間帯、空いている時間帯は、病院の立地や条件等によっても異なってくると思いますので、受付の方などに聞いてみましょう。

慰謝料について

慰謝料については以下等がありますが、今回は軽く触れておく程度にとどめます。

治療関係費
休業損害
逸失利益
入通院慰謝料
後遺障害慰謝料

保険会社の提示に納得がいかない場合には、弁護士の先生に依頼する方法もあります。

お金のことも大事ですが、自分の体はもっと大切です。

仕事や事故の処理等で忙しくなることもありますが、できる限り通院して、治療に専念しましょう。