現地の言葉は、ペラペラに話せますか?
海外引越しは、日本と勝手が違うことばかりですが、やはり最も困るのは「言葉」の問題ではないでしょうか。
その問題を考慮して、大手の引越し会社では、現地スタッフとして日本人、もしくは日本語を話せるスタッフを用意しています。
でも、海外引越しにおいては、この「現地での日本語OKなスタッフ」の人件費が意外と高額。
日本語なんてマイナー技能を身に付けたスタッフ、きっと探すの難しいですもんね…。
日本人であればそもそもの人件費がお高いですし。
ですから、もしも現地語をある程度理解できれば、現地での日本語スタッフ分の人件費を節約できる可能性があるのです。
もちろん、ある程度の意志疎通”以上”の語学力がなければトラブルの原因となってしまいますが、一度引っ越し業者にかけあってみる価値は十分にあります。
英語が話せると
また、現地語はできないけど英語ならできる!という場合も節約ポイント。
引越し先が英語圏でない場合でも、英語ができる現地スタッフは多いので、その点も、引越し業者をとおして調整できる可能性が大です。
海外への引越しは、ただでさえかなりお金がかかりますから、節約できるところは、どんどん節約したいもの。
ただし、現地の方の英語は、アメリカ人やイギリス人の英会話教室の先生の発音やイントネーションとは、似ても似つかぬ、現地にカスタマイズされた英語である場合が多いです。ネイティブでない限り、これは仕方がないことなので、お互い様といった感じで、歩み寄っていきましょう。
でも、海外ではあんまりケチりすぎるとサービスが露骨に悪くなったりしますので、現地スタッフのチップ代くらいは気前よく払うことをオススメします。念のため、見積もりや値段交渉をして、本当に必要な会議や打ち合わせのときのみ通訳を依頼して、それ以外は自分たちのコミュニケーション力で対応するのもいいでしょう。
日本を出て、海外で生活していくためには、早かれ遅かれその国の言葉を話して、その国の人たちとスムーズなコミュニケーションをとれる必要があることを認識しておきましょう。